自分がハイティーンの頃、Twitterが無くて良かった
そう思っていたら期せずして他にも同じことを言ってる人が複数いたのでそうだよなーと思った次第。
まぁ僕の子供の頃は大概いつも痛かったのだけど、特に高校生の頃だと「社会に対する不満」なんかもあったので、そこでTwitterなんかあったら酷かっただろうなぁと言う。わざわざ「社会に対する不満」と括弧でくくった理由は、まぁ要するに、テレビで見聞きしたことと上手くいかない自分の状況というとっても狭くて自分勝手な理屈で不満を言っているからで、それを解決するためにどうしたら良いのかとか、どうしてそうなっているのか、変えてそれ以上に悪影響が出てしまうことは無いのかそういうことを考えていないから。無駄に情熱はあるもんだからそういうのを熱く語るんだけど、まぁなんというか、本当の社会の中でそんなことやっても痛いのを煽られてからかわれて黒歴史になるだけで、まぁねという。
また高校生の頃とか特にだけど、男だったら「悪ぶりたい」みたいのってすくなからずあるじゃん?いい大人になってくるとそうは思っても自重するもんだけど、高校生だと特に意味も無く衝動的に悪いことをしたりするよね。万引きとか。友達同士で居酒屋に行くとか。喧嘩するとか。んでそういうのを友達に自慢げに語るという。
僕はさすがにそこまでやんちゃでは無かったけど、公の場所に書けないことを一切してこなかったかというと嘘になるし(人に迷惑を掛けたことはない…はず。万引きとか窃盗とか)、友達がしたのを黙認したこともあったし、若い頃の分別の無い自己顕示欲みたいなのを満たすためになんか書いちゃっててもおかしくない。「今日は友達みんなで忘年会です!」とか言ってアップした写真の後ろに生中のジョッキが映り込んでたとか。あーありそう。そんで速攻で教師に転送されてそう。うひょー
そこまで考えて、じゃあ大人になってから、成人してからだったら問題ないかって言うとまぁそんなことは全然無いなぁ。Twitterの無い時代に生きていたときのリテラシを、Twitterがある時代から評価することには何の意味も無いけどさ、でも例えば恋愛がこんがらがっちゃったときとか、自分のせいで大学での生活が破綻しかかってたときとか、いろいろとヤケになってたときとか、そういうときにもしTwitterがあったらどうかって考えると……
うわーーーいーやーだーー。
それが自分じゃ無くっても嫌だなぁ。ちょうど3年くらい前でしたっけね、仲間内を引っかき回す色恋沙汰がありまして。それも浮気とかでは無くて女の子の方の言いがかりの嫉妬とそれを全面的に支持するアホな男が手当たり次第に喧嘩を売りまくり、挙げ句の果てにWebの公開領域でその男女同士が罵詈雑言の痴話喧嘩を年単位で継続するという大変汚らしい事例でしたが、もしあのときにTwitterがあったらと思うと…うひょー。そのくらい公開することに対する意識が緩いカップルだと、Twitter=公開ショートメッセージくらいのあれになって、喧嘩したら喧嘩したでうざいし、仲良ければそれはそれで鬱陶しいし、2人の周囲に対する心情がリアルタイムでつまびらかになるとい大変なことになっていただろうなぁ……あ、でもそれはそれでちょっと面白そうか。リアル・コンテンツとして。
まぁ何はともあれ、今Twitterに触れる若者は、そういうものとして育つわけで、そういうものとして育ってない僕が何かを感じたとしてもそれはねー彼らには全く関係ないことなのでどうでも良いことです。ですけど、僕個人に関して考えると「もしあったら」なんつて想像すること自体、背筋が凍るような仮定でして、ああ、無くて良かったと深く嘆息するのでした。
まぁ今使う分にはとっても便利なのだけどね。
髪を切りました。
学生の頃から通っている美容院に今でも行っています。15年間。
Odéonさん、いつもありがとうございます。
昔からあんまりお洒落な方ではないし「ヘアスタイルの維持」にも興味が無いので、髪を切りに行くタイミングも必然「髪が伸びたら」ということになります。頻度としては3ヶ月に1回くらい。少ないね。高校生の頃友達が「毎月1回は行く」というのを聞いて「まじか!(めんどくさくない?)」と驚愕したのを覚えていますが、あれから15年経ってもちっとも変わりません。そんなもんかな。そんなもんかも。
そんなわけなので自分としてはとてもお世話になっている気がする担当のKさんでも、実は年に4回しか会っていないという。それ聞いて「ああ、少ないですよねー」と言ったら「そこら辺の友達よりもよく会ってますよ」。あああ。確かに。このぐらいの年齢になると親しい友達でも、12月に忘年会で会ったメンツが大体昔から仲が良い友達だけど、まぁ1年に1回会うかどうかっていう感じだわ。
こちらは「担当の人」は1人だから良く覚えてるけど先方はお客さんたくさん居るわけだし同じじゃないんでしょう。まぁでもしかし、ただ顔会わせてるだけでなくジョギングとか料理とか農作業とか山とか、ここ5年くらいのプライベートな話を一番してるのは多分Kさんだなぁ。なるほどそうかー。そうかもしんない。考えれば当たり前のことなんだけどあんまり考えたことなかったですが。ちょっと感慨深い。そうなのですなぁ。
そういえば今これ書きながら思ったけど、なんだろう、店の作りとか立地とか雰囲気とかも関係してるんだろうけど、店の中に入るとなんか時間止まってるような錯覚が。通常の時間の流れではなくて、そこの空間の時間は3ヶ月ごと1時間の時間が連続しているような、そんな錯覚があるんですよね。上手く言えないけど。なんかそんな不思議な感じがします。
強いられていたかな…
少し前に妹と電話で話をしていたときにこんなことを言ってたのが気になってて。

まぁなんかそういう話ってよくありますよね。熱いシャワーを浴びるとかトイレに入ってるときとか散歩してるときとか。僕の場合は朝、仕事に行くために準備をしているときです。
矛盾というか逆説的というかそんな話なんですけど、なんというかですね、ルーチン作業で忙しくしてる時ってすっごく暇ですよね。忙しいのに暇ってどういうことだよと言うことなんですけど、例えば歯を磨いているときって凄く忙しくて他のことは出来ませんけど、でもじゃあ歯を磨くことについてもの凄く考えてるかって言うと全然そんなことはないですよね。むしろほぼ何も考えてない。髭剃ってるときだって目に入る髭にカミソリを滑らせているだけでここの髭を掃討してやろうとか色々考えている訳じゃないです。
そういう状態なので頭の方は時間をとても持て余していて、なんだか色々よくわからない方向へ飛んでいってしまうのですね。大昔のエピソードを思い出したり、もしこうなったらどうするかという想像をしたり、夏に行きたい旅行先のことを考えたり。そんなとりとめのない自由な状態に思考能力を置いておくと、リラックスしているのか、セレンディピティなのか、何か突然色んなことが閃くんです。僕の場合。
もちろん手は忙しいのでその閃きをメモする暇なんか無いんですが、そこは無理して手を止めてメモする。じゃないと消えちゃうから。時間的にはビールの泡くらいのフィーリングで消えちゃうから。だから急いで自室に帰ってメモをとり、再び洗面所に戻って歯磨きの続き。髪の毛を洗ってる最中に思いついてタオルで髪の毛を拭きながら自室に帰ってメモって、また乾かす。そんなことの繰り返し。そんな毎日。
人によって「閃きの時間」て奴は違うんだろうなぁとは思うのですけど、僕の場合はそんな感じです。というこれも一昨日の朝、食器を洗ってるときに思いついたことです。そういやこの「出勤前30分」ってやたらと色んなことを閃くなと。時間帯どうこうではなくてその時の精神状態なんでしょうけどね。

