Friday Five – 2005/07/15
FridayFive。 今回は、親友、友達について。
FridayFive。 今回は、親友、友達について。
2001.01.20.14:00-21.19:00 みんなで買い出しに出掛ける、イズミヤを5人で奔走、 結局ふくらむ買い物袋と、時間とお金、 帰ってきてキッチンに入る女の子達、 働く場所もなくて、手持ちぶさたな僕、 冬の土曜日、緩やかな午後の陽射し、 6人がけのテーブルに僕は1人で座って、 ボーっとしたり、ワクワクしたり、ソワソワしたり、 誰かが向かいのイスに座る、 『ビールでも飲もうか…』 と僕が言う、 働いてる女の子達に聞こえないように、 『ゴメンね』と言って笑って栓を抜く、 互いにサーブしながら、 包丁の音と、柔らかいキッチンからの光を肴に、 多分、この世で最高から何番目かの、 ビールを飲む。 この後ずーっと続く楽しい時間を含めても、 この時間帯がやっぱり一番好きだ。 一生懸命準備しながら、 いや本当はしないでビールを飲んでいるんだけど、 ずっと、このままでいい、と思っている。 宴の後も似ているが、寂寥感と喪失感がある、 この時間にはない、何も失っていないし、希望も揃っている。 この瞬間に慣れてしまいたくはない、 でも、 またこの瞬間ってのは、来るよね? また…いつか…近いうちに、 多分。
昔好きだった女の子に、高校卒業以来6年ぶりにあった。 前に思ったことがある、昔好きだった女の子に久し振りになんて逢うもんじゃないな。彼女が例え変わらなくても、自分の中で美化してるところがあるに違いないんだから… 訂正。 彼女は、すごく綺麗になってた。それに、全然すれてなかった、僕が惚れてた彼女の綺麗な性格は、3時間のなかで話をして見てた限り、全く変わらなかった。一瞬くらくらとしたけど、でも、彼女には『今』好きな彼氏がいるし、それは俺も同じだし、すごく嬉しくはなったけど、それ以上にはならなかった。今でも疑問は解けないままだ。 仲良かったし、惚れてたのに。 何で告白しなかったのかな…? 何で付き合えなかったのかな…? 惚れてから告白するまでの時間が足りなかったかもしれない。元々クラスは違ったし、ある一定の時期以降、違うクラスにまで出掛けていって話をするなんて、俺にはできなかったし、仕方なかった。 昔のことはいいや、 そう、彼女はすごく綺麗だった。もしかしたら…今が一番綺麗な年頃なのかも知れない(親父くさいな…) 携帯の番号も聞いたし(どうせ掛けられないけど)メールアドレスも聞いたから(これくらいなら何とか…)次に静岡に帰ったら、昔話でも。 彼女のあるなしではなくて(ごめん、めぐ) 半年くらい、ずっと幸せな気分かもしれないな…
友達。 人並みに、6・3・3、12年間学生をやってきた(大学生は…ちょっと除くのよ)んだけど、振り返ってみて、友達多い方だっけかな?と思うと…うーん…どうだろう? 『あんまり友達はいなかった』っていう結論を導き出そうと思って考えてたけど、いや、意外とそうでもなかった。小学校の時はみんな仲良かったし、今でも会ったりメールのやりとりしたりするし、附属だから、中学も小学校とほとんど同じメンバーだし…。高1の時は、仲良かった奴等と離れちゃったけど、同じ高校ではあったし、それに新しい友達もいっぱいいたなぁ…考えてみると…忘れてるだけで。 ただ、1つだけ言えることは、僕はマイペースな人間だったから(いまでもそうだけど)、それに、悩みはヒトに相談するよりも、自分の中で考えてた方が楽しいタチの人間だったから(いまでもそうだけど(^-^;)、何か相談して…ということはなかった。小学校の時はあったんだけど、その友達と、ちょっとしたことで(でも僕はすごく傷ついた)喧嘩して話さなくなって以来、友達に何でも話すような人間じゃなくなってた。だから、学校で話をしたり、たまにどこかへ遊びに行ったりはするけど、つまり要するに、『友達』だった。 名古屋で1年浪人して、京都に来た。 浪人時代は楽しかった。寮で一緒に暮らしていたし、同じ高校から、5人くらい来てたから、ほとんど強制的に(笑)仲良くなってた。ほんとは、20時以降は自分の部屋から出ちゃダメなんだけど、そんなのばれないし、友達の部屋で(その部屋だけはじっこでデカかったから、なんだけど)夜遅くまで、話をしてたこともあった。 京都。 周りは知らない人ばかり。今、初めてあった、ヒト、ばかり。知らない人といきなり仲良くなれる性格じゃない僕は(表面上はともかく)、当然のように、別にクラスの友達なんてどうでもいいと思ってた。入学して最初の頃は仲良かった奴もいたけどね。でも、何を思ったか、馬術部に入部してしまった僕に、クラスとの接点があるはずもなく。 でも。 馬術部で知り合った人は、先輩にしろ、後輩にしろ、同回生にしろ、『仲間』だったし、それは友達よりも大きかったと思う。いや…いまだに、十分大きいと思う、生活は全く変わってしまっているけど、たまには会うし、それに、普通の友達とはどこか違う。大抵のことなら、相談できるような気がするし… 馬術部で、自分も、変わったような気がする。 んー友達か…考えるのは面倒だけど、 いないと困るし、いたら嬉しい…んだよね…。 友達との出会いって、恋人に似てるよね。 (2000.11.19)
1回生の頃、俺んちで中川と2人でカレー…。 うーん…覚えて無いなぁ…ごめんなさい。なんということだ。( ̄□ ̄;)!! 俺、記憶力悪いのよ。大事な想い出だと思っててすら忘れちゃうんだよなぁ。だから日記書いてるんだけど。 -– (長いよぉ。俺的にも、自己最長レベル。項目ごとに、何日かで分けて読んでね。 もう短くする努力はやめました) 苦労話。いーや、俺はすごく、興味深いです。自分と違う人の話はね。 ?会話が続かない。 多分ねぇ、俺って、こっち(関西または京都)に来て、 だいぶ変わったと思うのね。それも、3回生ぐらいからかなぁ。 いきなりすごいこと言い出すのは昔からだったけど、コミュニケーションは 不得意だったなぁ。だから、小学校って毎年担任の先生が替わってたんだけど、 毎年、その年度の初めは先生に誤解されて過ごすのよ。終わり頃ようやく 分かってきてもらえるという…。友達にも結構そんな感じで、小6の時に、 誤解からずっと親友だったヤツと絶交して戻らなかったり、 好きな女の子とようやく仲良くなって、上手く行きそうになったのにクラスや 学校が変わっちゃったってことは何度も…。そういう人なのです。本当はね。 『風の歌を聴け』(村上春樹)のなかに、 『14歳になった春、(略)14年間のブランクを埋め合わせるかのように僕は 三ヶ月かけてしゃべりまくり、7月の半ばにしゃべり終えると40度の熱を出し て3日間学校を休んだ。熱が引いた後、僕は結局のところ無口でもおしゃべり でもない平凡な少年になっていた』 っていう記述があるんだけど、このくだり、何故か読んでから何年経っても頭に 残ってて、馬術部の後半は、それをずっと思ってた。最近も、それを思ってる。 無口でもおしゃべりでもない。特に、気を遣わなくて済む人といるときはね。 大学に入ってからの俺のしゃべりようは、 ある意味『やけくそ』なんじゃないかという疑いも…(笑) まぁいいや。 事実、現在、なかがわさんをディフェンシブとするなら、 俺はアグレッシブということになるんだろうなぁ。 アグレッシブってよくわかんないけどね。 派手ってことかなぁ。俺の中で言うところの。うーん。 あ、持論押しつけついでにもう一つ。論理的にしゃべる、について。 おれね、全然、論理的な人じゃないんです。はい。冷静でもない。 どうやったら分かるか?俺を怒らせればいい。俺、口喧嘩とか論争に なったらわからなくなっちゃうのだ。委員会でも、俺、かなりの回数、 投げちゃったりしてるけど、それも理由です。勝てないから。 冷静そうなのは、俺の顔がそういう顔だからってだけ。眉毛とか、目とか。 あ、でも、つっこみは冷静かもしれん、冷たすぎるとも(f^^; じゃあ何で、俺の話は『理屈っぽい』のか? 『何か』について、パッと、「あ、こうでしょ?」って分かる時ってない? そういうのを、『感性的』と自分で呼んでるんだけど、俺、そういうのが多い。 でも、それはなかなか人に伝わらないんですねぇ。 そこに気づいていなかったから、子供の頃、苦労したんじゃないか、と。 だから、俺が理屈っぽくしゃべってるときは(このメールもそうだが)、 頭の中で、もう、答えのイメージがあって、それへ向かっているとき、なの。 誰かに、自分のイメージを伝えるには、言葉で説明するのが一番正確だから。 逆に理論的な人は、理屈を積み上げて、答えを見つけるんじゃないかなぁ。 俺の中では、理論的な人の代表は舘野さんなんだけど、 舘野さんと話してると、すっごく疲れる。説明が長くなるし。 何か反論してばっかりだけど、気悪くしないで。 冷静とか、昔から言われてきたから、 反論が洗練されて用意されちゃってるのです。 俺が思う、なかがわさん? うーむ。 話をしてると、すごく、緊張してるんかなという気もする。 (もしかしたら、思い返してみると、今思うのかもしれない) それが、俺には、何となく、話をしたくなさそうにうつってた?かもしれない。 まぁ4回生の時は、俺、川原さんの思想を受け継いでたから、アポイリージの 責任者や馬付きと、話す気になれなかったというのもあるんだけど。 そういうわけで、あまり話はしなかったねぇ。 『中川風』にも、どうもなじめなかったし…。 思慮深い感じもするけど、でも、接してみると、そうでもない。 なんでなんだー!何考えてるんだ、この人は、と思って混乱してたかも。 本当はそんなに複雑な事じゃなかったと思うんだけど。 上回生になってから、夜飼で一緒になって、飲みに行ったりしてたら、 もう少し印象も違うだろうね。 俺とは、違う音楽とか聴いてそうだし、映画とか見てそうだから、 話したら(話してもらったら)楽しそう。 お互い、霧の向こうの景色みたいな印象だから。 うーん、 一回ぐらい2人で飲んでみたいですね。気になる。 宮地? そうだね。でも、あいつは、すごく人見知りするんだよ。それに、シャイ。 見てて、すごくそんな気がする。相手の人柄とかじゃなくて。 だけど、1回許したら、その壁はなくなっちゃうよね。クワーズとか。 俺は、1回宮地とウチのマンションの屋上で酒飲んでタバコ吸いながら 話したことがあるから分かるんだが。 (まあ事情があって、俺は、それ以来スムースには話せないが、、、) 潔癖だが、意外に気にしてない。 好き嫌いははっきりしてるが、はっきり言わない。 暴れるのは好きだが、人には 見せたくない。 自分のことは言わないが、わかりやすい。 かっこつけ、だが、それが嫌みでない。 矛盾してるよね、いろいろと。 そうか!わかった!! 俺が今、一番、話をしたいヤツ、は、宮地、なんだ。話せるかなぁ。 俺、なんだかんだ言って、コンプレックスというか、もはや 憧れてるところもあるから、実際に対したら、緊張しちゃうかも…。 そんなこたぁねえか。 何とかアポとってみようかな。いかに宮地がストイックったって、24時間勉強 してるわけでもあるまい。でもどうやってコミュニケーションとろう? また電話するのやだしなぁ…。携帯にメールしてみよかな。 ずいぶん長い時間と長い文章を書いてしまった。久々に。 疲れたし、疲れただろうから、ここで終了。 (これで、なんと154行。何日かかりましたか) -—————————————————— 註; (前回メールについて) 『新聞記者的に…』→ ある人のことについて、状況からいろいろ考えていたが、いまいち はっきりしないので、直撃インタビューではっきりさせちまおう、と。 つまり、最近の俺。東松とサシで飲んでみたり。 『直帰』は特に文章には関係ないけど、取材に行ってそれが遅くなりそうだから、 今日はそのまま家へ帰る、ってことですね。 (今回メールについて) 『関西に来て変わった』かなり。関西(大阪か?)のペースと、あと、馬術部と、 馬術部での後輩の影響が大きい。俺昔から、先輩にはあまり好かれない、 後輩には好かれる、っていう傾向が強いんだよね。 『いきなりすごいことを言い出す』 授業中とかね。附属だから、大学から教育実習生かたくさん来るんだけど、 俺の発言が、感銘を与えた(らしい)。 なんのことだか俺には分からずじまいだったが。 『風の歌を聴け』 高2の時にはじめて読んだ。友達に、村上春樹全巻(文庫)をもらった。 くだりは第7章、p.31、4-7行目。 『川原さんの思想』 自分が何かを成し遂げるためには、他人を蹴落としてでも達成するという思想。 つまり、馬場には、『チーム』なんて存在せず、周りすべてがライバルであり、 妨害しないまでも、他人の成功やプラスを歓迎することはない。 …何となく分かるっしょ?あの人なら。恋愛もそうだし。 ただ俺は、自分でも分かるほど人がいいので… (川原さんはすごく優しい人なんだけどね、可愛いし(^-^) 馬術に限られるな。それも完全ではなかったし…。 -—————————————————— ボクが矛盾だらけだってことが 一緒にいると わかるさ (2000.02.01.from[mailto:Hideki-Nakagawa]) ↓ (2000.11.20.編)