【ドル円】そしてきょうも円安が進む(執筆時点で84円03銭)
今日も円安が続いてます。
日銀の「インフレ目途」とアメリカの景気見通しが良いことで引き続き。まぁそんなに毎日毎日新しい材料はないですよね…あ、「輸出企業は期末のドル売り」なんていうのもあるのか。まぁ確かに円にしておかないと決算的な意味で問題があるって事なんでしょう。円建てだろうし。 ともあれ、アメリカの景気が安定している限りにおいては、じりじり安定的に円安に向かうってことなんでしょうね。しかし何かの勉強になればと思って相場の動きを見るようにしてるんだけど、まぁ、さっぱりわからんね(苦笑)FXやるつもりは元から全くないけど、投機筋のプロの人たちってすげえなぁと純粋に思いました。ドル続伸、84円台乗せ=金利差拡大などで買い優勢〔東京外為〕(15日正午)(時事通信) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス
米国の景気改善や、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加金融緩和観測の後退を手掛かりに、ドルを買って円を売る動きが継続した。「米長短金利が上昇しており、今後さらに日米の金利差が拡大することを見込んだドル買いが強い」(大手邦銀)と指摘されている。また「当面、円は売られやすく85円を目指すだろう」(証券会社)との見方も出ている。 FXプライムの柳澤浩チーフアナリストは「(朝方は)五・十日要因の輸入企業のドル買い観測も思惑筋の買いを誘ったのではないか。これだけドルが上昇すれば、輸出企業は期末のドル売りを急ぐ必要がないだろう」と指摘した。

いや別にいやじゃないですけどね。なんとなくノリで。
というわけで、円安止まりませんね。ずーっとこのまま90円とかまで行くのかなぁ。1円上がるごとにエントリを書いてるような気がしますけど、あまりに止まらないんでいい加減エントリを書くこと自体しつこい感じがしてきました。個人的に注目しているのはしているのですけれど。
とりあえず、各国通貨の為替情報とグラフ載せておきます。
81円近辺でずっと動いていなかったので目を離していたらまた週末に掛けてぐっと円安に偏ったようで、NY市場の終値は82円53銭に。うーむ。きっかけはアメリカの雇用統計が予想を上回って良かったことらしいです。
今週末の終値は、81円57銭でした。
なんかこうブログのネタ的にはしつこい感じもありますが、個人的に今とても注目してるので…申し訳ない。
日銀のインフレ目標、それだけ評価すると別に何も目新しいことなんかないじゃんと言う感じでしたし、昨日の総裁の発言を見ても「そんなの当たり前だろ」という感じなんですけど。
「80円台に近付く」とか書いてるうちに81円台になってました。
外国為替市場の場合、「損益確定」のための投機筋の待機が溜まってる価格帯ってのがあるらしいです。ドル円の場合、急激に円高が進む中で「せめてここまで円安が戻ったら含み損を精算する」というような感じで。「それが80円台近辺にあるので80円台あたりでもみ合いになるはず」的な分析をどこかで見かけたような気がしたのですが、割とあっさり越えてしまっていてそんなんでいいんかという気もします。流れが円安に傾いていると、80円ちょうどに設定していた「撤退ライン」を82円に引き上げるなんていうこともあるんでしょうかね?よく分かりませんけども。
介入は効果無かったのに金融緩和とインフレ「目途」でこの値動きです。これだけ見ると「こんな簡単に値が動くのになんでもっと早くやらなかったんだ」とか思うんですが、過去に失敗したとか、日銀にもいろいろあるんでしょうねぇ。
このスパン(10日間)のグラフだけを見るとなんだか先行き明るい感じがありますが、ちょっとスケールを変えると印象が変わってきます。

一時97.197円まで。最後は97.585円。
おいい…
見た感じ「反射」であって流石にこれで固定ってこたないと思いますが…
まだドイツはトリプルAだし…
週明けどうなるかなぁ。

