歯石の除去と虫歯チェック
歯医者というと「虫歯になったら行くところ」という認識だったのですが、奥さんに勧められて歯石除去に行ったら思いのほかスッキリしたのでそれから定期的に通うようになりました。下の歯の裏を下で触ったときの立体感が全然違うんですよね。しばらくは歯みがきを改善出来ずに短いスパンでの歯石除去が必要でしたが(最初は毎月だったかな)、歯みがきの手順や方法を自分で見直していった結果、最近は4~6ヶ月に1回になっています。歯周ポケットも全体的に浅くなってきて効果を実感しています。行って良かった。
ただ虫歯に関してはマッチポンプ感もあり
一番最初に注意されたことではあるんですけど、歯石を除去すると虫歯になりやすくなるんですよ。「なりやすくなる」と書いてしまうと語弊がありますが、長い間歯石が付いたままだった歯の場合ある意味で歯石に守られていた状態なので、歯石を除去した瞬間に歯は荒波に放り出されるわけです。その状態で手入れをサボると虫歯になりやすくなる。なので、歯石を除去したあとは入念なお手入れが必要です。一方で歯石を除去することによって口臭や歯周病などは防げます。そういう意味で痛し痒しなんですけど、僕個人に関して言うとやっぱりお手入れが上手くなくて定期的に虫歯になってしまっているんですよね。これを欠いている今も治療中で、右上の奥歯が仮詰め状態です。歯と歯の間に虫歯が出来てるとかなんとか。これ歯石があったままだったら虫歯になってなかったんじゃないかとふと思ってしまうこともあります。
これ、もしかしてマッチポンプじゃね?
早期発見、早期治療
それでも歯科医院の方針としては、- 早い段階で「虫歯なりかけ」を発見し経過観察
- 定期的なチェックで治療が必要な段階まで進んだら治療
という感じで「何でもかんでも治す」ということではなありません。それでも治療が増えるのは事実なので考えどころなのですが、治療しなかったらそれはそれで面倒なことになるので、まあ良いかなと。
しかもなんだろう、僕が通ってる歯科医院なんか妙に安いんですよね。ええんかってぐらい。3ヶ月に1回の定期健診で1,500円ぐらい。虫歯の治療で3,000円ぐらい。僕の子供の頃のイメージでは虫歯の治療って治すごとに1~2万円掛かるようなイメージだったんですけど、全然そんなんじゃなく。
しかも治療時間も短い。病院の方針なのか1コマ30分で予約を管理しているので、大体の治療が30分で終わります(大がかりな処置になると2コマ分1時間の予約になることもある)。なので負担も少ない。パッと行ってパッと診察または治療をしてパッと帰る。楽なんですよね。
というわけで、定期健診に行きましょう
父親が虫歯を放置するタイプの人で「痛くても放っておけば神経がダメになって痛くなくなる」とまで言っちゃう人だったんですけど、そのせいか割と早い時期に歯を抜いて入れ歯になってしまいました。堅いものは食べられないし手入れが大変みたいです。だから言ったのに(笑)定期的に通うのは面倒だし、マッチポンプだなあと思うこともありますが、まあでも定期的に通って虫歯があれば素早く治療するというのは無駄ではないと思っています。歳取ったあとまで歯が残っているかどうかはわかりませんけど、父親よりは長く保てるんじゃないかな。
定期健診、大事!