味の形

味には形があると思う。 味、というのがわかりにくければ 口当たりでも、食感でも、なんでもいいんだけど インスタントのものや、既製品のもの、 人の手が余り加えられていないものは 何となく味が角張っていて 食べ終わった後、心がギザギザするような気がする。 そのものの、 旨さ不味さ、まろやかさ、堅さ柔らかさ、温かさ… そういうことではなく、 安心できる食べ物は、味が丸く、 体が受け入れやすい気がする。 大事にしよう…

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tooEarly

自分の参加しているイベントについて 最近思っていたことを少し。 俺はこのイベントに必要ないんだな、と、そう思った。 ある別イベントをプロデュースすることになった。 皆、気合いが入っていて、かつ、緊張していた。 緊張のせいか少し焦り気味のメンバーに対して 自ずと批判的な意見が多くなり、 徐々にただの文句の多いメンバーになっていった。 そして、ある日、少し距離を置かれてることに気付く。 それは例えば、大事なことを決めるのに 今まではねばり強く日程の合う日を探していたのに 突然3人でも良いから決めちゃおう、というように チームの空気が動く。 そういうことを指して、みな、緊張してるのか? 焦ってるよ、と指摘してみるが 誰にもわかってもらえず。 俺の発言はただの感情的な発言と捉えられたり、 決まっていることへの難癖と取られたりする。 そういうことを総合して 個人以上に、俺の個人的意見はどうでもいい、とされているのだと はっきりと感じる。 特に、今まで普通だと思っていた人間が、 欲を出し、野心を持ち、自分のことに集中すると、 どんなに冷たく、利己的な人間になるか、ということが よくわかった。 この1ヶ月あまりで。 昔は好きな男だったんだが、今はそうでもない。 どこで狂ってしまったのか。 俺は俺なりに、このイベント内で生き残る術を模索してはいる。 だが、基本思想のずれはどうしようもない。 普段愚痴を聞いている相手に逆に愚痴を投げかける気はしないし この思いは永遠にここに封印されたままになるだろう。 つねに苛立ち気味なメンバーよりも、 俺が脱退する方が早いかもしれない。 そうしたいわけじゃない。が、何も望まれていないならば、 そうした方がお互いのためだ。 あらゆる点で、恋愛に似ている。 チームと個人の。 俺は、きっと、振られかけている。

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No guestbook

誰のどんな情報も要らない。 ここをポータルサイトにするつもりはないし 街角で見かけたギャラリー程度でいい。 制作者の名前などしらないし 『へー』とか『おっ』とか呟やかれて 通り過ぎられる存在でいい。 知りたくないし、知られたくもない。 相手が僕を知った気になること以外に、 大した効果はなかった。

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料理

ある人は言った、 『僕にとって料理は愛情表現なんだ』って。 そうか、そうかもしれない。 素直に納得した。 料理は決して餌じゃない、 だから、嬉しかったり、感謝したりするんだろうと。 料理に限らず、 素直な愛情表現を。 僕は、まだまだ、 上手くできないな。

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Nobody

僕は誰にもなりたくない 僕は僕だが、それを変えるつもりはないが 君の中では僕は僕ではなくて、 『君の中の僕』でしかない 君の中の僕は僕ではなくて それを変える術は僕にはない 僕はあなたの知っている誰でもない ゆめゆめお間違えなきよう

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chocolate

チョコレートと言えば2月だけど 生憎とそんなロマンティックな想い出は僕にはなくて。 高校生の頃とかにも、 女の子からもらった経験は殆どないな。 ではなくて、 チョコレートで思い出すのは、受験シーズン。高校3年生。 チョコレートは集中力を高めるらしく。 テストを受けに行くとき、必ず一箱持ってってました。 いやね、母親が買っておいてくれるんで。 『いや、俺はそんなに気にしてなかったんだけどさ』 と言いたいところだけど、 振り替えてみるにやっぱし相当気にしてたような気がするな。 休み時間に必ず食べてた気がする。 本当に集中力を高めたかどうかはわからないけど ひとつのおまもりだったんだろうね。 日本の受験シーズンはなんで寒いんだろ。 ブルー入るっての。 ま、夏で周りが遊んでる時ってのも微妙だけどね…

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test

test まぁこういう時の一番始めってのは 『test』に決まってるのさ。 多分上手くいくけど それをしないと気が済まない ま、そんなところだろうな。

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[ ___ ]

安定している 低いレベルで、安定しようとしている 状態が変化したのでなく 自身が変質したと把握している かのようだ 皮肉なことに こちらの方がしっくりくる よく喋ったり 愛想良くする方がどうかしてるのかも 結局元に戻ったのかも なにも要らない 今は、なにも要らない 命さえも要らない 死んでもメリットがないから生きてるだけだ きっと、そうだと思う どうすればいいんだ 何に悩んでるかさえ もうよくわからない

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toiki

冬 コートを着込み 抱き合っていてもその人が遠く思える? 肌に貼\り付く冷たい空気と 感じる暖かさが 距離を0に近づける 目に見える吐息 冬にしかない ヒトの温もりを感じさせてくれる 独りの孤独さを際立たせる 曖昧な、 自分とそれ以外の境界を くっきりさせる なにもいらない

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