使用データ
NHK世論調査 内閣支持率 | NHK選挙WEB内閣支持率
46% → 43% → 38% → 33% → 36%
完全に死に体だと思った岸田さんですが、なんとか踏みとどまった上に開き直ったのかガンガン勝負掛けてていやあすごいわというかなんというか。今の状況で中国の首相にアポなし直談判に行くとかさすがすぎる。首相としてはともかく外相としては有能そうなんですよねえ、、「行こう」。6日昼、首相は弁当を食べきることなく箸を置き、ASEANプラス3(日中韓)首脳会議の会場の控室に急いだ。「李首相が現れた」との報告が入ったからだ。李氏の姿を確認すると、通訳と一緒に近づき、「建設的かつ安定的な日中関係の構築は重要だ」と語りかけた。
「行こう」 首相は箸を置いた 日中首脳「立ち話」の舞台裏 [福島第一原発の処理水問題] [岸田政権]:朝日新聞デジタル
首相と李氏との「立ち話」は約15分間に及んだ。テーブルに着かずに会話を交わす会談形式としては異例の長さだ。日本側の説明によると、首相は中国との関係を重視する姿勢を強調したうえで、日本産水産物の禁輸措置の撤回を求めたという。ただし、両首脳のやりとりは落ち着いた様子で進み、険悪な雰囲気になることもなかった。
中国側が処理水放出に激しく反発する中、日本側は水面下での対話を粘り強く模索し続けた。首相の言う「建設的かつ安定的な関係」をめぐり、外務省幹部は「処理水を除けば、中国も日本と同じ思いだと感じた」と話した。同行筋も「最大の目的が達成できた」と胸をなで下ろした。
政治的な理由で表面上強く出て国民を煽ってる反面、中国政府としては経済がやばくて日本に喧嘩売ってる場合じゃないというのが本音でしょうから、話をしましょうといえば乗っては来るよなあ。しかも会談をセッティングしてとなるといろいろあるけど立ち話なら問題も少なそう。
それはさておき、支持率がエグいことになってる岸田さんですが、3回目の33%もなんとかしのいで内閣改造と経済政策と統一教会への解散命令でなんとか盛り返して選挙に……ってマ?
で、そんな岸田さん、ついに9月13日に内閣改造と、党役員人事に着手するよと言い始めました。おー。さらに、大型の経済対策を次の国会冒頭で議論するよって話になり、さらにさらに、長年の懸案だった統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の解散命令請求を10月中旬にはするよとまで言い始め、さらにさらにさらに、東京都では余計なことを言って公明党さんをブチ切れさせ東京での選挙協力関係の解消まで突き付けられたところから岸田さん自身の介入で元鞘に収めてもらっています。これはもう11月に選挙をやるための各種の布石としか言いようがありませんですよ。やる気です、岸田さん。
「吹っ切れた」岸田文雄、解散に向けて怒りの猛進…岸田さんは割と喧嘩師で勝負がお好き? | 文春オンライン
普通に考えて今の岸田さん、自民党の人気で選挙に勝てるとは思えませんが……どうなっちまうんですかね。日本維新の会や立憲民主党が選挙で勝って、今までと違う政策展開をするというのでも別に良いのですけど、岸田さんがまさかの盛り返しで「え、やるやん」状態になってまさかの逆転大勝利とかいうことになるとさらに盛り上がるんですけどね。楽しみです。日本にとってどっちがいいのかわかりませんけど。
政党支持率
支持なしが謎にがっつり上がってる一方で自民党の支持率は引き続き減少中。内閣改造で変われるかな?
政党支持率(野党)
立憲民主党が相変わらずパッとしない中(今何してんでしょうね)、日本維新の会が盛り返してきました。選挙態勢に入ったんでしょうか。
あとなんか地味に数字を伸ばしてきているのが国民民主党で、今月に至ってはなんと共産党に肉薄しかねないレベルまで上がってきてしまいました(共産党2.3、国民民主党1.9)。
その共産党は2015年12月をピークとして緩やかな減少が続いています。先日家の近所でデモらしき行列とそれをサポートするバンを見掛けましたが、歩いてる人もバンから出てくる人も皆さん高齢者で、地域のハイキング行事の帰り道かと思いました。かつて社民党がそうであったように共産党もいずれその役割を終えるんでしょうね(無くなりはしないでしょうが)。
れいわ新選組、参政党も泡沫政党以上の数字(1%前後)を維持しています。
もし今年中に選挙があった場合、このままだと立憲民主党と共産党が負けて、日本維新の会と国民民主党が躍進、れいわ新選組と参政党は議席を維持って感じでしょうか。いやあ、ますますカオスな展開になりそうだなあ。自民党を諫める政党が出てくるのはまだ先の話になりそうですね。
以上、今月の内閣支持率、政党支持率まとめでした。