全部開け開けおじさんと全部閉め閉めおばさん再び

マンションのイラスト(建物)
前回は階段室の窓の問題で、僕(全部開け開けおじさん)と週1で掃除に来る女性(全部閉め閉めおばさん)の静かな争いだったのですけど、それが今度はマンション入り口のドアでも。



手動で観音開き

マンション入り口のドアは自動ドアではなくて手動で観音開きに開くドアになっています。片方のドアにはストッパーが付いていて締切に出来る仕様。もう片方にはストッパーは付いていません。


人が1人通行する分には片方でも十分な幅ではあるんですが、自転車や車椅子(デイサービスを利用されている高齢者の方が何人かいらっしゃいます)、宅配業者、台車が通るには片方だけでは狭いし、普段は片方だけ明けておくにしても必要に応じて簡単に両方開けられるようにしておきたい。そう考えていたのは恐らく僕だけではなかったはずで、実際これまでずっと極端に風が強いときを除いて両方のドアが開くようにストッパーは外されていたんですけど、なぜか今月に入った辺りからこれをこまめに閉める人が出てきて迷惑しています。


もちろん閉めている人にはその人なりの理屈があるんだろうなとは思うんですけど、そういうのを話し合う場があるわけでもないのでいまいちよくわからない。その人の「理由」を聞いていない今の状態で考えるとどう考えてもストッパーは外しておいて、必要な人が必要なときに両方開けるようにしておいた方がメリットがあります。だってさっき挙げたような人たちは毎日何十人も通るから。僕はそう思うんですけど、なにかそれを上回る理由があるのか……



ここでも静かに争うことになりました

在宅勤務ゆえに毎日何度も玄関を通るので、見掛けたらこまめにストッパーを外すようにしています。今では5m手前からドアの状況がわかるようになり、流れるようにストッパーを外して通過するようになりました。出来れば、いつもこのストッパーをセットしている人がそんな僕の姿を見とがめ抗議でもしてくれれば、お互いの見解のすり合わせが出来て妥協点を見いだせると思うんですけど、相手が誰かわからないんでねえ……毎日きっちり閉めてるところ見ると相手もよほどの使命感を持ってやってることなんだろうなと思うんですけど。


自治会とか管理組合とかが存在せず寄り合い的な話し合いがないことは、賃貸マンションの緩くて楽なところではあるんですけど、話し合ってサクッと方針決めたいようなことがあるようなときに「やりようがにない」ってのはそれはそれで面倒なもんです。住民同士で話し合うとこじれるから管理会社を介して調整するようにとなってるとはいえ、たかだかこれぐらいのことで管理会社に電話するのも躊躇われるしなあ。かといって自分から住民のみなさんに声を掛けていってなんらかの連絡網なり話し合う端理を作ると言うのもそれはそれで面倒くさい。出来ればやりたくない。町内会にだって参加したくないぐらいなのに(してないけど)。なかなか難しいところです。


さてこの落とし所はどんなところになるのやら。大家が自動ドアに改修してくれたら、それが一番楽なんですけどねえ……(多分ない)