アメリカの大統領選挙が何か変な感じ —— 「ハラスメント」
なんか微妙なことになってんなーと言うのは何となく感じてたんだけど、トランプ候補の微妙発言集を読んだ感想は「これいつもいる、極右向け泡沫候補でしょ?」だったのにそれが共和党の大統領候補になってて、まったくどうなってのかよく分かんなかったんだけど、共和党の対立候補も同程度のレベルで共和党自体が悲惨な状態になってるとはおもわなんだ。すごいな。正義の暴力がアメリカ中を揺らしている|アメリカ大統領選、やじうま観戦記!|渡辺由佳里|cakes(ケイクス)
これまでは、予備選でいくら血みどろの戦いをしても、いったん党の指定候補が決まったら、「打倒民主党候補!」で団結するのが共和党の慣わしだった。民主党も同様で、2008年にヒラリーはオバマと党をまっぷたつに切り裂くような戦いを繰り広げたが、オバマが勝利を決めた後は、彼のために全米をまわって応援した。 つまり、どちらの党も、「どんなに嫌いな候補でも、敵対する党の候補よりもはまし」、「何があっても、民主党(民主党の場合は共和党)にだけは勝たせない」が暗黙の了解だったのだ。 ところが今回は、2008年の共和党指名候補マケインのスピーチライターだったマーク・ソルターまでもが、「(ゴシップ中心のタブロイド紙)National Enquirerなんかを購読し、それがまともなレベルだと思っている奴を、共和党は大統領候補にする。僕はI’m with her(ヒラリー支持)だ」とツイートした。