充電器の異音対策にスイッチつきケーブルを導入(続・ANKERの充電器「Anker PowerPort Atom III Slim」から異音がするとき)

先日、充電器「PowerWave 7.5 Stand」に何も載せていないときにハブから音が鳴ってしまうという記事を書きました






そんな「Anker PowerPort Atom III Slim」なんですが稼働時に音が出るようになってしまいました。かすかなモスキート音のような音(キーキーキーまたはピーピーピー)で、調べてみると「コイル鳴き」などといってUSB充電器特有の異音だということなんですが、でも「キーン」とかそういう音ではないんだよな。繰り返し鳴っているので。

(中略)

接続の最終地点になる「PowerWave 7.5 Stand」に何も乗っていないときに「Anker PowerPort Atom III Slim」が鳴り出すようです。iPhoneを「PowerWave 7.5 Stand」に乗せるか、「PowerWave 7.5 Stand」を外してしまうと音は止まります。なんなんでしょう、過充電の警告みたいなことなんでしょうか。これ以上充電出来ないのに送電しようとしている的な。

ANKERの充電器「Anker PowerPort Atom III Slim」から異音がするとき – NOBODY:PLACE



このときの対策は「近くで作業するときにはiPhoneを置くようにする」で、実際それで大丈夫なんですけどひとつ盲点がありました。それは夜寝るとき。

夜寝るときはiPhoneを目覚まし代わりに使っているのでiPhoneは充電器上ではなく枕元にあります。ということは、異音が発生すること。異音はごく少音量なのでほとんどの場合気にはならないんですけど、たまーーーーに気になることがあって。そのたびに「PowerWave 7.5 Stand」からケーブルを引っこ抜くのは面倒くさいしケーブルの長持ちのためにもあまりよくなさそう。どうしたもんかと思っていたときに閃いた!こういうのを使えば良いんですよ。





これは、何?

物理スイッチを押すことでUSBの出力をオンオフできるUSBケーブルです。同じようなケーブルにはデータ通信も出来るタイプもありますが少しお値段が張る。僕の場合は給電だけ出来れば良いので、給電機能だけ持っているこちらの商品で十分です。



接続方法

特に図に起こす必要も無いのですが、充電器「Anker PowerPort Atom III Slim」と充電器「PowerWave 7.5 Stand」の間にこのケーブルを配置します。それだけ。










で、iPhoneを充電器から外してしばらく使うときなどにはスイッチを押して充電器の動作を止めます。それで異音はピタリと止まる。ものすごく単純なことなんですけど、ものすごく便利なんですよこれが。物理スイッチって大事。



この製品の素晴らしいところ

しかし真にこの製品の素晴らしいところはスイッチではありません。その配置場所。絶妙にmicroUSB側に寄ってるんですね。商品画像からの引用です。







スイッチはUSB TypeAから70cm、microUSBから15cmのところにあります。つまり接続する先の装置の側にスイッチを配置することが出来る。これがね、最高に良い。コピー製品がたくさん出回ってて誰がデザインしたかわかりませんけど、しかし作った人は確実にわかってる


難点はこのスイッチにはLEDなどがないので通電しているかどうかわかりづらいことですが、今回の用途だと「PowerWave 7.5 Stand」のランプが青く光るので困ることはありません。類似商品にはわかりやすいスイッチ(シーソースイッチというらしいです)が付いているものもあるので、見分けるのが必要な場合はそちらをどうぞ。これとか。







まとめ:物理スイッチ大事

想定されている用途がどんなのかはいまいちわかりませんが、この素晴らしい製品でストレスをゼロにすることが出来ました。繰り返し書くけど、やっぱり、物理スイッチって大事。1口延長コードを買ったときにも思いましたけど。


電源の管理をスイッチに変える