長風呂。

以前から、風呂はゆっくり入るのが好きだったけれど、 最近、特に長く風呂に入っている。 風呂に入ったり、浴槽のへりに腰掛けたりしながら、 1時間以上。2時間近くなるときもある。 その時間の間、体を温めたり、冷やしたりしながら、 多くの時間は本やマンガや雑誌を読んで過ごし、 ときどき、手を休めて考え事をする。 天井にある換気扇は、そのまますぐに外に繋がっていて 通りを走る車の音が聞こえる。 人の話し声が響くこともある。 きっと、この部屋が角部屋だからだろう。 ゆっくりと、体の疲れを癒しながら、一日緊張していた筋肉をほぐし、 (もともと膝が悪いから、毎日ゆっくりと筋肉を伸ばす必要がある、) 湯に浸かるまで体の中にあったイライラや、ストレスを、 少しずつ、外へ追い出していく。 ここを抜け出す頃には、きっと、 通りを走る車の音も、少しは少なくなり、 心にも平静が訪れているだろう。 あとは、体が冷めぬうちに、布団に潜り込めば良いだけだ。 その前に、一服。

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別れの言葉。

友達の家族が亡くなった話を聞いて、 去年、おじいちゃんが死んだときのことを思い出してた。 そうね、まぁ長男の長男ってことで、 喪主(父親)がいないときは挨拶回ったり、 (偉い人だったんでね…とにかく、参列者が多くてね) 俺よりも、 ずっと隣で一緒に住んでた、 ばあちゃんと、おばちゃん(独身)の方が辛いだろうし、 笑って、ね、別れようよ、っていって、 みんなで馬鹿な話して笑ったり。 あんまり、しんみり、泣くような場面ではなかった。 葬儀の日、火葬から葬儀場に帰ってきて、 お経とお焼香、多くの参列者、友人、喪主の挨拶と、 孫代表の挨拶があって。 役割的にも、まぁ、あれ的にも俺だ、 ってことになったらしくて任されてた。 京都から帰って、その日の晩に下書きを書いて。 どうしようかな、と悩んではいたけど、 それは一般的な書き方を知らなくてどうしよう、ということであって、 自分の文章力自体にはさほど不安はなかった。 でも、ニュアンス的なことに迷いがあって、 一応、家族に相談してみた。 妹は…もっと派手な言葉をちりばめて、 感動的な大団円にしたかったらしい。 泣きの言葉がちりばめられて、号泣しながら、しゃべるような。 彼女なりに考えて、 そういう原稿を書いてくれた。 でも僕は、そういう挨拶にはしたくなかった。 もっとね、シンプルに、 飾り立てた言葉ではなくて、 自分の心情や、想いに依った言葉を、最後にかけてあげたかった。 それが、僕が今まで生きてきて得た、自分らしさの一つの形だし、 なにより、自分の言葉で語りたかったから。 なるべく、平易な言葉で。 なるべく、誰にも分かりやすいように。 なるべく、率直に。 僕の心も、在りし日のおじいちゃんの姿も、 一つも飾ることなく、ありのままで。 できあがった挨拶は、凄く簡素なものになった。 でもね、それで十分なんだよ。 立派である必要なんか無かった。 僕が、想いを持って、読み上げるんだから。 大事なことは、伝えることなんだ。 僕が、おじいちゃんと最後の会話をして、 したためてきた手紙を、墓前に供え、 振り向いたとき、泣いていない人はいなかった。 嬉しかったんじゃない、 そうではなくて、 僕の言葉と想いが、多くの人に伝わったことで、 きっとおじいちゃんにも届いたかな、と、 少し、安心したんだ。 言葉とは、そういうものだよ。 本当に大事なのは、飾りの部分なんかじゃない、 想い、なんだよ。 僕は、そう信じている。

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いくみち。

母親が、北海道の祖父母の様子を見に実家に帰っている。 ちょうど母親の誕生日でもあったので、 おめでとう、と、祖父母の様子はどう?というメールを送信した。 しばらくして返信があり、

ありがとう北海道の夜は早くいまはねています。老人たちのふけようはたまりません。まあ私のいくみちだからね。すこし涼しいです
僕は、これを読み…、 何とも言えない感じを受けた。 そうなんだよね、いくみちなんだよね、 いずれ自分も衰えていくんだ、 だから、目をそらすわけには行かない、 でも、自分もああなっていくんだ…と思うと、 感じてしまうことがある、 メールがあまり得意でない母親の、 簡潔な文章の中に、 様々な感情を感じた…。

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増え続ける傘。

家にある傘の数が減りません。 むしろ、増える一方。 さりげなーく、コンビニに忘れてきたり、 会社に持っていって放置したりしているんだけど、減ることはない。 原因は、不安定な気候による夕立。 サービス業をしてる人なら分かると思うんだけど、 基本的に傘ってのは忘れられるもの。 そして、忘れられた傘というものは、基本的に取りには来ないもの。 そういうわけで、店でも、ある一定量が溜まると捨ててます。 自分なりに、家に置く傘は多くても2本にしようとしてるんだけど、 気が付くと増えてて、今家にある傘は4本。 それも、いわゆる透明のビニール傘は1本しかなくて、 買ったら1000円くらいの傘が2本と、同500円くらいの傘が1本。 例えば…朝晴れてれば、わざわざ荷物になるような傘を持って出勤はしない。 でも夕方土砂降りなら、傘を貰って帰る。 メトロでも、同じ。 しかも、結構いい傘が揃ってるんだよ… これを持って帰らないってのはどうなんだ、と思うようなものもちらほら。 多分ね、あらゆる店舗で似たような状況があって、 そして且つ捨ててると思うんだけど、 これを回収してくれる業者とか、NGOとかいないのかな。 認知度だけ高くてどうにも怪しい、白いわっかよりも、 これを集めて売って寄付した方が、手っ取り早いし現実的なのになーとか思ったり。 とはいえ自分で始める気合いもなかったり。 そんなわけで、傘は色んなところで忘れられて、 街をぐるぐると使い回されたのち、 ゴミとして捨てられるんである。 なんて運命的な、ものなのかしら。

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地獄の『1週間』 改メ、『2週間』。

先日、『9月上旬は地獄の日程だ』なんてことを言ってたんですが。 よくよく予定を見てみると、地獄の2週間になりそうな予感です。 遊ぶ予定もあれば、DJの予定もあれば、 約束もあれば、いろいろなんですけど、 今のところの想定を全部盛り込むとこんな感じ。 -————————————— 9/1(THU) … ノリノリ天国@WELLER’S CLUB(DJ) 9/2(FRI) … Friday I’m In Luv@WELLER’S CLUB 9/3(SAT) … LondonCalling@triangle(未定) 9/4(SUN) … 9/5(MON) … 9/6(TUE) … Luv&Mani@METRO 9/7(WED) … CLUB 80’S@METRO 9/8(THU) … ADAM@METRO(DJ) 9/9(FRI) … SWITCH-OVER@WELLER’S CLUB(DJ) 9/10(SAT) … 9/11(SUN) … Mステ@METRO 9/12(MON) … NOW4@METRO 9/13(TUE) … 69TRACKS FINAL@METRO -————————————— …。 本当に、死ぬかもしれません。

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あ、そういえば、初クリーニング屋かもしれないな…

どうも眠れるような心境ではなかったので、 『BECK』を読み返して朝を待つ。 と言うのも、先日の結婚式二次会で汗だくになったスーツとシャツを、 クリーニングに出さなくちゃいけなかったからだ。 普段、毎日、スーツを着用している人にとっては、 まぁごく普通の、言ってみれば家事のひとつだと思うんだが、 Tシャツにジーンズでの出勤がむしろ普通の業界に生きている人間にすると、 スーツを着ること自体が既にコスプレみたいなもんなんである。 正直、スーツ着て、ネクタイしめると、 鏡に映ってるのは自分だと当然知ってても、笑ってしまう。 そんなわけだから、 日常クリーニング屋に行くなんてことは、僕のスケジュールには無いことだし、 しかも、なぜかたまたま、 スーツ着る→親が京都に来る→持って帰ってクリーニングに出す→宅急便 という恐るべきタイミングで来てたので(頼んだわけじゃない)、 自分で持ち込むってことはなかった。 28歳にして初体験… しかも、クリーニングって!(笑) 世間知らずにも程があるなー俺。 幸い、朝イチで店は暇だったし、 おばちゃんが親切に対応してくれたし、 特に何も変わったことはなかったわけだけどね。 さて、そのスーツをいつ着るのかが、問題だ(苦笑) (もしかして11月の市場の結婚式かなぁ…)

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京都ゴミ処理事情。2005

以前、京都のゴミ処理に関して感想を書いた。 自分だって、ゴミの分別なんか正直面倒なので、細かくやりたいとは思わないけれども、 それにしたって現状の京都市の態度と言ったらどうよ?と思ったのだ。 それから2年が経過したが…京都市のゴミに対する政策は大して進んでいない。 今年2月には、主に二酸化炭素の削減を目的にした、 『京都議定書』が発効したにもかかわらず、京都市のゴミ処理の基本は、 依然として、『全量焼却主義』であり、 燃える物はとにかく燃やす、ダイオキシンが出ないように高温で燃やす、 出た灰は人里離れた場所に埋め立てる。 市民生活としては確かに悪影響はないかもしれないけれども… 『二酸化炭素を削減する → 燃やすゴミの量を削減する』という 発想にならないのはなぜなのだろう? 8/10付けのHotWiredにこんな記事が載っていた。

米スバル工場が「ゴミ排出ゼロ」実現
 インディアナ州ラフィエットにある米スバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)社[富士重工業の子会社]の工場では、毎週何百台もの車が生産され、送り出されている。この工場から出ないもの――それはゴミだ。毎週家の前までやってくるゴミ回収車は、この工場の製造過程で出る量よりも多いゴミを運んでいる。  この工場は、北米初のゴミ排出ゼロの自動車組み立て施設だ。昨年この工場から出た鉄鋼、プラスチックなどの廃材は、100%再利用またはリサイクルされた。たとえば、かつて廃棄処分されていたペイントスラッジ(塗料カス)は、乾燥処理で粉末状になってプラスチック製造業者に出荷され、最終的には駐車場の車輪止めやガードレールに使われる。再利用できない廃材――工場から出るゴミの約3%――に関しては、インディアナポリスに送られ、発電に利用するため焼却される。

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DARK-SIDE

なんだか、色んな意味で 『ダークサイドに染まってる』らしく、 いろいろと上手くいかなかったり、 怒りを感じたり、 目つきが悪くなってたりするわけだが(笑) かといって超能力が使えるわけでもなく、 ライトセーバーもなく、 あることと言えば、なんかPC関連が不調で、 サーバで共有(保存)されているはずのメールデータが、 昨日自宅で受信した際に削除されてしまったらしく、 仕事の合間に書こうと思ってた返事が書けなくて、 なんだかなぁ… …って、別に、ダークサイドと関係ないなぁ。 はい、言いたかっただけです。 まぁ何となく苛ついているというか、不安定というか、 ジェダイだったら間違いなくシスに誘われてるような感じなんだが、 まぁでも俺の『深い悲しみ』なんてたかが知れてるもんなぁ。 せめて、八つ当たりだけはしないようにしておこう。 人間だから仕方がないことなんだが、 常に、どこかに逃げ道を見つけて生きてるわけですよ。 プライベートで嫌なことがあったら、仕事に打ち込むとか、 仕事が上手くいかないときには、趣味に走ってみるとか、 でもなんか、一つの出口が狭くなってるときに、 もう片方も狭められると、なんかもう逃げ道がない感じがして、 いや、逃げさえしなければ、追い込まれることもないんだろうけれども、 なーんか、追い込まれてるような気がして。 うーむ。 まぁ、今は、お囃子の音色で癒されてるような気がするけれども。 うーん。

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不幸体質

『何となく読み続けているコラム』 っていうのがあって、それはつまり百式とかなんだけど、 その百式の記事も提供されている、Japan.internet.comに、 『転職徒然草』というコラムも掲載されている。 これは、株式会社リクルートエイブリックの提供するサイトのコラムが元ネタ。 エイブリックNET:転職徒然草 別に特に転職希望というわけでもないし、 ただ漠然と、読み物として眺めているだけなのだけど (会社で読んでるのがばれたら間違われそうだ)、これが結構面白い。 その中で、先日載ったコラムの一部が印象的だったので、引用しておく。 コラムのタイトルは、『不幸体質』。 人生のあらゆることにおいて、なぜか、 あまり良い選択できない人の転職を描いた話だ。 エイブリックNET:転職徒然草:不幸体質

最後のKさんの言葉を聞いて、我々にはピンとくるものがあった。彼女は、なにをするにつけ、最初から「うまく行きそうにないもの」を選んでしまうタイプなのではないだろうか。 能力はあるのに、目標から遠い方、遠い方に自分を運んでいってしまう不思議な性格というのは稀に存在する。そういう不幸体質の人は、成功のチャンスが目の前にくると自らそれをたたき壊してしまうのだ。
ここに出てくる人物は、 なにも、自ら望んで不幸な方へ行くワケじゃない、 ただ、決断を迫られるような状況になったとき、 萎縮してしまったり、気負ってしまったり、考えすぎてしまったりして、 とにかく理由は様々だろうが、知らず知らずのうちに、 自分に有利でない選択を受け入れてしまう。 半ば、分かっていたのに、だ。 で、結局あまり良い選択ではなかったことが分かって、 より不幸な顔をしてしまうといった具合。 『独りになっても、前向きにやっていかないと…』 というセリフにしても… 前向きって何なのかよくわかんないけど、 という感じがあるように思えて成らない。 どうすればいいの?って、別にどうにもならないんだけど… 多分、どこかが、すっと行くようになると、 全部の転がりが良くなるんだろうけど、 なかなか難しいね。 こういう人、こういう時期ってのはあるよね… と、しばし考え込んでしまった。

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ご無沙汰しております。

や、どーも。isです。 長いこと更新止めてまして、すみません。 やーなんだかいろんなヒトに心配されたりしましたが、まぁ特別忙しかったとか、 落ち込んでたとか、入院してたとか、そういうことでは無くってですね、 まぁちょっと休憩しよか、と。 ちょうどね、定期的な、『とある期間』にも入ったので、 まぁ、それを片付けるまではこのままMUTTER/DIARYは、更新せずにおいておこうか、 とまぁそんな感じでした。 実の話、まだその、『とある期間』も終了してないんで、 本格的に更新再開というわけではないんですけれども、 近々、グタイテキニ言うと、今週の土曜日の夜あたりから、ぼちぼち更新されていくんでは、と思います。 あぁ、ちなみに、休止期間中、PCから離れてたとか、何も感じてなかったとかいうわけじゃありません。 通常通り、そのときの日付で、MUTTERもDIARYも書いてます。 ただ、公開してなかった、というだけで。 それを読んでもらえれば、何となく、分かってもらえるかな、とも。 (前後関係の把握についてちょっと不安だけど) そういうわけなので、 6/11にはもうなんか迷惑だっていうくらい、エントリがアップされると思いますが、 まぁ、その辺はご愛敬、ということで。 では、また、そのときにでも。

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