今回のテーマは「仕事環境の改善」
京都市内での引っ越しはこれで4回目なんですけど、実は引っ越しごとに自分でテーマを決めてものを買いそろえてきました。2回目の引っ越しの時はレコードを収納出来てターンテーブルも置けるウッドボックス。3回目の引っ越しの時はスチールラックを使ったPCデスク兼収納。いずれも形を変えつつ今でも我が家で現役ですが、4回目の今回、テーマとして据えたのは仕事環境の改善でした。そう、今までと大きく変わっていることは在宅勤務が基本になったことなんですよね。今までは夜ちょっと触るだけだったから自宅のPC周りの環境は特別快適でなくても良かったんです。幅が狭くても良いし、足が伸ばせなくてもいいし、多少座り心地の悪い椅子でも良い。特に不便は感じていなかったんですけど、在宅勤務になって自室で作業する時間が長くなってきたら考えることが増えてきました。
スチールラックで作ったPCデスクは快適でしたが、幅90センチ奥行き45センチはちょっと狭い。長く作業するときは立って作業したいときもある。木製のシンプルな折り畳み椅子は、軽くて良いけれど長く座り続けるのはツラいし回転出来ないのも不便。
きっかけは広告
そんなことを考えて「引っ越したらまず新しいPCデスクを買おう」と決めていました。最初は定番である「FLEXISPOT」の「E7」にダークブラウンの天板を合わせて買うつもりでいたんですが、組み立て時に天板に直接ネジ止めするので解体後の再組み立てが難しい(そのためにカスタマイズしている人多し)とか、若干の不便さもあるということも聞こえてきました。正直それぐらい別に良いかなと思っていたんですけど、Instagramの広告で流れてきた「COFO Desk Premium」の広告を見て「これだ!」と。普段広告なんてまったく当てにしてないんですけど、「COFO Desk Premium」だけは僕の心にビシッと刺さってあっという間に最有力候補に。
COFO Desk Premium – COFO(コフォ)Japan
基本的に入荷待ちなので、注文してから届くまでには少し時間が掛かりましたが、使い始めて3週間経って改めて思います。買ってホントに良かった……!決して安くはありませんけど、買うだけの価値がある良い商品でした。やったー
デメリット/メリット
デメリット
始めにデメリットから。- 天板がとにかく重い!1人で搬送、組み立てするのは至難の業です。組み立てたあとの移動も大変。
- 天板の汚れが目だちやすいのでこまめに掃除する必要がある
- 天板にはコードを通すための穴やコンセントなどはなく機能性ゼロ
天板の重さはヤバいです。僕が購入した140cmの場合「30.7kg」となっています(普通は20kgぐらい)。そこまで重い理由は天板の裏にこの製品の売りである鉄板が貼り付けられているからで、まさに必要な重さではあるのですが、パーツが届いて天板を奥さんと2人で3階まで持って上がるのは至難の業でした。なんとか上げられて良かった。。
また組み立ても1人では結構大変です。成人男性2人で組み立てられるならそうした方が良いです。成人女性1人では(よほど腕力に自信がある方でない限り)恐らく無理だと思います。
天板は天然木材にウレタン塗装加工ということで、汚れが染みこんで取れないということはありません。でも綺麗な分、コップの後とか手の汗の後とか結構目だつんですよね。手元にウェットティッシュ クリーナーを置いてこまめに拭くようにしています。
天板によくある「気の利いた機能」はありません。そのため何も置かない状態だと本当にただの板です。色んなPCデスクを見て比較検討しているとこの無機能さが寂しく見えてきますし、高機能を求める人にとってはかなりのマイナスポイントかも知れません。ただこれは後程解消可能です。
メリット
続いてメリット。- 昇降がめちゃくちゃスムースでちょうど良いスピード
- 脚の安定感がすごい。ぐらつき一切無し
- 天板裏のスチールプレート+マグネットの相性が最高でめちゃくちゃに使いやすい
- モニターアームとの相性も最高
初めての昇降デスクでしたが、めちゃくちゃスムースでストレスフリーでした。いろんなデスクのレビューを見ていると、途中で動きが止まるとか、遅すぎて実用性が低いとか、何かに当たっても止まるまでラグがあるとか、いろいろとストレスの原因になることはあるようなんですけど、この「COFO Desk Premium」ではそれをまったく感じません ―― とレビューに書いてあったのでそういうことなんだろうと思います(初めてなので自分ではよくわからない)。
そしてやはり一番感動したのは天板裏に設置されたスチールプレートの使い勝手の良さ。マグネット対応した商品が使えるほか、マグネットプレートを使うことで様々なものを天板裏に「浮かせる収納」できます。おかげで机の上はめちゃくちゃすっきりしました。
写真に少し写っていますが、天板の厚さは3cmで一般的なモニターアームであれば取り付け可能です。天板の表裏ともにシンプルな作りになっているので、取り付けるときに場所を選ばないのも吉。
天板裏に貼り付けているのはこのあたりの商品。
上記商品はマグネットプレートと組み合わせて裏に貼り付けています。特にAnkerの充電器との相性が最高で、マグネットで貼り付けているので細かい場所や向きの調整がしやすいのが良いです。両面テープだと失敗しないように慎重に計画する必要がありますし。
そして安定の山崎実業
さまざまなマグネット製品を世に送り出している山崎実業さんの製品。ティッシュの置き場所って割と難しくて、どこに置いても便利になったり邪魔になったりするんですよね。掃除するときにどかせるのも面倒くさいし。ということで、このケースに入れてデスク裏へ。ティッシュを下に向かって引き出すのにさえ慣れれば、最高に使いやすいです。
そのほかCOFOのオプションにある「マグネット引き出し」も購入してみました。いっぱいまで引っ張るとマグネットで固定されるギミック付きで、引き出しだけ外れる心配がありません。これもまた非常に使いやすいです。
ただ引き出しに3,700円はちょっと高いんですよねー。デスクと一緒に買うと20%オフだというので買いましたがそうでなければ何か適当な引き出しを買ってマグネットで固定しても良いかも。実際、安い引き出しをもうひとつ買って固定して使ってますが、使い勝手はとても良いです(動きは安いけど)。
まとめ:最高でした
というわけで、今回の引っ越しの目玉であった「COFO Desk Premium」でした。価格は79,999円で、競合する製品(例えばFLEXISPOT)と比べると同等かちょっと安いぐらい。記事内でも述べたとおり、高機能ないわゆるデスクを希望する人にはあまり刺さらないかなと思いますが、昇降機能とサイズを求めていて機能性はカスタマイズで確保したいシンプル志向な人にとってはかなりオススメ出来る商品じゃないかなと思います。まあこの記事のリンクから購入いただいても僕には1円も入らないわけですけど笑(案件じゃないし)、もし気になったら比較候補に入れてみてください。
次はPCチェアを買いたいなあ。COFOでも良いけどPCチェアもまた玉石混交色んな選択肢があるんですよね。。