「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2019年8月のデータを掲載)

国会議事堂

内閣支持率のグラフを更新しました。


使用データ

政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所




内閣支持率



48→45→49


参議院選挙が終わりまして韓国問題がヒートアップ、東京オリンピックまであと1年、そんなどこか浮ついた雰囲気の中で支持率が49%。韓国の文大統領もそのぐらいらしいので、まあそんなもんかなと思いつつ、韓国に対する日本政府の対応で国民が熱狂しなくて良かったとほんと思います。そりゃネットなどでは騒がしいところもあるだろうけれど、一般的には「アベ良くやった!」も「アベなんてことをするんだ!」もなくてただただ会話の成り立たない隣人に対して、「ほんとどうしよ」って嘆息する、静かに見守る、そんな感じかなあと。

日本政府がしたことは間違いではなかったと僕は思うけれど、でも最善策であったかというとわからない部分があり……なんだかなあっていうかんじです。そんな難しい状況で、アベちゃんはギリギリの政権運営をしてると僕は思うんですけどね。韓国には効果があるけれど他国に指を差されるような強引な手段ではなく、対話する余地は残しておきながら安易な譲歩はもう出来ないという意思表示もする感じ。

常に強引な交渉で道を切り開いてきた韓国がこんなんで大人しくなるわけはないんだけど、我々に出来る精一杯がこれなんだよなあと思うと、日本という国の人の良さを感じずにいられません。韓国も中国ももっとえげつないこと表情変えずにやってくるんだよなあ……


まあともかく繰り返すけど、こんなことで政権の人気が上下しないでもらいたいなと切に願います。世論ではなく、道議をもって外交判断をしていってもらいたい。韓国の迷走を見につけ、心からそう思います。



政党支持率



参議院選挙を経て政党資格を得たと言うことで「れいわ新撰組」と「NHKから国民を守る党」の2党が集計に加わりました。「N国」は0.2%と典型的な泡沫政党ですが、「れいわ」の方は依然として1.2%と勢いを保っており、この勢いで社民党、国民民主党ぐらいは飲み込んでもらいたいところですね。まあ……社民党は真面目なイメージがあるんで、ポピュリズムな方針には賛同してくれなさそうですけど。これだけ党勢が衰えてなお、立憲民主党からの統一会派のお誘いを社民党は断ってたしなあ。


立憲、国民民主に衆院会派入り提案=旧民進、再結集の見通し:時事ドットコム

立憲民主党の枝野幸男代表は5日午後、国民民主党の玉木雄一郎代表と国会内で党首会談を行い、立憲の衆院会派入りを提案した。玉木氏は「ありがたい提案だ。ただ、衆参両院での統一会派が必要だ」と応じた。

(中略)

一方、又市氏は参加を見送る考えを伝えた。



立憲民主党と同じぐらい支持率を伸ばしてるのは日本維新の会。非与党の保守政党っていう位置づけで良いのかな。とかく内輪揉めしがちなイメージが強いんだけど、政策に関しては割と独自の路線で行く感じが見えて内容はともかくその姿勢には好感を持ってます。支持するかどうかはともかく。衰えつつあると言われる公明党の後釜目指して頑張って欲しいですね。

あと、共産党。この選挙では共産党本当にまったく存在感なかったよなあ。選挙直後だって言うのに数字全然変わらないし、そもそも長いこと3%前後で燻ってるもんな。反体制派で非共産党員の「差は市民」たちは今回の選挙ではみんなれいわに行ってしまった印象。僕の周りもこの間まで共産党を評価してた人たちがみんなピンクのポスター持ってて、共産党つれーなーと思った覚えがあります。共産党はここで頑張らないとほんとにれいわに数字取られそうですね。れいわが地方選挙に出てこないうちになんとかしておかないとね。


母数が大きいからというのもあるけれど、選挙後一番支持率を伸ばしたのは実は自民党だったりします……それはつまり選挙に行くに当たって結局選ぶのは自民党ってことなんですよね。他よりマシっていう。国民に刷り込まれたこの印象を野党がひっくり返すにはどうしたら良いんでしょうかねえ。小国で始めちゃった「信長の野望」みたいだもんな。難しい。