【商品レビュー】iPad Air(第5世代)256GB 思ってた以上に使い勝手が良い

iPad Air
思ってた以上に使い勝手が良くて今後、用途がどんどん広がりそうです






念願のiPadを購入

長いこと欲しかったiPad Airを購入しました。




スマートフォン(iPhone)との使い分けをどうしようかという迷いもありましたが、いざ使ってみるとまあ便利ですね。タブレットほぼ初心者の僕が1週間ほど使ってみて個人的に感じたタブレットのメリット・デメリットをあげてみます。

メリット

  1. とにかく見やすい。手元で見る10.9インチは十分に広い
  2. ページ表示やアプリ起動など処理が早い。M1チップのおかげかな
  3. 軽い。ケースを付けるとだいぶ重くなってしまうけれど、裸の状態だとそのままフリスビー出来るそうなぐらい軽い。
  4. Type-C充電は超便利

デメリット

  1. キーボード入力がしづらい。QWERTYもしくはiPhoneのフリック入力に慣れているところ、「五十音順のフリック入力」という新しい入力方法を学習するのが手間。
    • ただし音声入力は優秀。
  2. Type-C充電出来る充電器または出力を用意する必要がある


すごく見やすく、すごく使いやすい

「10.9インチ」というディスプレイのサイズ感がいまいちつかみづらく、ノートPCの感じからもう少し大きい方が良いんじゃないかと思っていたんですけど、タブレットって基本的に手に持ってノートPCよりも目に近い位置で操作するんですよね。となるとあんまり大きかったらむしろ邪魔で、10.9インチぐらいがちょうどいい。いや、10.9インチでもちょっと持て余すことがあるので、9インチぐらいでもいいのかも。普段使ってるスマートフォンがiPhone SEで小さめなので余計に感じます。


ただ、マンガや小説を読んだり、調べ物をしたりという点においてはこのサイズは最高。


アプリやサービスが対応しているかどうかに依りますが、例えばKindleアプリでマンガを読んでみると、横持ちでちょうど左右両面を表示出来る感じのサイズ感です。それで台詞も無理なく読めるし、非常に読みやすい。マンガアプリの良い点でありいまいちでもある点は、マンガと読み方が変わること(恐らく描き方も変わってくる)ですが、これだと差がないのでフィジカルなマンガに慣れてる人でもとっつきやすそうです。

ただしアプリによると書いた通り、例えばスクウェア・エニックス系のマンガアプリ「マンガUP!」の場合だと、アプリが横表示に対応していないので必然的に全てのマンガを縦表示で読んでいくことになります。見やすくて良い反面、ちょっと大きすぎるかも……横表示&横スクロールに対応してくれたらいいのになとおもっています。マンガアプリ「ブックライブ」は対応出来ているので、技術的にはやれることだと思うんですけどね。



持ち歩きしやすい軽さ

iPad Airの重さは461g。スマホに比べると確かに重いですが、軽量ノートのMacbook Airでも1.24kgあることを考えると破格の軽さです。


僕の場合、これにマグネット吸着式のケース(243g)を装着しているのでさすがにめっちゃ軽い感はなくなってしまっていますが、逆に言えば元が軽いのでケース装着後でも持ち歩きが苦にならない。家の外で使う気はあんまりないんですけど、これをもって1階と3階を行き来したりは良くあるので助かってます。





Type-C充電は便利だけど注意も必要

Appleといえば独自規格の入出力でしたが、iPad Air(第5世代)ではType-Cになっています(EUに怒られたんでしたっけ?)。おかげでケーブルを確保しやすくなってとても便利になりましたが、一方で考えることが増えました。

少なくとも20W出力出来る充電器が必要

バッテリーサイズが大きいこともあるのか、充電には20W以上で出力出来る充電器が必要です。20W未満の出力で充電しようとすると画面右上に「充電停止中」と表示されて上手く充電出来ません。実際には「充電停止中」となっていても僅かに充電出来ているそうですが、非常に時間が掛かるとのこと。

付属しているアダプタをコンセントに繋いで使用すれば20Wで充電出来るので問題ありませんが、外出時には気を遣う必要がありそうですね。例えば手持ちの少し古い充電器や、デスクトップPCの外部端子では出力が足りず正常に充電出来ませんでした。どうやらデスクトップPCのType-AおよびType-Cは「3.2 Gen」で最大15Wまでしか出力出来ないようです。


幸い、Ankerの高出力充電器のType-C端子(最大45W出力)に空きがあったので自室ではそこから充電しています。







結論:買って良かったです

クリエイティブな用途でも使えるか?といわれるとわかりませんが、検索、閲覧、スマホゲーぐらいなら十分です。向こう10年ぐらいストレスフリーで使えそう。


まだ本格的に使用していないのでレビューしていませんが、Kindleアプリが思っていたよりも使いやすかったので、今後はフィジカルで持っておきたい書籍以外は電子書籍で購入することにしました。難点は防塵防水防滴性がなく風呂に持って入れないことですが(Kindleならいけるんだけど)、風呂で読む本は積ん読がかなりあるのでまあそれもいいかなと。寝る前にベッドの上で30分読書という習慣が生まれて、生活習慣が変わりそうですね。


買って良かったなー。



おまけ:購入するまでの経緯とか

そしてiPadを購入することに決めたのでした → iPad Air 買ったった




新年早々寝込む羽目になった憂さ晴らしという面もなきにしもあらずですが、



新年早々風邪で倒れてました




長いこと欲しいと思っていたのはほんとです。手元で気軽に色んな情報を閲覧できたら良いなあと思っていたし、フィジカルで買っておきたいと思うほど大事な本ならともかく、ちょっと読みたい、読んだら2度は読まないと思うような本までものを買って部屋を圧迫するのは合理的じゃないなあと思っていました。


ただ、主に予算の面で自分の「買いたい欲」とお財布とで折り合いが付かず、検討中のまま過ぎること14年。


5/28に国内発売となるiPad、「買わない」即答は52%しかいない



おかげさまで最近は少しだけ予算に余裕が出てきたし、業務でiPadを渡されることもよくあるのでタブレットにも慣れておこうということもあって、自分の好奇心以外にも買う意味が出てきて自分の中で予算が通りました。


いやあ、時間が流れるのって早いですね。14年前って言うと僕まだ32歳でしたよ。ギリギリアラサー。今やアラフィフですけどね。