今年はマジで大変でした
まず第一に家を建てて、引っ越しをして、犬を飼ってという3連コンボのおかげでいろいろと経理作業が滞っていて2月中旬までレシート箱にノータッチだったこと。そして第二に住宅ローン控除の入力があったことです。まあ、レシートの件は頑張るしかないし頑張れば終わるんですけど、住宅ローン控除の方は……ちょっと大変でした。
連帯債務じゃなければすぐ終わる
普段会計ソフトとしてfreeeを利用しています。普段きちんとお金の出入りを記録していれば、ポチポチ入力していくだけで確定申告はすぐ終わります。e-Taxに接続できる環境が整っていれば、1時間も掛からないんじゃないでしょうか。んで、そのfreee、住宅ローン控除の入力にももちろん対応しています。手元に銀行から送られてくる住宅ローンの「残高証明書」を用意しておき、指定された場所に数字を入力するだけです。
住宅借入金等特別控除（住宅ローン控除）は、ローンを利用して住宅を購入・新築・増築した場合、10~15年間に渡りその年の納税額から控除できる制度です。 このページでは、住宅ローン控除の概要と、freeeでの申告手順をご紹介します。
住宅ローン控除の内容を記入する(住宅借入金等特別控除) – freee ヘルプセンター
なので多少手間は増えるけど大丈夫と思っていたら、、連帯債務の住宅ローンには対応していませんでした。
freee会計では、連帯債務（共有持分）がある場合の住宅ローン控除の記入には対応していません。そのため、以下の方法でご対応ください。
住宅ローン控除の内容を記入する(住宅借入金等特別控除) – freee ヘルプセンター
そう、申告書や青色申告決算書などを1回freeeで作成し、それを出力してe-Taxに改めて打ち直す必要があります。えええ。書類用の数字を整えてくれるだけでもだいぶ助かるけどしかしそれでも普段に比べるとだいぶ手間が増えます。そもそもちゃんとした確定申告が難しくて出来ないからfreee使ってるのに。
もしかして他の会計ソフトなら何とかなるかもと思ってメジャーどころをいろいろ見てみましたが、対応しているところはありませんでした。e-Taxの問題なのかな。わかりませんが、控除される額の大きさを考えるとやらないという選択肢は無いので、実際にやることに。
実際やってみて、大変だったけどやってよかった
掛かった時間はfreeeでの操作も含めると4時間ぐらいかな。確かに大変でしたが、13万2,900円の減税は大きいし、それ以上にぼんやりしていた入力がきっちり出来たのは良かったです。住宅ローン控除の入力で大変だったこと
住居、土地の購入価格や面積、不動産番号などを拾うために契約書やら登記簿やらひっくり返すことになったのが地味に大変でした。桁が大きいので打ち間違いそうだし。ただこの入力に関しては1回やってしまえば来年以降は入力の必要はない（使い回せる）ので気は楽です。10年後に契約書をといわれたらどこか奥にしまわれてるかもしれないけど、建てて半年ならまだ比較的目に付きやすいところに置いてあるし。
これはどんな会計ソフト使っても面倒なところだと思うので、皆さん頑張りましょう。
e-Taxでやってきっちり出来たこと
- 配当金
- 認定NPO法人への寄付金
- 引っ越し前まで発生していた地代家賃の按分
このあたりが抜けていたり入力が間違っていたりしていました。freeeはもちろん間違ってないので入力している僕の問題。言われるがままに入力しているだけだからなあ。
特に配当金に関しては、freeeでは分離課税にしか対応していなくて、総合課税したいときは自分で入力する必要があって、それがあんまり上手く入力できてなかったです。源泉徴収額（所得税と住民税）をきちんと入力できてなかった。支払通知書を見ながら確認出来たので、来年からは大丈夫なはず。
っていうかどっかでデータ出力出来ないのかな……もしかしたら証券会社にあるかも知れませんが、年の途中まで入金を証券会社に任せてなかったのであっても今年はダメかな。来年はちゃんと探しましょう。
この苦行は来年も続く
というわけで無事確定申告が終わってよかったです。でも住宅ローン控除は13年間あるので、この苦行はあと12年続きます。奥さんは来年からは経理に書類を提出するだけで年末調整でやって貰えるみたいですが、僕は来年もほぼ同じ処理をしなくちゃなりません。うへー面倒くさい。freeeからワンボタンで提出したい。仕方ないけど。
また1年頑張るかー
