コミュニケーションを僕が語ると言うこと。

今さら繰り返す必要もないかもしれないが、 『コミュニケーション』ということが、ここ数年僕の中の重要なテーマのひとつになっている。 きちんとコミュニケーション『出来る』『出来ない』、 出来ない人とはどんな人か、 コミュニケーションを成立させるのに自分がどんなアプローチをすればいいか、 そんなことだ。 しかし、ふと、こんな疑問を持ってしまった。 MUTTERでコミュニケーションについて語ることは、正しいのだろうか? つまり、このサイトというのは…付くコメントの数の少なさでも分かるとおり、 根本的に読者とコミュニケーションを取る『意志』がない。 いや、筆者本人(オレだ)は、 何らかのリアクションが欲しいと思ってもいるのだけど、現実的には難しい。 あらゆる読者に対して書かれている一方で、あらゆる読者から遠い。 『読み物』と評されるのも分かる気がする。 読むことで、全てが完結してしまう。 そんな独断的サイトを運営する人間が、 コミュニケーションを語っていていいのだろうか、と思ったのだ。 果たして、説得力があるんだろうか? ただ、僕は知っている、 コミュニケーションを取ろうとしないのは僕ではなく、このサイトだ、ということを。 これは何度か言っていることだが… このサイトってのは、あくまで僕が生きている『影』に過ぎない。 カタツムリで言うと、カタツムリが這っていった葉に残る、透明な液体だ。 カタツムリはそこにはいないし、僕は僕でリアルで生きている、 コミュニケーションについて語るときの『コミュニケーション』は、 必ずしも抽象的な、不特定多数相手ではなく、あくまで、 具体的な誰か、とのことであるわけで。 そのときどう思ったか、を文章としてサイトに投影しているだけだ。 (そしてその特殊な状況に普遍性を持たせようとしている) それを不特定多数の読者が理解できなくてもそれは、 そのときそこにいなかったんだから仕方がないよな。 と、自分に言い訳している次第である。 (よくよく考えると、1対不特定多数というコミュニケーションは成り立つのだろうか?という疑問もある) 少し、考えすぎだろうか?

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69tracks.com リニューアル。

少しは努力してみました。 出来れば、DJ陣(および近い人々)のイベント情報も載せていきたい、 ということで、きちんとblogの体裁を取ってみて。 何か情報がある毎に更新していくような感じのサイトになる予定。 つくりはまだイマイチなんだけどね… 前よりは随分マシです。 ひとつよろしく。 69TRACKS

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職業:システム管理者?

いや、違います。一応、『WEBデザイナー』ということになってます。 でも、専任の管理スタッフがいるわけではないので… メールサーバも含めた、サーバの管理は僕がやってます。 サイトの更新システムも、僕が構築しているわけなので。 で、当然、スタッフに技術的なトラブルに関するレポートや、 『こうなったらこうしてください』 と言う旨のメールを出す機会があるんですが、これが意外に難しい。 スタッフは全員が若いので、全くPCがわからん、という人はいないわけだけど、 だからといって、技術的なことを書いて理解してもらえるわけじゃない。 書く方は、原因と結果を書いた上で、回避方法を説明したいのだけど、 くどくど説明したって読んでもらえないかもしれないし、 そうすると当然困るのは僕なわけで。 ということで、最近は、メールの書き方を変えてみています。 自分的に言いたい技術的なことはいろいろあるわけだけど、 まず文頭、スタッフが何をすればいいか、を書く。 たとえば、デカイファイルのせいでメールがタイムアウトして、 プロセスが終了していないようなとき、OutlookExpressだと、 『パスワードが間違ってるかも。再入力しろよ』 みたいなボックスが出ます。 これを見て、『パスワード教えてください』っていってくるスタッフが結構いる。 でもこれはそういう訳じゃないんです…少し待ってくれれば回復するから。 (自動でKILLされるのかな?多分) これを説明するとき、いやね、プロセスが…とか言うのではなくて、 『昨日まで使えてたメールでパスワードが要求されたときには、一旦終了して、5分くらい待ってください』 とまず書く。 そして次に、 『大きなファイルや、大量のメール、回線の切断などで、正常に終了していないときにこれが起こります…』 などの簡単な技術情報、 で、数行あけて、技術情報を書く。 技術情報が欲しいのは、数人だから、 一般のスタッフは最初だけ読んで次のメールに行ってもらって良いし、 送る僕の方も、一回の送信で済み、多分全スタッフに指示を伝えられるという利点がある。 なかなかね…技術的な発見の喜び(もしくは焦り)が先走っちゃって、 みんなに分かりやすいメールを書くのは難しいんだけどね… 努力次第で、なんとかなるもんです。 まずは、わかってもらわないとね。 技術者にもコミュニケーション能力は必要です。

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トラックバックの不思議というかなんというか

blogでたまに見かける、トラックバックの連打。 これは、相手が受け取れていない、と思って何回も送ってしまうことが原因です。 実際には、「受けとりましたよ」って返事が返ってきていないだけで、 トラックバックの送信自体は完了していることが多いんですけど。 はっきり言うとねぇ、MTの仕様が僕は不親切だと思う。 本当に送れなくても、正常に終わらなかっただけでも、 出るエラー(ログに残るエラーメッセージも)は同じなんだよね。 送信  ↓ 受信  ↓ 送信完了を返信  ↓ 返信を受信  ↓ 完了 という感じで流れるわけなんだから、送信のリクエストを送った後なら、 相手のサイトを見ろ、くらい言ってくれてもいいような気がする。 もちろん、実際には、どの段階でこけたかを把握するのは難しい、 ということはよく分かってるんだけど…。 ちょっとしたことで初心者のミスが減ると思うんだけどね。

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男女問題で僕が嫌いな視点

男女には違いがある。 それは経験則的にはっきりしており、恐らく間違いない。 別に、専門書や、月刊誌の指摘を待たなくても、 男または女として社会に生きてる人にとっては明らかなはずだ。 ただ、僕はこの問題を語るとき、 どうしても好きになれない視点がある。 それは、男女の相違点を挙げ、だから違うんだ、としめる構成だ。 皆が知っていることを再度指摘して、だからなんだというのだ、ということだ。 だから男は分かってくれないのよ、 そういわれても、僕が男から別のモノになることはなく、 『分かってくれない』事自体は変わり様がない。 大事なのは ── 女はどうしたら男が分かるように話せるのか、 男はどうしたら女の言うことを分かるようになれるのか、 その試行錯誤こそが重要なのであって、 最初から分かり合えないことを前提にしているのであれば、 違いの指摘自体に意味がない。 (愚痴を聞く、という状況を除けば。…でも雑誌で愚痴など聞きたくない) 僕らは違うのだ。 それははっきりしている、ハズ、 でもその違いを分からない人が多いと言うことなのか? だから、まず、違いを指摘するところから始めなくてはいけないということなのだろうか? レベルが低すぎると思うが、それが標準なのなら…仕方がないか。

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合併市町村新名称問題…これはいいでしょ。

北海道南部の八雲町と熊石町が合併することになったらしい。 太平洋と日本海に接する町 北海道の2町合併で誕生(Yahoo!ニュース – 社会 – 共同通信) 両町が合併して出来る新しい町の名称は八雲町だが、 新しく、『二海郡』という郡を創設するように道に要望する方針らしい。 二海(ふたみ)というのは、この合併で新しくできる新町が、 太平洋、日本海の両方に接することから来ているらしく、 そしてこれは日本全国で初めてらしい。 まず基本にアピールありきという意味では、他の新名称と変わらないけど、 『二海(ふたみ)』という語感が、なんとなくセンス在るなぁ、 という感じで僕は違和感を持たなかった。 (町名自体は八雲町だしね) 他の合併市町村も、『センスある』選択をしてくれればいいのになぁ、と 第三者ながら思う。 (太平洋町とか、もうね、アホかと。)

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REMEMBER THE TITANS

映画を見た。 『REMEMBER THE TITANS(タイタンズを忘れない)』

まだ人種差別が色濃く残る1970年代のアメリカ。ヴァージニア州アレキサンドリアの町では、人種融和政策によって白人の高校と黒人の高校が統合され、白人・黒人混成のフットボールチーム「タイタンズ」が誕生した。ヘッドコーチに就任した黒人コーチ(デンゼル・ワシントン)は、白人選手と黒人選手がいがみあうチームをまとめ、偏見や嫌がらせと闘いながら、彼らを“最強のチーム”へと導いてゆく。 実話の映画化であり、登場人物もほとんどが実在の人物である。
正直に言うと、スポーツ映画としてみた場合、 アメフトが分からない人にはよく分からないと思う。 最後の場面、コーチの指示は、 いわゆるスペシャルプレーで、QBを2枚入れた上で、リバースフェイクからピッチしてラン。 残り時間が少なく、ディープに守りがちなディフェンスの隙をついた、見事な作戦だった。 しかし、この映画はただそれだけではない、 もっとも大きな主題は、1970年代のアメリカで根強く残る、白人x黒人の人種差別。 人種差別というのは、日本人からすると本当に遠い遠い問題… 嫌悪感を表す人や、差別的な発言をする人もいることはいるけど、 隣にいたくない、握手もしたくない、会話なんてまっぴら…そこまでの敵意はこの国にはない。 それに対してまず、『アメリカンフットボール』というチームの中で壁を乗り越え、 徐々に、学校に、街に広がっていく、 でも平坦ではない、 元来、アメフトというのは、白人のスポーツとして生まれた。 チーム内では一つになっていても、周りはそうではない、 その温度差に戸惑う選手達、コーチ。 白人に、黒人を理解しろ、と訴えるのではなく、その逆でもなく、 お互いがお互いを知ることが重要なんだ、と。 たとえ嫌いでも、相手を認めろ、そうすれば見えてくるものがある。 人種差別が無いが故に曖昧になってはいるけれど、 この国の僕らにだって当てはまるメッセージだったと思う。 この映画、いや実話だから、このエピソード、は、 実はアメリカの放送局や、アメフトの放送などでたまに伝えられるエピソードだ。 人種問題がクローズアップされるような事件がおきたとき、 人種を超えて結束しなければならないとき、 REMEMBER…と持ち出されるような。 個人的には、アメフトの描写もしっかりしていて良かった。 いかにも、アメリカ的、という感じだ。 1970年だから、高校のアメフトが、 ショットガン(ディフェンスコーチが『NYジェッツか…?』と呟いてるから、 1969年のジェッツが勝ったスーパーボウルで使われていたんだろうか?)に 対応できないのも当然だし、 決勝戦、身体能力の優れているRBを、ディフェンスラインに入れたり、 同じく身体能力の優れるQB(たびたびスウィープを決めている事からも分かる)を、LBで使ったり、 人材をやりくりする高校アメフト、という感じがしてなんとなく感慨深かった。 全米選抜に選ばれたLBを事故で欠いたら、ディフェンスの核を失ったも同然なのに、 それをチームで補っての勝利。 多分、これ以上の喜びはないと思う。 自分が良いプレーをしたら、他の選手におごる、そんなスポーツなのだから。 いろんな切り口があって、一口に言えない映画でしたが、 (なので、この映画のレビューはその人の持つ知識によって全く違う) エンターテインメント的にも、ドキュメント的にも、スポーツ的にも、 非常に面白い映画でした。満足。 (敢えて言うと、深夜じゃない時間にやってください…眠い)

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携帯電話ちょっとした話。

携帯電話の、090または080に続く3桁って、携帯会社毎に決まってるんですね… 初めて知りました。 総務省に、その資料があるんでとりあえずメモ。 090から始まる携帯電話 080から始まる携帯電話 まぁこれも、MNP導入を境に役に立たなくなるんだけどね… FOMA利用の方 これを利用した、テレビ電話のワン切り(相手がFOMAかどうか確かめる)が 流行りつつあるようなので、ご注意を。 ITmediaモバイル:FOMAにかかる「ワン切りテレビ電話」

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MMOはいいけど…これはどうよ?

タイトルに持ってくると誤解されそう(そして恥ずかしい)ので敢えてタイトルは変えてみた。 とりあえず、まずはこの記事を読んでいただきたい。

ITmedia Games:今度の「ときメモ」はMMO?新作「ときめきメモリアルOnline」をここに公開
社会現象まで巻き起こした美少女ゲーム「ときめきメモリアル」。順調にシリーズを続け、女の子視点の「ときめきメモリアル Girl’s Side」までリリースした「ときメモ」が、今度はMMOになって登場。オンラインの「ときメモ」はどうなるのか?  「ときめきメモリアル」(以下、「ときメモ」)――誰もが一度は触れた、見たタイトルではないだろうか?現在ほど美少女ゲームという分野が確立されていなかった95年、プレイステーションに突如現れた「ときメモ」(PCエンジン版は94年発売)は、社会現象を巻き起こしていた。 >> 記事を読む
はい、読みましたか? 『ときめきメモリアル』(そう書くのも恥ずかしい)の、MMO版がリリースされるそうです。 コンセプトは、学園生活を疑似体験。 記事中のスクリーンショットを見てもらえれば分かるとおり、 様々なユーザの分身が学校(教室や体育館やその他)に集合し、 学園生活を形作ると言うもの… すみません。先に謝っておきます。 僕がこれを読んで思った最初の感想は… 『うわっ!気持ちわりぃ…』 でした。 そうして思うに、これって、ただの出会い系なんじゃないのか…? そもそも、『女性徒』がいないと成り立たないのに、大丈夫か…? めちゃめちゃ、ネカマだらけのゲームになるんじゃ? それとも、NPCとしてキャラクターがいて、 それに対してアタックしていくというゲームになるのか… 詳細はよく分からんけど、もうなんかとにかく、尋常じゃない、空気を感じる。 好きな人から見れば『食わず嫌い』なのかもしれないけど、 こういうゲーム、いわゆる美少女系、恋愛シュミレーション系のゲームに対しては、 もうとにかく生理的に受け付けない。 やってる人だっていろんな人がいて、ただ設定をクリアする『ゲーム』としてやってる人もいれば、 キャラクターにのめり込んでる人もいるんだろう、 それはわからんでもないんだが、 あーダメ、理解できん。 頭が古いのかもしれん。 そして今度はそれを、多人数で、共同作業で、シミュレートするそうな。 うー…面白そう(多分、違う意味で)だけど、 この状況を俯瞰したとき、それはやっぱりちょっとなんだか。 そりゃね…僕だって学生の頃に戻れれば、っていう想いはあるよ。 あのとき、『気のせいさ』なんて思ってないでビッと言っとけば、とかさー もうなんつーか、苦い想い出やら、今でも綺麗な想い出やら。 同じじゃなくても、ああいう感覚を味わえるのは良いかもしれない。 でもさ、、、現実問題、そういう男共が寄り添って状況を構築するわけでしょう… あぁぁぁ… すみません、 ほんとすみません、人の趣味をどうこう言うつもりは全くないんです。 しかしなんだ、でも無理。 ただ、ひとつ思うことは、『ときメモ』のヘヴィユーザにはこれ受けるんかな? どう考えたって、全く違うゲームになると思うんですけど。 キャラとタッチだけ使った別のゲームなんじゃ? あー…なんか興味持ちすぎですよ>自分

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目覚まし6個分。

朝の我が家では、起床時間から出発時間まで、計6回、目覚ましが鳴ります。 正直、自分でもそんなには要らないわけだけど。 でも、この人、本当に何するか分からない人だから… めちゃめちゃ爆睡し過ぎて、 目覚ましどころか、職場からの電話さえも耳に入らず、 気が付いたら出勤時間を5時間くらいオーバーってのをやったことも… (もうやる気無いんなら休めよ、と自分でも思うくらいだ) つまりは、普段は必要ないけれども、 最悪の事態に備えてセットしてあるわけでございます。 6つの内、5つは携帯だしね。 もし寝てる間に携帯が壊れたら(またはマナーモードのままだったら)困るんで、 普通の目覚まし時計もセット。 朝から、約30分おきにあちこちでジリジリと… 近所迷惑なことこの上ない。すみません。 おかげで、何とか、2005年は遅刻無しでココマデ来ております。 ふう。

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