目次
「個人の信用が足りなかったと言うことではないそうです」
本審査を通らなかった原因として真っ先に考えたのは僕が個人事業主であること、しかも収入が安定したのが昨年度からでその前はほぼほぼ「飲食業のフリーター」状態だったので、資料をどう作っても住宅ローンを申し込めるような人間には見えないんですよ。事実なのでそれは仕方ない。ただうちは共働きで基本的には奥さんの方が稼いでおり「奥さん1人分でも十分審査通りますよ」と言われてました。僕は「連帯債務者」で、主な債務者は奥さん。中古マンション購入を検討していたときには同じやり方でそれなりの額の住宅ローンの仮審査を通っていますし、今回多少額は増えているけどたぶん大丈夫だろうと思ってました。仮に注文付けられても自己資金出して融資額を減らせば通るだろうと。
ところがダメでした
ダメである理由について、完全にはっきりした形では教えてくれないそうですが、住宅金融支援機構の人間曰く、- 円安で厳しくなってきているので審査を絞ってます
- 個人の信用がなくて貸せないというわけではない
- でもこの返済額は少し無理してるんじゃないですか
なんか2と3は矛盾してる気もしますけど、簡単に言えば「景気悪くなりそうなんで不良債権になりそうなのは断ってるし、自己資金持ってる人を優先して融資額も減らしてる」みたいなことですかね。もし僕に十分な収入があればそれでも貸してくれただろうから結局は個人の信用の問題に帰結するんじゃねえかと思いますけど、ま、そういう持って回った言い方をするわけです。なんなんだよ。
困ってるときに助けてくれるのが住宅金融支援機構じゃないの?
そもそも住宅金融支援機構ってのは直接お金を貸すところじゃないわけです。旧住宅金融公庫では、住宅ローンを直接融資していたが、住宅金融支援機構では一部の民間金融機関による貸付が困難な分野のみに直接融資を限定し、その他の一般的な住宅ローンについては、民間金融機関が長期固定金利の住宅ローンを提供できるよう、資金の融通を支援する。
住宅金融支援機構 – Wikipedia
今回の審査で言えば、金融機関では判断が付かないけど住宅金融支援機構が支援してくれるなら貸し出しますといった感じの仮審査結果だったわけです。そこで支援しなくていつ支援するんだと。もちろん返済不可能な融資は出来なくて当然だけれど、返済シミュレーション見ても今現在の家賃や生活レベルと比べて別に返済不可能な額だとは思わないんだよなあ。出費はほとんど変わらないので。
縁がなかったということか
だいたいなんか住宅金融支援機構の担当者とは合わないなという気はしてたんですよ。本審査申し込みにあたって税務署で納税証明書を取得するようにといわれたので、国税庁の指示に従ってオンラインでPDFファイルを取得し(1,700円ぐらい掛かった)、それをプリントアウトしたものを添付したんですよ。そしたら、
オンラインで取得した場合、原本がPDFファイルであって出力したものはそのコピーになるので、税務署に行って紙で取得してきてください
は?国税庁のサイトに「PDFファイルをプリントアウトしたものを証明として使用出来る」って書いてあるじゃん。ふざけてんの?
もちろんそんなこといっても聞いてもらえるわけはないので、行きましたよ税務署に。税務署の窓口の女性が「出来ればオンラインで」と薦めてこられたので「オンラインで取得したらこういわれたんですよ」と伝えました。女性はかなり困惑した顔をして、
そういう解釈するんですね……
政府関連組織なんだから認識合わせとけよ。。
なーんかね、不景気の時の銀行マンみたいな態度でしたよ、そういえばね。景気の良いときは金を借りてくれといってくるのに、悪くなると貸し渋るっていうあれです。関係者全員「去年までは多少無理でも余裕で通ってたのに」と困惑中。営利目的の民間企業ならそれでも仕方ないけど、住宅金融支援機構がそれでいいんか。
そんなこと言ってても仕方ないので金融機関の住宅ローンに再トライ中
住宅金融支援機構に文句を言ってても仕方がないので、融資額や条件などを見直しつつ、前回実績のある金融機関を中心に再トライ中です。幸い、土地売買契約を結んでいる不動産会社がローン期限の延長に応じてくれたので(ありがとうございます)まだ白紙になったわけじゃありません。1月中旬までに通せば、着工は遅れるけど家は建ちます。もしそこで通らなかったら……最悪、土地探しからやり直しかなあ。その場合手付金は戻ってくるので損するわけじゃないけど、心は折れそうです。いやーーーーちゃんと建つのかな、、家……