健康診断 2021 準備編 ~ 国民健康保険の人間ドックを申し込みたい

健康診断の結果を見ている人のイラスト(笑顔)
退職後も任意継続で加入していた協会けんぽから国民健康保険に移ったので、協会けんぽが援助している健康診断(生活習慣病予防健診)が受けられなくなりました。国民健康保険でも京都市が実施している健康診断(特定健康診査)というものがあって500円で受診出来るんですけど、項目がかなり限られた基本的な検査になってしまいます。どうしたものか。






国民健康保険で受けられる人間ドック

調べてみると京都市の国民健康保険で受けられる健康診断には2種類あることがわかりました。


京都市国民健康保険にご加入の40歳~74歳の方(昭和21年5月1日生まれ~昭和57年3月31日生まれの方)が対象です。

京都市:特定健康診査・特定保健指導


上で書いた健康診断(「個別健診」というらしいです)の他に人間ドックがあります。料金(自己負担額)の違いは下記の通り。


  • 個別健診 …… 500円
  • 人間ドック …… 30%


「30%」となっていることからわかる通り、受診機関によって支払う額は変わります。例えば昨年度健康診断を受けた京都第二赤十字病院の場合、人間ドック(半日ドック)の料金は47,300円ですが国民健康保険で受けるとこれが12,540円になります(検査項目は同じ)。協会けんぽの健康診断が7,169円だったので負担がかなり大きくなりますが、個別健診だと以下の項目しか検査しないのでちょっと心許ない。

個別健診の検査項目

  • 診察・問診
  • 身体計測
  • 血圧測定
  • 血液検査(中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール・AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP・空腹時血糖又はHA1c)
  • 尿検査(糖・蛋白)

人間ドックで追加される検査項目

  • 眼科検査(視力検査・眼圧測定・眼底カメラ)
  • 聴力検査
  • 心電図検査・心拍数
  • 呼吸器検査(胸部X線検査・肺機能検査)
  • 消化器検査(バリウムまたは胃カメラ・腹部超音波・便潜血)
  • 血液検査(尿酸ほか項目大幅追加)
  • 尿検査(潜血ほか項目追加)



問題は「定員」が決まっていること

案内に目を通したときにうっかり見逃していたんですけど、予定さえ合えば誰でも受けられる個別健診に比べて人間ドックは医療機関ごとに年度ごとの定員が決まってるんですね。京都第二赤十字病院の場合は1,225人、中央診療所なら105人、御池クリニックなら1,970人などとなっていて医療機関の規模によってかなり差があります。で、6/1の受付開始から順に埋まっていって定員に達したら受け付け終了。ということは受診したい医療機関が決まっている場合には早めに予約を入れなくちゃいけなかったんです。毎年年明けに受けてるから今年も年明けでいいや、申し込みも年末でいいかなんて思って油断してたんですが、そうか、先着順だったか。失敗した。

予約受付は「平日9時から17時」というところが多いので、次の平日あたりちょっと電話してみようと思います。まだ行けたら良いんですけど。



サラリーマンはこういうところも楽

フリーランスになって面倒なことっていくつかありますけど、サラリーマンってこういうところも楽ですよね。申し込みは会社がやってくれるし、会社によっては会社が負担してくれて自己負担無料で受けさせてくれるところもある。奥さんの会社だと毎回1万円までオプションも付けられるとか。手厚いなあ。自分で予約しなくちゃならない上にお金も掛かるっていうんだからちょっとね。その分「自分の意思で受ける」という意識があるのは良いことかなとは思うんですけど。


さて、ちゃんと予約取れるかな?