かつて京都で泊まったことがあるホテルシリーズ(その1)「京都パストラル」

小学生から高校生に掛けて、毎年年末年始は家族で京都旅行でした。京都大好き家族だったんよ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、かつてあったホテルのうちいくつかが閉鎖されていたことに気付いたので、この機会に「かつて泊まったことがあるホテル」をちょっとまとめて置きます。誰得記事ですが






京都パストラル

1番目はこれ。かつて金閣寺の側にあったホテルでなかなか豪華なロビーがあり、付属のレストランで食べる和食が美味しかった記憶があります。最近の旅行では素泊まりがほとんどですが、当時は1泊2食付きのホテルに泊まることが多かったんですね。旧名称は「京都農林年金会館」で、確か豪華な割に安めだったはず。

ちなみにこのホテルは新型コロナウイルスとは無関係に2001年いっぱいで廃業し、跡地は金閣寺が買い上げたそうです。


世界遺産に登録されている京都市北区の金閣寺(鹿苑寺)が、隣接するホテル「京都パストラル」の土地と建物を買い取り、緑地にする計画を進めていることが14日、分かった。

 今月末のホテルの廃業に伴い、跡地に高層ビルなどが建設され寺周囲の景観が損なわれるのを防ぐのが狙い。買収費用は約20億円という。

 同寺の江上泰山執事長は「良い景観を残すには無理をしても先手を打って緑地化するしかない」と話している。

 ホテルの敷地は計約6700平方メートルで、同寺の境内から道を隔てて東側に隣接。5階建ての本館や社員寮、駐車場などがある。同寺は6月に買い取りを決定。来年1月の引き渡し後は建物を壊して更地にし、専門家と相談しながら植栽するという。

 ホテルの建つ場所はかつて金閣寺の寺領の一部だったが、明治以後に手放したという。

金閣寺が隣接ホテル買収/景観保全のため緑地に | 全国ニュース | 四国新聞社



在りし日の姿はこちら。









うわー懐かしい。写真は「ホテル・レジャー施設 『京都パストラル』(旧:京都農林年金会館)のパンフレット(ブライダル編) : 長岡京市にあるリフォーム店長ブログ」さんからお借りしました。記事には他にも写真があります。




ちなみに:緑地化って何のこと?

記事中では「景観保護のために緑地化する」なんて立派なこと書いてますけど、現実にはなんてことはない拝観者のための駐車場になっただけです。現在の金閣寺第3駐車場がそれ。金閣寺なんてそんなもんですよね。名は体を表すといいますが、金閣寺の拝金主義は有名です。







次回は現在も元気に営業されている四条通沿いのホテル「京都セントラルイン」さんです。