二十歳

Number870

雑誌「Sports Graphic Number」で「二十歳のころ。」という特集をやっていました。スター選手の二十歳の頃を振り返りつつ、現在二十歳で活躍している選手も紹介していく感じの特集。読み応えが合ってとても良い特集でした。スポーツ選手を始めとして早くから「大人の社会」で生きることを求められる子供は一般的に成熟が早く、同じ「二十歳のころ」と言っても僕や、僕の周りのごく普通の人たちとは考えていることが違って見えるのですけど、後から振り返ったり、公私をならして見つめたりすると、競技に関する部分が突出して成熟しているだけで全体のバランスはそう変わらないのかもな、とも感じます。それでも二十歳のときの僕よりは、彼らの方が人間として遥かに成熟していますけどね。今の僕よりも成熟しているかも。

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どんなときも。

さっき、たまたま耳にしたので。 「えー今さら槇原かよ」とか、外見が生理的にどうこうとかあるでしょうけれど、でもなんつうか大袈裟じゃなく極ナチュラルに「頑張っていこうよ」って歌ってるこの曲が僕は今でも結構好きです。別に意識したことはないけれど、サビで歌われていることが、結構自分が常日頃感じていることと似通っているような気がするし。

どんなときもどんなときも 僕が僕らしくあるために 「好きなものは好き!」と 言えるきもち抱きしめてたい どんなときもどんなときも 迷い探し続ける日々が 答えになること僕は知ってるから
「時間がない」とか「早く成果を出さなきゃ」とか、この歳になると聞こえてくることもあるんだけど、人生は長いんだし、結果を出すことが目的だとは僕は思っていないし、迷い探し続ける日々を含めてそれ全体を楽しんだ奴がやっぱり一番幸せなんじゃないのと思っています。そして、たぶん、ずっと何も得られないなんてことはなくて、好きだという気持ちを忘れずに取り組んでいけば、きっといつか何かに繋がっていくと信じてるから。 基本的にあんまりポジティブな人間ではないんですけど、こういうことに関してはなぜだかあんまりネガティブじゃないです。繰り返すけど、何か目的を達成することが人生の目的なんじゃなくて、何か目的を達成するために迷ったり悩んだり失敗したり、たまに成功したりすることそのすべてが人生の目的なんだろうと僕は思っているので。だから、僕は、目的達成の日が見えてこない今も、楽しくて仕方がないです。 どんなときも。 [iPhoneで手抜き全部俺] みんなのもさ 2015年2月号

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