フルマラソンのタイムと体重の関係

体重計のイラスト
「体重1kg減らすとフルマラソンのタイムが3分縮む」なんてことを言いますが、具体的な分数はともかく体重は軽ければ軽い方が良いです






いよいよ残り1ヶ月

いよいよ京都マラソン2023まで1ヶ月となりまして、トレーニングも佳境に入ってきました。残り3週(1/30から)からは調整のために徐々に強度を下げるので、ここから10日間が一番負荷が高い時期です。といっても今回はあんまりトレーニングメニューを消化できていないので、この一番負荷を掛けなければいけない時期に通常練習に毛が生えた程度のメニューしかこなせておらず、あんまり大きなことは言えないのですが。。


で、この強度が高い時期に意識するのは体重をどれぐらいまで減らせるか、です。42.195km走るわけですから、いくら軽い体重がよいと言っても極端な食事制限をして減らしても意味はありません。しっかりトレーニングをしながら体重を減らして、前々日ぐらいからはしっかりと炭水化物を摂取して臨む必要があります。ボクシングに例えるなら、マラソン前々日が計量日で、2日間のリカバリーを経てレースに臨むみたいな感じでしょうか。



これまで何kgでどんな成績だったか

そうは言っても冬はなかなか体重を落としにくく、緩んだ体でフルマラソンに参加してしまったこともこれまで多々ありました。フルマラソン出場時のタイムと体重の関係はこんな感じになってます。


日付レース名タイム当日前々日体重差
2016/2/21(日)京都マラソン20164時間56分13秒76.0kg75.1kg+0.9kg
2017/2/19(日)京都マラソン20174時間41分16秒69.4kg69.7kg-0.3kg
2018/2/18(日)京都マラソン20184時間11分53秒68.9kg69.5kg-0.6kg
2019/2/17(日)京都マラソン20194時間10分8秒68.7kg69.1kg-0.4kg
2019/11/17(日)神戸マラソン20194時間23分38秒72.6kg72.2kg+0.4kg
2020/2/2(日)京都木津川マラソン20204時間0分17秒71.4kg71.4kg


一番タイムがよかった2020年2月の体重は71.4kg。ハイアマチュアであれば一般的に60kg前後だと思うので、お世辞にも軽いとは言えない体重です。しかし他の年もだいたい同じ体重で一番軽いときでも68.7kgでした。この3年間の間には頑張って体重を減らした時期もあり2021年10月には61kg台まで落ちたのですが、かなりいろいろ制限してやっと達成できた水準だったので以降はなかなか維持できずに今は70kgを超えています。節制を続けるというのも難しいんですよね。元が食べるの大好き人間なので。食べても太らないように走ってるって所もありますし。


そういう意味で言うと、神戸マラソン2019で失敗したのはある意味当然かなと言う気がしますし(さすがに72.6kgは重すぎ)、年々走力が上がっている中でもし2020年がそれまでと同じように68kg台まで絞り込めていれば余裕で4時間を切っていただろうなあという気もします。そういうのがなかなか噛み合わないのが難しいところなんですけど……



さてどこまで絞りましょうか

現実的に可能/不可能なラインというのがあるので高い目標を掲げれば良いというものではないのですけど、個人的な感覚では無理のない減量は月3kgまで。今現在が71.5kgなので、おおよそ68.5kgぐらいを目標に絞っていけば当日かなり楽に走れるんじゃないのかなという気はしています。というわけで目標は68.5kg。


コンディション調整と当日の給水も大事

ただ68.7kgまで絞った2019年も振り返ってみると33km地点手前で足が攣って最後7kmはなんとか辿り着いたみたいなレースをしてるんですよね。。2020年2月の京都木津川マラソンが最後の最後まで追い込めたのとは対照的。


【京都マラソン2019】マラソン完走レポート



まあ京都木津川マラソンはコースが平坦で記録が出やすいレースだというのもあるんですけど、体重だけでなく脚の持久力(コンディション)を整えるのは大事だし、レースまでにミネラルを多く補給して蓄積しておくというのももしかしたら大事なのかも知れません。もちろん当日の水分補給も大事。2019年は給水にも失敗してたみたいですし。


体重をきっちり絞った上でその辺りを上手くやって、きっちりした形で完走したいなあ。今のメニュー消化状況では難しいかも知れないけれど、出来るだけ頑張ります。