発酵に必要な要素は次の通り
一般的に、堆肥の発酵に必要な要素は以下の6つです。- 栄養分
- 水分
- 空気
- 微生物
- 温度
- 定期的にかき混ぜる
栄養分は今回の場合、腐葉土およびコーヒー内に含まれる有機物です。空気は定期的にかき混ぜることで自動的に供給されますし、温度は発酵が進むにつれて上がりますし初夏の今は大体至適温度範囲内なので気にする必要がありません。微生物は……場合によっては外部から供給する必要があるかも知れませんが、一般的なコンポストは自然環境に存在する微生物に任せることが多いですよね(追加用の菌も販売されてますが)。
必要なのは「水分」なのでは??
以上を踏まえ、最終的に不足しているのは「水分」だという結論に至りました。「濡れたままのコーヒーかすを加えるとカビやすい」という情報があったので、念入りに炒ってカラカラに乾かした上で追加していたのですけど、もともとの腐葉土が開けて時間が経っているせいかカラカラに乾いており、全体がコンクリートの上の落ち葉並みに乾いています。適切な水分量を調べると最終的な出来上がり時の水分目標は50%前後。少なくともカラカラに乾いた状態ではない。追加するコーヒーかす自体はカラカラでいいと思うんですよ。なぜならコーヒーかすが濡れていると水分が偏ってしまうから。でも培地は一定以上の水分量がないのでさすがにまずい。こりゃあさすがにダメだということで、コーヒーかすを追加したあと全体がほどよく湿る程度の水分を加えることにしました(上の画像が水分追加後のもの)。これで何とかなってくれると良いんだけど。
またしばらくこれで様子を見たいと思います。上手く行くかな。