全国に広がるウーバーイーツ「新しい働き方」潜む事故のリスク : 京都新聞
米配車大手ウーバー・テクノロジーズが手掛ける料理配達サービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」が、東京や京都、福岡など国内各地の都市部に広がっている。料理を配達するのは、個人事業主として働く「配達パートナー」と呼ばれる人たちだ。インターネットを介して個人をつなぐ「シェアリングエコノミー」という仕組みで、時間や場所に縛られない新しい働き方としても注目を集める。一方で、配達パートナーはウーバーと直接的な雇用関係にないため、交通事故にあった時の医療費は自己負担で、休業補償もない。実際に事故の当事者となった配達パートナーは「自由度が高い分、負っているリスクも大きい」と話す。ウーバーイーツの現状を探った。
Uber Eats流行ってますね。あの緑色のバッグを担いだ自転車(ないしは原付)の人を毎日のように見ますし、最近はUber Eatsのシールを貼っている飲食店もかなり増えているように見えます。先日行ったラーメン屋もカウンターにUber Eatsのロゴが入った専用タブレットを置いていました。そこに直接オーダーが入ってそれを用意するみたいな流れなんですかね?クレジットカードの決済も電子マネー決済も対応してない(なぜかPayPayは対応してる)のに、Uber Eatsは導入されてるってなんかすごい歪で面白いなと思ったんですが、それだけ導入コストが金銭的にも人力的にも低くて、かつ、運用も簡単ってことなんでしょう。
街に溢れる危険な運転
そういうわけで、Uber Eatsのバッグを稼ぎ、道を急ぐ自転車を最近よく見ます。ロードバイクだけでなく、ママチャリの人もいますし、原付の人もいます。配達のクオリティでユーザー・飲食店双方から評価されてしまうそうなので、配達中の人に若干の焦りがあるのは理解出来るのですが、それにしても運転が荒くて危ない。路地を無灯火で疾走するのは当たり前で、普段人が乗り入れないような狭い路地に入ってくるとか、道路右側を逆走するとか、人が歩いている歩道をすごいスピードで走るとか、ほんと危ない。Uber Eatsに取っては配達人はあくまで「パートナー」であり自社の社員でもなんでもないので、指導する義務は全くないとは思うんですけど、自転車乗りに対するイメージまで下げている気がします。配達中の挙動もスコアリングして配達パートナーの評価に返ってくるみたいなシステムは……難しいかも知れないけど。もう少し何とかならんか。今後普及の拡大に従って交通事故は増えて行くと思うので、そうなる前に。