2日間で5,000円以上の値下がり
いつか来るよねとは思ってましたが、それが今で、こんなレベルの大暴落になるとはさすがに思いませんでした。8/1終わり時点で38,000円以上あったのに本日今時点で33,000円台になっています。うはー。すごい。週明けの5日の東京株式市場は、アメリカの景気減速への懸念や円高の進行を受けて、午後に入って一段と売り注文が膨らみ、日経平均株価の下げ幅は3000円を超えました。取り引き時間中に日経平均株価の下落幅が3000円を超えるのは、世界的に株価が暴落した1987年のブラックマンデーの翌日以来です。
日経平均株価 一時3000円以上値下がり ブラックマンデー翌日以来 TOPIX サーキットブレーカー売買一時中断 | NHK | 株価・為替
僕の持っている株は平均株価の上下に影響されにくい銘柄が多いようで8/2(金)の暴落の時にはあんまり下がらなかったんですけど、さすがに今日は2桁以上の値下がりになってます。値下がり幅が一番大きいのはマツダ株式会社で、-15.00%(執筆時点)。含み益が全部吹っ飛んで含み損が出てしまいました。なんてことだ。
見るのもあれなので見るのは一瞬だけにしておきますが、当然NISAも軒並み下がってます。株式に比べれば投資信託の下げ幅はかなり小さいですが、上がり幅も小さいので影響は小さくない。この状況で前日比で上がってるのは純金ファンドぐらい。金強いなあ、、
コロナ禍の時は慌てて売って大損害でした
そういうわけで、市場は現在パニック状態です。5日の東京株式市場で午後の取引が始まり、日経平均株価は先週末の終値より、一時3100円以上、値下がりしました。
【速報】日経平均株価急落 一時3100円超下落 「パニック売り」市場関係者指摘 | TBS NEWS DIG (1ページ)
アメリカの景気が後退するとの懸念が高まる中で、円相場が一時1ドル=142円台をつけるなど、円高が一段と進行していることが要因で、市場関係者は「パニック売り」になっていると指摘しています。
日本の株高を担保していた、アメリカの株高と円安、その両方が崩れたわけなので、暴落するのも仕方ないですよね。レバレッジ効かせて突っ込んでた人の中には大変な目に遭ってる人もいるかも知れません。こわい。
前回暴落したのはロシアのウクライナ侵攻の時、その前がコロナ禍の時でした。
コロナ禍の時は投資初心者だったこともあって僕もかなり慌ててしまって、その時もっていた投資信託を全て売り払うという過ちを犯しました。そもそも商品の性格上、投資信託が急激に値を落とす、紙くずになるなんてことは考えられないし、投資信託を選択している時点で長期スパンでの投資(売却益を期待するようなものではない)なのだから一時の下落に慌てる必要は全然なかったのに、いやーパニックでしたね。その後、市場は倍近くまで成長したわけで、結果的に見ても大失敗でした。
JBPressの記事から引用。
今回のような暴落があったときにやってはいけないことは、「慌てて売却する」ことです。
【日経平均が大暴落】NISA初心者から悲鳴も!動揺せずに乗り切る3つのポイント…リスク許容度を緊急チェック 【知らなきゃ大損、お金の計算】保有&積立を継続すべき理由とは(1/5) | JBpress (ジェイビープレス)
なぜなら、過去を振り返っても下がり続けた相場はないからです。必ず、暴落から回復し、上昇してきているのがわかります。回復に要する期間は様々ですが、今回の暴落もこれまでと同様に、いずれ回復・上昇していく可能性はかなり高いでしょう。
<グラフ:1980年〜2024年7月末までの「S&P500」の推移>
株式は処分しても良いんじゃ?
確かに定期的に売り買いを繰り返して利益を確保している人にとってはそうかも知れません。でも僕の場合、長期で持って値上がりを待ちつつ配当を期待するというスタンスなので、今損切りすることにあんまりメリットがないんですよね。大きく損が出ているならともかく今はまだほとんどの保有銘柄が、かなり少なくなったものの含み益が出ていて、今売ると、損が確定する上に税金を払うという意味わからない状態になります。そりゃだめじゃろ。
株式投資の葛藤 ―― 今の高騰がいつまでも続くわけはない
そういうわけで、買うで!
配当を期待して持っていたけど最近の株高ですっかり買い増しが難しくなった、買い増しする気が起こらなかった銘柄が、今回の暴落で随分とお求めやすい値段になってきています。去年年末から8ヶ月以上、投資信託以外の購入を控えてきたのはこのときのためだったと、いやすまん全然そんなことないけど、後付けで言いたくなるぐらいのシチュエーションです。このまま一生下がるならともかく、今週中には底を打つでしょうし、ああいや、「二番底」という単語もあるのであくまで自己責任で、ですけど、株価の下落が本業の業績に影響を与えるわけでもなし、業績が安定している企業で必要以上に株価が下がっている銘柄に関しては、この機会に買い増していって良いのではないかなと思っています。もちろん今後円高の影響を受けて業績が悪化するような企業は上手く避けないといけませんが、まあでも最近は言うてですしね。昔みたいに国内生産輸出全振りみたいな会社はないですしね。
というわけで、ま、あんまり悲嘆することなく次の値上がりに向けて仕込み始めましょう、というお話でした。ちょっと頑張る。
ちなみに:旧NISAは絶望的
現在進行中の新NISAについては、いわば「ドルコスト平均法」みたいな感じで、毎月一定額を購入しているので、値下がったなら購入数が増えて将来の利益も増えると割り切れるのですけど、既に投資が終了している旧NISAに関しては、もう市場の値動きに任せるままなので、価格が回復するまでしばらくマジで放置です。期限が来るまでに元値に戻ってくれたら良いなあというぐらい。考えてみたら新NISA開始に合わせて旧NISAは売ってしまって、収益をプールしておいたら良かったんですよね。。それはちょっと失敗でした。でもまあもう済んだことだし仕方ない。価格が回復したらなんらかの手立てを講じましょう。はい。