PS3 $500ってどうなのか?

先日、PS3の価格が、$500(日本では62,790円、20Gモデル)と発表されました。 僕もそれを聞いて、『ありえねー』と思ったんですけど、 engadjetに非常に興味深い記事があったので、紹介を。

Curmudgeon Gamer.comより、1976年?現在までの主要家庭用ゲーム機26機種の発売時価格を比較するチャート。1976年のフェアチャイルド Channel F($170)に始まって翌年のアタリ2600 ($200)、1986年登場のNES(ファミコン北米版。$200)、1995年のプレイステーション($300)、2006年11月予定のプレイステーション3 ($500と$600)まで。米国での発売価格であり日本では発売されなかったもの、別の価格で発売されたものも含みますがある程度の見通しは得られます(画像をクリックすると原寸、Readリンク先は作成したCurmudgeon Gamer.)。
この記事には、過去発売されたゲーム機の値段に対して、 物価の上昇による補正を加えた値をグラフ化した画像が掲載されています。 これが殊の外面白い。 これによると、例えば、1976年発売の『Family Computer』(任天堂)は、 (為替の影響もあるとはいえ)現在の価格にして、$596.94。 この数字は、PS3の価格とほぼ同じで、 当時の家庭における『ファミコン』が、いかに特別なものだったかを物語っています。 記事内では、ほとんど演技的な視点として、 『PS3を応援する』という立場を取っているので、 (engadjetは基本的にユーザ視点を保っており、ある意味でネタであることを理解すべきです) こうした理由から、PS3が過去例を見ないほど高いものだという指摘は、 安直で、率直に言って誤りであると指摘しています。 まぁ、確かに。 しかし、パソコンの価格の遷移を考えてもわかるように、 価格と価値の関係は、物価を加味したくらいで正確には捉えられないわけで。 それは、最終的に演技しきれずに本音が漏れちゃってる部分、
対チャートで面白いのは任天堂の歴代コンソールが毎回どんどん安くなっていること。インフレ補正価格で並べるとファミコン($364) > スーパーファミコン($293) > ニンテンドー64 ($254) > ゲームキューブ($225)。
という部分からもわかります。 つまり、PS3が成功するためには、1976年当時のファミコン並みの価値観、 誰かの家にファミコンがあると言って集まったり、 ソフトをたくさん持ってることで人気者になったり、 そういう特別さを作れない限り、成功できないってことだ! テレビに例えてみれば、 現在を、一人一台の時代とすれば、 昔は一家に一台、カラーテレビで凄かった時代、町で一台…と遡れるわけで、 PS3の、『ゲーム機』としての価値観設定は、 いわば、一家に一台か、それ以前のレベルであって、 明らかに時代を逆行してるよなぁ。 いくらソニーが、『これはゲーム機ではないから』と言ったって、 ありゃ、ゲーム機だよ。 悪いけど。 engadjetの見事なネタには感心しつつも、やっぱり思うのだった。 売れねぇって。

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デザインは想いを吸収する。

世の中には様々なデザインがある。 全てのものがデザインされていると言っても良い。 デザインという要素が存在しない人工物はほとんどあり得ない。 ── 僕は、芸大出身でもないし、 デザインを、理論的にも実践的にも学んだことがないので、 見当はずれのことを書いていたら申し訳ないのだけど、 ひとつのインスピレーションと解釈していただきたい ── そんな中で、『残っているデザイン』は、 その他のデザインと何が違うんだろう?ということが、 もの凄く気になった。

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おはようございますよ。

良い天気です。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。昨日は、1時間程度で残業を切り上げて帰宅。家に帰って夕飯を食い、シャワーを浴び、23時半頃就寝。なぜだか色々考えちゃって、1時間くらい眠れなかった…けど、そう思ったら眠気が下りてきた。不思議だ。 今朝は一旦7時半頃目が覚めてしまい、その後二度寝して9時起床。朝飯を食ってると、マンションの外で工事が始まる。すぐ外が足場になっており、おっさん、兄ちゃんがうろうろ。これってどうなのか。微妙すぎ。辟易して、早めに家を出る。 さ、働きますよ。

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美容師な人びと

友人、知人に何人か美容師がいるんだけど、 先日イベントで会ったときに、 彼らに共通する、職業病?とも言えることに気がついた。 彼と会うのは、多くても月に2回くらいなんだけど、 お互い結構長いことそのクラブに通ってるので、 知り合ってからは長い。 まぁ、イベント以外で会うことはないんで、 それ以上の付き合いではないけど。 で、会うと、必ず最初に何かコメントをしてくれる。 痩せた?太った? なんか年取った? 疲れてる?元気そうですね。 髪切った?髪伸びた?… 場所が美容院であったり、 僕が女の子であったりすれば、会話のとっかかりになるし、 前回会ったときのことを覚えててくれたんだ、と思うんだろうけど、 ここはクラブでそういう挨拶には不向きだし、 (握手やその他アクションの方がよっぽど雄弁だ) そういう話の振られ方をして、 気を使ってくれてるから何か気の利いたことを返さなきゃ、とは思うけど、 結局当たり障りのない言葉しか返せずに、 さして会話は弾まなかったり。 まぁ向こうはさして気にしてなくて、 きっと、ナチュラルに出てくる言葉なんだろうけどね。 まぁでも、クラブで、ということを除けば、 そういう気の使い方ってのは良いんじゃないかとは思う。 あなたをちゃんと認識してますよ、ってのは、 結構僕に不足しがちな要素ではある。 んーでも、そういうことがさしたる思慮もなく、 むしろ殆ど脅迫に近い形で、 口から出てくるような感じにはなりたくないなぁ、とも思う。 そういう言葉を常に吐くことで、 なんか言葉全体の重さが、軽くなっていってしまう気もする。 本当にそうなのかはともかくとして、軽薄に感じられる。 思えば、美容師というのも大変な商売だよなぁ。 話題がなきゃやってけないよな。

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Mステ行ってきましたよ。

ちょー眠い。 昨日は、飯食ったあと、23時半頃メトロに向かう。Mステ。『M』ETRO 『ステ』ーション。オレンジレンジを初めてきちんと聴いたけど、JPOPとしてもくだr(略)とか言うと怒られるので止めて、やっぱり名曲は名曲だよなぁ。てかさーなんで飽きないんだろね。『名曲カラオケ』って、一年に一回とかで十分じゃん。カラオケが好きな人って、新しい歌を覚えるのが好きだし、自分もそうだったし、同じ曲ばっかり掛かってたら飽きるはず…、なんだけど、全然飽きねぇ(苦笑)凄いことだ。 で、DJ陣、特にJ-Boysの繋ぎっぷりと言ったら。何故そこまでJ-POPを本気でつなげるのか、と思うけど(みんな熱唱してて気づいてないし)、いやでもそういうところはね、こうさ…ココロの部分だからね。プライドの部分。DJの話をすると長くなるので止めておくけど、ああいうのって、長いことやってても出来ない人は出来ないし、もちろん僕は出来ないし(希望はいつも強く持ってるけど)、本当に天才だと思った。技術もそうだし、遊び心という面でも。 で、途中までは久しぶりすぎてテンションから回りすぎて飲んでたんだけど、途中からは楽しくなってしまって飲んでて、2時に帰ったにもかかわらず、今日は2日酔い。 そんなわけで、ちょー眠い。あ、いや、眠くはないけどしんどい。 不思議に仕事ははかどってるけどなー やっぱ、ストレスの能率に与える影響ってでかいんだな、と思ったよ。ホント。

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普通の日記。

今日は休み。雨。 昨日は、かなりすっきりした気分で仕事に臨み、随分久しぶりのレベルの集中力で仕事をばりばりとこなし、帰宅。帰り道、あああ、今日もすっごい疲れたなぁ…肩重い…と思っていたが、もちろん自分でうすうす感づいていたとおり、それは途中で、不覚にもハリー・ポッター第6巻(それと文庫版JOJOの10-12巻)買ってしまったためで、それほど疲れてはいなかった。そうか、今日は月曜日だ、と思いだし、家で蕎麦食ったあと、ウェラーズへ(月曜日は生ビール500円)。何人か知り合いと友達がいて、美味いハモは実は韓国産で、脂ののり方が断然違う、なんて話をしながら、だらだらと1時まで。生ビール、BASS、GLENLIVETをストレートで2杯飲む。細谷君と一緒に店を出て、帰宅。就寝。 …のはずだったのだけど、つい、(不覚にも買った)ハリー・ポッターに手を出してしまい、止まらなくなる。ハリポタを称して、『所詮、児童文学』『どこにでもあるファンタジーで、たまたま売れただけ』なんて声はよく聞く。まぁそれは全くその通りなんだけど、個人的には、小説として駄作だと思っているダヴィンチ・コード(プロットは面白いが)を読んだあとだったので、その巧拙に愕然となりつつ、そしてもちろんこれまでの5冊を読んできていること、また、それぞれのキャラクターの心理面、また状況に大きな成長、変化があって興味深かった。どう考えても児童文学のそれではない、全巻に漂う暗い雰囲気は、僕個人的には嫌いではなかったし、なにより、これまでドラマ的表面に隠されていた負の面が徐々に明らかになっていく巻なので、そうした補足的な意味も含めて、面白い本だったと思う。結果は、重苦しいが…最終巻が待ち遠しい。今更、新しい人物の登場を予告してどうするんだ、と言う気もしないでもないが(笑)次巻への思いは、訳者の松岡さんによる後書きに集約されてる気がするね。 まぁそういうわけで、読み終わったらとっくに夜は明けていたわけで、くそ重い上下巻を支えていた腕はほんどにしんどくなりつつ、このまま起きてようかなとも考えたけど、少し寝る。 昼過ぎ、荷物が届いて起こされる。ふう。おはようございます。 部屋を片付け、掃除をし、洗濯物をし、ふと思い立って家の中にあるCDを漁って、iTunesに放り込むと言うことをしながら、コーヒーを入れ、煙草を吸い。ふう。休日だな。前回の休日は一日中仕事してたし、その前とその前はイベント続きだったし、こうやって部屋でゆっくりするのはホント久しぶりだ。まぁそれも、今夜の用事があるから何だろうけど。 そうそう、今夜は超久しぶりに、Mステに行きますよ。JPOP@METRO。あの意味わからんシュールさがいいよ。客入ってるのかわからんけど(苦笑) また、お会いしましたら。 それでは。 BGM: 小沢健二/ダイスを転がせ  ── 『結構カラダはボロボロ でもやらなきゃ悔いが残るだろ』

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酔想

もし君がそばに居た 眠れない日々がまた来るのなら? 僕は今、そんな日々にいる。 そのことに感謝を。 きっと、たぶん、僕は、 生きている、 うん、きっと。

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肩の荷が下りた日の翌日。

マジで、肩の荷が下りた。 ああ、リリースしたあとにやることも非常に多くかつ長いわけだが、それはラーメン食べながらしのぐことにして(苦笑)何とかスッキリしました。一応、今日も働いているわけなので、さすがに弾けるわけにはいきませんが、ささやかに350ml缶ビールで自分をねぎらってみたり。やれやれ。 今日は、次々に仕様を拡大されて混乱したプログラムをまとめるために手を付けられなかった仕事類(言い訳大盛り)をバリバリとこなしてます。したり顔で『今仕事溜まってるから』とか言われてカチンと来てましたが、カタルシスを得ました。ざまーみろ。 さー昼飯、昼飯。

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