京都マラソン2023の時の記事
コロナ禍を挟んで3年ぶりのフルマラソンできちんと走りきれるのか自信が持てなかったために、過去の「レース2週間前の20kmペース走」と比較してどうだったか、どうなりそうかを書いた記事でした。レース2週間前の20kmペース走【京都マラソン2023】
で、その結論はこんな感じ。
それぞれの20km走の平均ペースとフルマラソンのタイムを並べて見るとこんな感じ。
- 京都木津川マラソン2020:6分1秒/km → 4時間0分17秒
- 神戸マラソン2019:5分55秒/km → 4時間26分56秒
- 京都マラソン2019:5分33秒/km → 4時間10分8秒
- 今回:5分32秒/km → ???
京都木津川マラソンは比較的平坦で記録が出やすいレースなのでその点は割り引くとしても、少なくとも2019年の京都マラソンと同等の準備は積めた感があります。そういう意味ではサブ4を達成できるかどうかは微妙なラインだとしても、4時間10分を切って京都マラソンの自己ベスト更新は十分狙える水準なのかなと思っています。
京都マラソン2019を見返してみると、前半はかなり順調だったものの鴨川沿いを走って丸太町通りに入った33km地点ぐらいのタイミングで足が攣りかけ、以後のペースはがっくりと落ちて6分30秒/km前後、それでサブ4に間に合わなかったそういうレースでした。
つまりもし足が攣りそうにならずにペースを維持できていたらサブ4を達成できていたレースだったわけで、おーこれはもしかしてワンチャンある?
結果は「4時間14分30秒」。心配していたようなことにはならなかったものの、30kmでがっくりペースが落ち、応援に来てくれた奥さんに市役所前(35km)で会ったときには既に疲労困憊。15km地点とかで応援してくれたら格好いいところを見せられるのにと思いつつ、なんとか歯を食いしばって最後まで走ってこのタイムでした。そう考えて見てみると京都マラソン2019と同じような結果だったと言えなくもないですね。足が攣りかけて最後10kmまともに走れなくなったという点でも。
では今回の「レース2週間前の20kmペース走」を見てみましょう
平均ペースは5分37秒/kmでした。平均ペースこそ遅いものの、早くなったり遅くなったりしていた京都マラソン2023の時とは違い、今回は全体的に安定して狙ったペースで走れている印象。京都マラソン2023のときは最後1kmのペースは5分9秒/km、心拍数170bpmでギリギリでしたが、今回は4分59秒/km、心拍数158bpmでかなり余裕があります。うーん、もしかすると良いかも?
- 京都木津川マラソン2020:6分1秒/km → 4時間0分17秒
- 神戸マラソン2019:5分55秒/km → 4時間26分56秒
- 京都マラソン2019:5分33秒/km → 4時間10分8秒
- 京都マラソン2023:5分32秒/km → 4時間14分29秒
- 今回:5分37秒/km → ???
まあ僕の体質というか性質というか筋肉の固さというか基礎筋肉の不足というか、
恐らく30kmから40kmの間のどこかで足は攣りそうになるとは思うんですよ。それは確実にそうなります。ただそうなる地点をどこまで遅らせられるか、そうなってからどこまで歩かずにペースを落とさずに頑張れるかっていうのがタイムを作る上での最後の頑張りになってくるのかなと考えています。そういう意味では、足にも心肺機能にも余裕がありそうな今回は、少なくとも35kmぐらいまでは足が持つんじゃないかなと。京都市役所を折り返して今出川に辿り着くまでなんとか持ってくれれば、あとは我慢して坂を上がって、坂を駆け下りてゴールに向かうだけですから気力で何とかなる。
もちろん最後まで気持ち良く走りきりたいと思って毎回準備はしてるんですけどねー。
たぶん今回もそういう結末になると思うので、覚悟しつつ、抗いたいと思います。うん。
もう1点:30km地点でのタイム比較
PB(自己ベスト)である京都木津川マラソン2020、京都マラソンのPBである京都マラソン2019、そして京都マラソン2023それぞれの30km通過時のタイムを比較してみたら面白いことが解りました。レース名 | 30km | 35km | タイム | 京都マラソン2019 | 2時間51分36秒 | 3時間20分40秒 | 4時間10分8秒 | 京都木津川マラソン2020 | 2時間52分17秒 | 3時間19分31秒 | 4時間0分17秒 |
---|---|---|---|
京都マラソン2023 | 2時間51分24秒 | 3時間20分42秒 | 4時間14分29秒 |
なんとPBである京都木津川マラソン2020(4時間0分17秒)の時のラップタイムより、30kmまでは京都マラソン2019や京都マラソン2023の方が早かったんです。なんてことだ……
コースを見ると全体的に平坦だった京都木津川マラソン2020に対して、京都マラソンは前半アップダウンが多くよりきつい印象があります。当然、前半のタイムは京都マラソンの方が遅いだろうと思うんですけど、全然違いました。実際には1分近く早い。そして30km地点で1分近く早かったのに、35km時点では逆に1分以上遅れていて、最終結果は10分以上違うという、、
京都マラソンでは沿道で大きな声援を受けられますし知らず知らずのうちにオーバーペースになっているのかも知れません。そういえばいつも北山通のあたりとか、体力キツくなってきてるのにペース上がらないとかタイムがヤバいとか結構焦っていました。でもこれ見るとそれで全然良いんだよって言う……30km過ぎで足が攣る原因もオーバーペースだったのか?
「30kmまではとことこ走る」という小出先生の言葉が、我々中級以下のアマチュアランナーにとっては重要なんだろうなと、改めて心に刻みました。今年こそはいろいろ自重しつつ30kmまでは我慢していこうと思います。調子に乗りすぎなければもうちょっと行けるはずなんだよ、調子に乗りすぎなければ、、、