豆苗は豆がカビるまでが勝負
1度使ったあとの豆苗を育てていていつも思うことは、永遠に育て続けることは出来ないんだなと言うこと。育てているうちに豆から芽が伸びて分解し始め、最終的にカビる or 腐って終わるというのがパターンかなと思います。ただ、いずれそういう結論に至るのだとしても工夫次第でそれを先延ばしに出来ることに気付いて、ちょっと目鱗でした。ポイントは3つ
- 最初に使うときに刈り込みすぎない(新芽より上で切る)
- 水の量はほんの少し(根が被る程度)
- 根から上には水を掛けない
切る場所はここ
「買った野菜をなるべく効率的に使いたい」と考え豆ギリギリのところでカットして使いがちなのですが、2回、3回と水耕栽培したいのであればそれはNG。次の芽が出てくるまでに時間が掛かってしまうし、栽培出来る時間は限られているので成長に時間が掛かると収穫出来る回数が減ってしまいます。
切るべき場所は一番下の葉の上。ココ出来ると、すぐ上が成長点になってすぐに伸び始めます。
水分量はこんなもん
とにかく出来るだけ少なく。水が少なければ少ないほど根が張るようです。根が張るとその分上に行く栄養が減ってしまうのではないかという気もしないでもないですが、根が張っていた方が吸水力が高くなってその後の成長が捗る気がします。
あと、根から上に水を掛けばいようにすると豆がカビにくくなる気がしました。もちろん栽培場所にもよりますが、豆苗はキッチンで栽培している人が多い気がしますし、キッチンは一般的に湿気が籠もりやすいので、湿らせすぎるとカビやすくなるのかなーと。
そこまでやらんでも:液体肥料があるとさらに成長度アップ
豆に含まれている栄養だけでは成長に限界があります。成長は遅くなるし味も薄くなります。……じゃあ、外から栄養足せば良いんじゃね……?
というわけで、液体肥料をほんの少し与えてみたところ確かに成長スピードが上がりました。数時間空けるだけで大きくなってんの。成長速度半端ないですね。
正直、水耕栽培にそこまでやる必要は全くないと思いますが(少なくとも豆苗のために液体肥料を買う必要はない)、もしお手元に家庭菜園用の液体肥料があるって方は1度お試しください。なんかやばい薬あげたような気になれます。
ちなみにかなり希釈する必要があるので入れるのはほんと数滴です。原液をどばどば入れませんよう。
あと個人的に気になってるのは、、もし豆苗を土植えしたらどうなるんでしょうか、、モリモリ育つのかなと思った反面、虫とか病気とかに弱くてやられちゃうのかも?でももしそのまま大きくなれば当然エンドウ豆になるはずで、つるが伸びて花が咲いてまめが出来る……わけですよね。恐らく。
豆苗からエンドウ豆栽培ってのも案外面白いかもなあ……