Face.

『右側がね、人に見せる用の顔なんだよ』 そうなんだ。 聞いたことある、 人は右と左とでは顔が違うんだって。 そういえば、右の顔の方が、 暖かそうに見えるね、 でも、じゃ、自分を冷たく見せたい人は? 左の顔を見せればいいのかな? カウンターで座っていて、 恋人がどちらにいた方が、落ち着くだろう? 僕は何故か分からないけど… 恋人が左側にいる方が、断然安心する。 相手に、“冷たい顔”を見せることになるのに? …。 でも、その時に見える相手の顔は、 “暖かい顔”だ、それで安心するのかも知れない、 自分はクールに、 格好良く見せて、相手の穏やかな顔で安心する。 …。 何か、嫌な奴だな。 でも僕は。 『君の左側の顔』も好きだよ? だって、 いつも正面から見てるんだもん。 (2000.12.22)

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Long for Korean

韓国サッカーは強くないといけない。いつまでも格好良くいてほしい。 このところ、ずっと思う。 正直に言って、韓国という国も、韓国人という人達も、当然そのサッカーも、昔は大嫌いだった。確かに僕は日本人だけど、そして、僕の曾祖父や祖父の世代が過ちを犯したことはそれも事実だし、それを否定するつもりは更々ないのだけど、でも、僕の正直な感想は、そういう態度とはかけ離れていた。ようするに、僕が既に憶えていないことを、いつまでもいつまでも言い続け、文句を言い続け、謝罪してもどうせ満足しないのに、いつまでも謝罪を要求し、そして何かって言うと日本と日本人を目の敵にする…だから、常に日本より強いと声高に言い続け、しかも実際に日本を阻む大きな壁となってきた韓国サッカーも、大嫌いだった。 でも、最近、少し、いや、だいぶ変わってきたと思う。 2002年W杯の日韓共催が決まり、韓国に対する思いが少しずつ変わってきた。それは、例えば、金大中大統領の、対日政策の変換やなども影響があるのかも知れない。でも?日本サッカーに対する余裕なのか?わからないけど、シドニーオリンピックや、アジアカップを通して伝えられる韓国の不振と、自らの目でテレビを通してみた韓国サッカーのひどい有様を前に、僕は気付いた。コンプレックスかも知れないが、強くて、格好いい韓国サッカーに、実は憧れに近い物を抱いていたんじゃないか?と。 いや、日本が負けてもらっては困る、だから、12/20の日韓戦、退場で1人少なくなった韓国相手に引き分けで精一杯だった日本に対しては、正直不満だった。でも、不振を伝えられていた韓国サッカーの、強くて速くて、格好いい姿、それは例えば洪明甫の姿だ、日本とは指向が違うから、きっと遠い将来を見ても、その強さや、格好良さには追いつけないと思う、韓国は、強くなくてはいけない、憎らしいほど、いや本当に憎んでさえいた、その強さを、彼らは持ち続けていて欲しい、そしていつも日本の前に、最大のライバルとして、立ちはだかって欲しい、これ以上近い隣国はないんだし… (2000.12.21)

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Invisible Line

体調悪いよ… というメールにびっくりして、 大丈夫? と返事を送る、 本当は電話したかったのだけど、 喉が痛くて喋るのが大変そうだし… でも、返事が返ってこない、 心配で遂に電話する、 留守番電話サービスに… そうか…あの部屋電波悪いもんな… でも、男子禁制の下宿、 鍵がないと入れない、 だから心配だけどお見舞いにも行けない、 この電波が届かなかったら、 携帯電話、 無くても困らなかったのに、 不思議だね、 この目に見えないラインだけが、 二人を繋いでる気がする、 返事を待つ、 何もできずに、 ディスプレイの デジタルクロックが いつもと違って 見える。 (2000.12.21)

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Music 009

静かな日々の階段を 2000.11.20. Dragon Ash ▲ ▼ 好きでも、いいと思っていても、 音楽好きな友達の前では決して言えないアーティストがいる。 ただ流行を追ってるだけだ…と思われるのがあまりに悔しくて。 本当は、有名になる前から知っているのだとしても。 DragonAsh。 初LIVEの客は5人だったらしい。今では信じられないことだ。 RockとHipHopのJPopにおける融合という styleで一気にブレイクした…けれど、 僕にとってはそんなことはどうでもいい、 Kenjiが如何に格好良くても(俺が好きなのは馬場育三さんだが)俺には関係ない、 大切なことは、かつてある時期僕を支えてくれた音楽を生み出し、 そして今も支えてくれる音楽を生み出し、 きっとこれからも生み出してくれるアーティストだからだ。 Lyric 草木は緑 花は咲き誇り色とりどり 四季はまた巡り小春日和 用もないのにただ 並木通り 思う今一人 ハーフタイムなんてなしに過ぎる日常 僕もなんとかここで一応 やりくりしてるわけで 時にはなりふり構わずに生きよう むかえる朝 変わらずにまだ 陽はまたのぼりくりかえしてゆく 窓の外は南風 洗い流してこの胸の痛みまで 過ぎ去りし日の涙 時がやがて無意識の中連れ去るのなら 大事なのは光だけ あともう少しここにいたいだけ 季節はずれのこの雨が ぼかした表情とその涙 降りやまないうちにGerra すかした顔してフッと笑ってな てな具合で進むそっこうOne week つかれた体でそっとOne drink つどう先は仲間達 いつものように夜通しバカ話 こんな日々が終わらないように 羽根広げはばたく鳥のように みんな必死なんだ 負けんな いねぇぜピンチランナー あざけ笑う奴を尻目に つかめ描いた夢にぎった手に 雨上がりの流れ星 ねがいをかけて さあ上がれ同志 なんとなく携帯の電源オフり 耳すます雑踏の全然奥に 聞こえるだろ風の声 流れ流れて今度は何故何処へ しらじらしくも聞いたりなんかして 自分の未来重ねたり 何か言ってもらいたいのは同じ気持ち すり減らす掛け替えのない命 幼い頃の夢ダブらして 鏡の前で朝歯ブラシで みがく時もまたアホ顔して 家を出るそんな日々暮らして 夜を待つのはもうやめよう 休んでもいいさ力溜めよう 静かに時を刻む街 夢託し俺らがつなぐアーチ 静かな日々の階段を… 風がやんだ空の真下 みずからの手でつかむ明日 (2000.12.18)

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WOMEN 001

WOMEN 2000.12.17.1:54 who’s in Love. ▲▼ 『恋愛感情』は不思議だ。 自分に関することだけでも分からないのに、女の子の気持ちとなるとなおさらだ。 何故か、相談をよく受ける。あなたならわかるでしょ?ということかもしれないけど、 (または話を聞いて欲しい、聞いていてくれればいい、ということなのだけど) 無理だ、分かるわけがない、相手の男に惚れてるのは僕じゃないし、 僕には、その彼女を自分に惹きつけておく理由もない。 むしろ、相手の男について、 こうしてあげればいいのに、こう言ってあげればいいのに、とかばかりを考えてしまう。 仕方ない、男なんだから。 視点は常に、女の対面にあるから。 それでも、僕も僕なりに経験や想像から考えて、一生懸命相談にのってあげているのだけど、 それに、話を聞いてあげるだけ、というのもできないから、 何か気の利いたこと1つでも言ってあげたい、と思うのだけど、なかなか…。 結局、その場しのぎの『雰囲気的な』言葉でお茶を濁してると思う。ごめん。 きっと僕は、単純すぎるのかも知れない、と思う、 好きならいいんじゃない?思うことがあるなら言ったら?好きじゃなかったらやめとけば? 普段好き放題な物言いをしているくせに、 何も言えなくなってる。 それが僕にとっては可愛く思えたりするけど、そんな表情をするわけにもいかないし、 相手はすごくシリアスだし、でも、その可愛さを相手の男に少しでも伝えられたら、 少なくとも今の状態よりは、何かあるんじゃないかなぁ…とか考えながら、 でも、シリアスな空気にはそぐわない結論で…。 男に対してそんなに気を遣っても、意味無いんじゃない?って。 自分や、周りの男を見て思うけど、何も言わずに気持ちを酌み取れる男なんて、 そんなにいないし、 無論、僕だって無理だし(努力はしてるけど) きっと、何かを言って相手が初めて気付くこと、も、多いんじゃないかな? 僕はいつも思う。 女には絶対かなわない。特に綺麗な女と可愛い女にはかなわない。 セックスしたいとか、下手に出ちゃうとか、そういうこととは関係ないところで、 お互いの性欲ではなしに、 もっと単純で根本的なところで、綺麗な女と可愛い女にはかなわない。 圧倒的に。 君の可愛さが分からない男なんて、大したことないよ。 そんなこと言えるほどの度胸はないし、 女なんてわからないし、恋愛してるときは特にわからないし、 もしかしたら、別に、僕の答えなんて求めてないんでしょ? と思いながら、 相変わらず、わからない女達とつきあって暮らしてる。 …僕も男だからね。

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69tracks on the WEB.2000

For“69tracks on the WEB.” So Grateful Days…. 2000年5月開設より、7ヶ月。7ヶ月で5 000アクセス。 1年で10 000アクセスに届く数字であることを考えると、非常に良くやった、と思う。 Siteを立ち上げて、実際にどれだけの効果があったのか、 どれだけの貢献ができたのか、実感したことはない。 どれだけの人がアクセスしてくれたとしても、その数字がイベントへ帰ってこなければ、 僕はただ、69tracksを題材にSiteを作っているに過ぎない、 それでは意味はない。 でも、自分自身、知り合いが増えてきたこともあるのかもしれないが、 少しずつ、底辺が広がってきているとは感じる。 『常連』が増えていくことは、集客数を高いレベルで維持するのには絶対必要なことだろうけど、 もし、常連のためだけのイベントになってしまったとしたら、 そのイベントは死んでしまう、 どんどんいろんな人が来てくれるようになって、イベントのエネルギーは上がってるんじゃないか? OfficialSiteを立ち上げて(元々はunofficialだったんだけど)最も大きな成果は、 DJと、客との間に、双方向のやりとりが生まれたことではないだろうか? それも、その他の人の分かるところで。 それまでも、客とDJのやりとりはあったと思う、でもそれが、例えば『掲示板』に残り、 第三者もそれを見ることができる、それに参加することができる、 目に見える形での、参加する者を制限しない、コミュニケーション。 単純な素朴な疑問、約3週間の構想、自分にできること、思いつき。 制作日数1日から公開、そして公式サイト化。 このサイトを作って良かった? 間違いなく、答えはYesだと思う。僕の感じたことは間違ってなかった。 これからも『最高』を目指して、『ほどほど』に。 季節はずれのこの雨が ぼかした表情とその涙 降りやまないうちにGerra すかした顔してフッと笑ってな てな具合で進むそっこうOne week つかれた体でそっとOne drink つどう先は仲間達 いつものように夜通しバカ話 こんな日々が終わらないように 羽根広げはばたく鳥のように みんな必死なんだ 負けんな いねぇぜピンチランナー あざけ笑う奴を尻目に つかめ描いた夢にぎった手に 雨上がりの流れ星 ねがいをかけて さあ上がれ同志 (『静かな日々の階段を』KenjiFuruya) Thanks all of You. (2000.12.15.)

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Cold 2000

風邪しつこい…。 もう熱もないし、全然大丈夫なはずなのだけど、 咳だけが止まらない。ゴホゴホゴホゴホ… この間調子に乗ってタバコ一本吸ってみたら、 (> <)y-~~~ゴホッゴホッ 無理はいかんなぁ。 火曜日にはメトロで69tracksがあるし、 早めに治さなくちゃいけないのに… なんてしつこい、なんていやらしい風邪…。 あーだんだん腹立ってきた。 腹立っても仕方ないけど(^-^; 今夜も胸に温感湿布張って、 濡らしたマスクして寝よう… (2000.12.10)

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broken-down

■2000年12月7日(木)9:28(晴) TVが壊れた。正確に言うと、アンテナからの配線とテレビを結ぶテレビ側の部品が、だ。コンポ(ステレオ)との配線は生きてるので、すぐにテレビが見られなくなるわけではないが、いちいちビデオとコンポの電源を入れなくてはいけないので、面倒だ。 照明が壊れた。真ん中から下がってるひもを引っ張るとスイッチが切り替わるのだが、引っ張っても切り替わらなくなった。もう半年くらいだましだまし使っていたのに…なんてことだ。こちらは圧倒的に不便なので、買い換えなくちゃならない。 プリンタが壊れた。画像をプリントアウトするとズレるなど、元々性能のいいプリンタではなかったけど、買って3年半、無いとホントに不便。どう捨てたもんかもよく分からず、なかなか買い換えられない…そう高い物ではないハズなんだが。 コンポも壊れてる。他はいいのだけど、MDが再生できない。機嫌がいいときはいきなり再生できたりもするのだけど、なかなかうまくいかず。おかげで今までに録ったMDは再生できないし、新たに録音することもできない。不便この上ない。 まったくどうなってるんだ。 やっぱり4年で買い換えろってことなのか? やれやれ… (2000.12.07)

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Photograph

カメラを持つようになってから、まだ、ほんの5年くらいしか経っていない。依然、知識も腕も機材も貧弱なままだ。 カメラを持つきっかけになったのは、すごく不純なことだが好きな女の子ができたことだ(でも周りを見るとそういう動機をしている人間も多いような気もするのだけど?)。その好きな女の子を、変な意味ではなくて、写真に撮りたかった、可愛い女の子を、可愛く撮りたかった。同時に、自分の周りにいる全ての人、そして自分のすべてだった愛馬、そうした物に目は向けられていた。だから、僕の興味は風景写真などには向かなくて、ただひたすらポートレートだった。カメラに詳しい先輩にする質問も、大概ポートレートに偏っていたし、その先輩にもらった本も、ポートレートの部分だけを熱心に読んでいた記憶がある。 僕にとってカメラとは、時間を切り取ることができる機械、だ。ビデオカメラのように全てをおさめるようなことではない、時間の流れの中のある一瞬を。でも、捉えるのが例え一瞬だったとしても、そこにはビデオカメラではおさめきれない動きがある、きっかけを作る、と言ってもいい、もし、全てを記憶に残すためであったなら、カメラより、ビデオカメラで全てを保存してしまえばいい、そうすれば、曖昧になることもなく、きちんと何十年でも残るだろう。でも、それでは、興醒めじゃないか?全てを見せることがベストじゃない、朝顔を一輪だけ残した千利休を比較に出すのはおこがましいが、でも、そういうことだと思う。 僕にとって今が全てであると同時に、過去も全てだ。未来は分からない。 僕はそのためだけに、時を切り取り続ける。 (2000.12.06)

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Cold

風邪引いた。 今年は、何故か、いつもの年よりも、風邪を多く引いてしまっている。 もう何度目? 生活が不規則だからだよな…これもそんな時間に書きながらそんなことを思う。 風邪を引いて寝込んでると、静かに寝ていればいいのに、そのうち、頭の中をいろんな事が駆けめぐってしまう。何かしたいこととか、ちょっとしたアイディアとかから、嫌いな誰かに言いたい文句とか、それで熱が高くなってきて、勝手に喧嘩してたり… でも、それでノートを隣に置いても、それに書き留める元気なんて無くて、それを開いても、ただ白いだけで、何か、あっという間にエネルギーを失っていってしまうような気がする。 ふとしたときの人の親切や、電話や、メールなんかがすごく嬉しかったり、お腹空いて、頭フラフラするのを我慢して料理して、健康と他人の大切さを知ってみたり。 病気なんてしないに越したことはないけど、でもたまには、風邪を引いて寝込んでみると、気付くことがある気が。 するんだけどな。 (2000.12.05)

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