職業:システム管理者?
いや、違います。一応、『WEBデザイナー』ということになってます。 でも、専任の管理スタッフがいるわけではないので… メールサーバも含めた、サーバの管理は僕がやってます。 サイトの更新システムも、僕が構築しているわけなので。 で、当然、スタッフに技術的なトラブルに関するレポートや、 『こうなったらこうしてください』 と言う旨のメールを出す機会があるんですが、これが意外に難しい。 スタッフは全員が若いので、全くPCがわからん、という人はいないわけだけど、 だからといって、技術的なことを書いて理解してもらえるわけじゃない。 書く方は、原因と結果を書いた上で、回避方法を説明したいのだけど、 くどくど説明したって読んでもらえないかもしれないし、 そうすると当然困るのは僕なわけで。 ということで、最近は、メールの書き方を変えてみています。 自分的に言いたい技術的なことはいろいろあるわけだけど、 まず文頭、スタッフが何をすればいいか、を書く。 たとえば、デカイファイルのせいでメールがタイムアウトして、 プロセスが終了していないようなとき、OutlookExpressだと、 『パスワードが間違ってるかも。再入力しろよ』 みたいなボックスが出ます。 これを見て、『パスワード教えてください』っていってくるスタッフが結構いる。 でもこれはそういう訳じゃないんです…少し待ってくれれば回復するから。 (自動でKILLされるのかな?多分) これを説明するとき、いやね、プロセスが…とか言うのではなくて、 『昨日まで使えてたメールでパスワードが要求されたときには、一旦終了して、5分くらい待ってください』 とまず書く。 そして次に、 『大きなファイルや、大量のメール、回線の切断などで、正常に終了していないときにこれが起こります…』 などの簡単な技術情報、 で、数行あけて、技術情報を書く。 技術情報が欲しいのは、数人だから、 一般のスタッフは最初だけ読んで次のメールに行ってもらって良いし、 送る僕の方も、一回の送信で済み、多分全スタッフに指示を伝えられるという利点がある。 なかなかね…技術的な発見の喜び(もしくは焦り)が先走っちゃって、 みんなに分かりやすいメールを書くのは難しいんだけどね… 努力次第で、なんとかなるもんです。 まずは、わかってもらわないとね。 技術者にもコミュニケーション能力は必要です。