【ドル円】 円相場はその後円安へ

震災後一時76円台の値が付くパニック状態となりましたが、その後市場が落ち着いた結果、 「いやどう見でも日本しばらくダメだろこれ」という結論にでもなったのか、ジリジリと円安が進んでいる様子。 執筆時点での円相場は、1米ドル=85円25銭。 今後の値動きも気になるところですが、正直よくわかんなくてどれを信用したらいいやら。 とりあえずロイターの記事からクレディ・スイス証券チーフ通貨ストラテジスト、深谷幸司氏の見通しを引用。

さらに、深谷氏は円の需給変化も指摘、「円を買う参加者は減るだろう。3月上中旬の貿易統計は黒字を確保したが、震災の影響で輸出が細るのはこれから。実際、市場では輸出企業の為替予約が減っており、統計に先行して影響が出ている」という。  日米欧の金融政策をにらんだ円売りと、実需の円買いの減少から、深谷氏はドル/円も上昇トレンドが続くと予想しており「9月の介入後高値(85.94円)がまずはターゲットになる。そこを抜けると上値余地は大きく広がる」とみている。
 
円高に進むことはなさそうだけど、円安がどこまで行くかはフタ開けてみないとわからん…みたいな感じか。 米ドルで外貨預金するなら今かもしれないね。いや責任は取れませんけど。 まぁユーロはユーロでポルトガルの件で下げてるので、 結局その辺のチキンゲーム的なバランス均衡で決まるんだろうなぁ。 わからん。

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東電の株価が3週間で1/4に(2ちゃんねるまとめより)

東電の株価がアレになってるのは知ってたんだけど、プロ同士の壮絶な仕掛けあいになってるみたいで…凄いね。 なんなんすかこれ?東京電力(9501)ストップ安売り注文4000万株が1株残らず誰かに引け買いされた件 : 市況かぶ全力2階建 東京電力(9501)4000万株先生が、相場を操る力を見せ付けて芸術的な引け値 : 市況かぶ全力2階建 東京電力(9501)が怒濤の買い戻し、過去最高の出来高で終値にダイイングメッセージを残して引ける : 市況かぶ全力2階建 市況板なんて覗いたことないんで、良くわかんない用語がチラホラあるけど、 「大人」っていうのはプロ、つまり証券会社とかその手の人々のことらしい。 んで、もうなんつうか、その大人達による、上場廃止直前の株価に見られるのるかそるか的なアレになってる様子。 うひー怖すぎる。 でも国有化(政府による出資)→上場廃止とか十分あり得るもんなー しばらく続くのかしらね。これ。

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【続報】 協調介入により円相場は81円前半まで下落

7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁は為替市場安定に向けた協調介入で合意、18日午前から日銀のほか、米連邦準備理事会(FRB)、イングランド銀行(英中銀)、カナダ銀行(中央銀行)、欧州中央銀行(ECB)による介入が順次実施された。東日本大震災や原発事故による経済的な影響のほか、混迷するリビア情勢による原油価格への影響もあり、市場の地合いは株式市場も含めて世界的にリスク回避に傾きやすい。市場では、こうした環境でのリスク回避地合いに乗った投機的な円買いを押さえ、危機対応にあたってのG7の協調スタンスを示すために介入で合意したとみられている。  市場では「協調介入はポジティブ。これまではドル/円のダウンサイドリスクを強く意識する展開だったが、これでダウンサイドがどこまで切り上がるかを考える局面に入った」(みずほコーポレート銀行マーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏)との声が出ている。本来、欧州中銀が利上げにらみ、米連邦準備理事会(FRB)も米量的緩和第2弾(QE2)後を意識し始める時期に入っており、金利差から円は売られやすい環境。「原発問題さえ落ち着けばドル/円は反転上昇していい局面」(唐鎌氏)との声が聞かれる。  また「介入は1日だけではない。当面は円売り介入が続くとみられ、ドル/円は83円前後まで戻る可能性がある」(国内銀行)との声も聞かれる。市場では、輸出企業の売り注文が厚くなるのは83円前後からとみる声が多く、当面はこの水準が戻りのメドになるとの見方が多い。  ただ、ドル/円のサポートが介入という人為的な操作であるため、下値を限定したレンジ取引のポジションが組まれやすく、逆に上値に対しても制約がかかる可能性がある。「まずは、介入後につけた82円付近が重くなっている」(国内金融機関)という。  ただ、原発問題やリビア情勢の改善がなければリスク回避地合いは本格的には払しょくされない。足元でリスク回避地合いはやや後退しているが、こうした地合いが続くかどうかもドル/円の戻りを考えるうえでのポイントになるという。
 
だそうです。 簡単に3行でまとめると、
  • 急激な相場変動はやばいんでG7で協調介入したよ
  • でも根本的なリスクが回避されないと流れ自体は変わらないよ
  • 介入ありきで取引されてるんで急激に円安になるってこともないよ
て感じですかね。

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【速報】 15年11ヶ月ぶりに1ドル70円台に突入 【円高】

マジか… 執筆現在(2011/03/17 8:41)は78円83銭ということでだいぶ戻してきてはいますが、 一時76円49銭の値が付くなどパニック状態になってます。 例によってStooqからグラフをどうぞ。 うわー。 ここ30年のグラフだとこんな感じ。 ちょっと歴史的な相場になってますね。 ものを輸入するのには悪くないですが、どうせ輸入しても売れないのでにんともかんとも。 個人輸入はしやすいかも知れませんけどもね。 昨日の「なぜ円高に?」からすると、復興特需の先食いみたいな感じっぽいので、 この先落ち着いては来るんでしょうが…どうなるんでしょう。 国内の「円で持っておきたい」ということからの円買いだとしたら、積み上がった外貨準備を崩す良い機会ですけど、 それってでも「特損」ってことになるの…?

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【速報】 1ドル80円台突入 【円高】

というわけで震災以来円高が続伸しておりまして、遂に80円台に。執筆時点(2011/03/16 10:53)で、80円91銭。 午後になれば戻るかも知れませんけど、とりあえず現状こんな感じ。 日本がやばいんだから円安になるんじゃないのか…と思ったんですけれども、どうやら市場的には、

  • 復興需要を期待した買い
  • 資本取引が手控えられる中で、貿易取引の影響が大きくなる
  • 国内への資金引き揚げ、キャッシュ化による円買い
といったあたりを織り込んで動くということらしいです。 為替市場ってのはよく解らんね…

参考

なぜ、被災国通貨の円が買われるのか?「9・11」後のように協調介入の可能性も!?|吉田 恒 – ザイFX!

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【続報】 「【速報】 円急落」 → 5日で元に戻る

先日のS&Pによる国債格下げに伴って83円台まで急落した円ですが、結局5日間(営業日数で言うと1/28、1/31の2日間)で元に戻りました。これ執筆時点での円相場は1ドル81円82銭。ちょうど急落前の相場(1/26)と同じ水準です。んー、S&Pの格下げはあんまり本気で材料として取られなかったのか、それとも円高圧力の方が遥かに高いのか。円が少し下落してもドルの確定売りによる「壁」みたいなのがあるからそう簡単に下落は進まない的な話をどっかで読んだ気がしますけどそういうことなんでしょうかね。別に外貨預金も投資もしていない自分としては、もうちょっと動いた方が面白いのになーとか思ってるんですけど。不謹慎だったらすみません。あくまで観察者なので。

ちなみに、ユーロとポンド、豪ドルは。

こんな感じ。

ユーロ

ポンド

豪ドル

何か全然違うw ユーロとポンドは時折売りを回収しながら緩やかな円安傾向、豪ドルは定期的に上下しながら緩やかな円高傾向。オーストラリアなんか経済が好調なんだから、もっと円安でも良いと思うんですけど、そういう単純な理屈の話じゃないんでしょうね…不思議です。

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【速報】 円急落

本日夕方より、円が急落しています。きっかけは、S&Pが日本国債の格付けを下げたことみたい。

27日夕方の東京外国為替市場で、円が急落。S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が日本の長期ソブリン格付けを「AA」から「AAマイナス」に引き下げたことが材料視された。ドル・円は82円20銭近辺から大幅に上昇し、83円台を回復。豪ドル・円は81円80銭近辺から82円20銭台まで、ユーロ・円は112円50銭近辺から113円40銭台まで上昇した。
 
日本の国債の発行量、日本経済の先行きを考えたら格付け下げられても文句は言えないのだが…まぁ正直よくわからないので適当な感想を書くのは止めておきます。んが、これだけ材料が明確だと、「一時のブレ」みたいなんじゃなくて、ちょっとしばらくの間円がちょっと安めに向かう…かもねー? さすがにこのくらい急激に値が動くとビックリしますね。 特に最近はグラフの縦軸のメモリが解らなくなるくらい落ち着いてたからなー

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外貨準備の推移をグラフ化してみた

この記事を読んで気になったのでグラフ化してみた。

日本政府が、財政危機に見舞われているアイルランド政府に対し、国際通貨基金(IMF)を通じた資金融資を行っていたことが30日、分かった。  12月中旬に、約10・2億ユーロ(約1100億円)を貸し出した。日本政府は、IMFからの要請があれば、今後も追加融資に応じる方針だ。  IMFはアイルランド政府に対し、複数回に分けて約225億ユーロ(約2兆4000億円)の融資を行う計画を立てている。12月16日の理事会で、1回目となる約58億ユーロ(約6200億円)の融資を決めて実施しており、日本からの融資はこの一部に充当された。  資金は、過去の円売り・外貨買い介入に伴って、約1・1兆ドル(約90兆円)規模まで積み上がった外貨準備を活用した。外貨準備を使ったIMFへの融資は、2008年11月の金融サミットで麻生首相(当時)が表明した仕組みだ。
 
資料は財務省から。 外貨準備等の状況

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【為替】 赤上げないで、白下げて 【ドル円】

なんだか更新できないくらいに色々追い込まれてたんですが、書けないうちに一気に円高になって一気に円安になってるじゃないですか。円高の方は確かアメリカ雇用統計かなんかが出て、失業率が上がったみたいな話だったと思うけど、円安の方はなんなんでしょ。 しかも今日は今日で再び円高(というかドル安)方向。これか。

予想を大きく上回るオーストラリアの雇用統計を受けて豪ドルが急伸し、ドルが売られてドル/円も84円を割り込んだ。リスクを取りやすい地合いになったことから、ユーロもドルに対して反発した。
 
先進各国(アメリカ、EU、日本)どこも経済がへばってる状態なのでちょっとのニュースで揺れ動くってのはわかるんだけども、円単位で動かなくてもなぁ。投資資金がだぶついてるとかそういうことなんだろかね。や、イメージで適当なこと書いてるだけですけど。投資したいのに投資先がないから円で持っておくかー→円高みたいなことなんかなぁと。 それにしてもオーストラリアは凄いな。中央銀行が優秀だというようなのをどっかで読んだけど、例えば日銀や財務省にいる人材とそんなに違うものなのかな。個人的には日本の人材も優秀だけど局面が難しくて効果的な打ち手がないみたいなことだと良いなぁと思っているんだけど(意外なことに僕自身は結構官僚を信頼してたりする。ダメなところもあるけど専門性は認めるべきだと思うので)、でもむしろ人材入れ替えたらオーストラリアみたいになるっていう方が希望はあるのか…

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