今までは、使われてない土地を自治体が活用しろよと思ってたんですが、まあでも確かにそれ税金でやるわけでぶっちゃけ持続性はない。借り手が現れたんでって言われればそれまでだし。何とかならんのかと思ってたら、東京で、喫煙所をビジネス展開してる会社があるというニュースがありました。それや!
その昔、飛行機の中、電車の中、映画館の中などでも吸えたのに、いまではオフィスで吸えなくなって、居酒屋でも禁止のところが増えてきた。愛煙家の肩身は狭くなるばかりで、「どこで吸えばいんだよ」といった嘆きの声が聞こえてきそうだが、そこにビジネスチャンスがあるのでは? とキラーンと目を輝かせ、東京都内で喫煙所をじわじわ設置している会社がある。「スキマ デパート」(東京都千代田区)だ。
喫煙所でどんなビジネスが生まれているのか スキマ デパートの試みが面白い:水曜インタビュー劇場(プカ~公演)(1/6 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン
スキマデパートさん、もともとは不動産業者。そこから自販機ベンダーを買収して、自販機ビジネスに乗り出し、その中で喫煙所近くの自販機の売り上げがよいことに目を付けて、空きスペースを利用する形で「自販機付き喫煙所」を展開することでビジネスに。なるほど、その手があったか!今まで喫煙所ってボランティア的な側面があって、そこで管理費をまかなうとか売上を立てるとか言う発想なかったんですけど、自販機を設置することでビジネスに出来るって言うのはすごい発想だなと。喫煙所の管理だってタダじゃないですからね。定期的な清掃は欠かせないですし。安直に喫煙所の利用料を取るというんではなしに、入場は無料、利用料も無料、でも自販機で何か買ってもらうことで維持出来る、このバランスが素敵。
誤解していただきたくないのですが、当社は喫煙所を設置することで、タバコを吸う機会を増やしたいと思っているわけではありません。受動喫煙防止条例など法律が変わって、喫煙所が減少しました。ということもあって、隠れてこっそり吸う人が増え、街の環境が悪くなることを懸念しています。マナーをきちんと守ってもって、吸う人と吸わない人にとって快適な環境をつくることができればなあと思って、喫煙所をオープンしました。
喫煙所でどんなビジネスが生まれているのか スキマ デパートの試みが面白い:水曜インタビュー劇場(プカ~公演)(1/6 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン
タバコを吸わない人にとって、タバコの煙って嫌ですよね。喫煙所の近くを歩いて、「臭いなあ」と感じるのはよくないことだと思っているので、喫煙所は基本的に室内。タバコの煙が外に出ない設計をしています。また、移動車両を設置して、その中でも吸えるようにしました。
それが仮にビジネス上の建前であっても別に良いです。結果的にそうなっていれば。善意で設置される喫煙所よりもきちんと商売としてやってくれる方が信頼出来る。
20年に喫煙所をオープンしました。渋谷や市ヶ谷など都内で12カ所展開していて、今年の3月末までに20~30カ所に増やす予定。今後は都内で200カ所の設置を計画していて、将来的には大阪などにも展開することができればと考えています。
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意識して見たことはなかったけれど、京都にだって店舗にするにはちょっと狭いけど自販機をただ置くだけなら広すぎる土地って結構あるような気がします。繁華街でも住宅地でも。そういうところにこういうのがポンってあったら、喫煙者も非喫煙者もみんな助かる。是非、京都にも進出して欲しいですね。特別に知識が必要なビジネスモデルじゃないから、もしかしたらスキマデパートさんじゃなくても関西に基盤を置く自販機ベンダーの会社とか進出してくるかも知れない。そうなって欲しいなあ。
100円自販機を展開している企業も何社かあるし、どっかやらないかなあ。それこそ街を見る機会の多いMKタクシーさんとかどうですかね。自販機ベンダーはやってないけど確か不動産業もやってたはず。だめかなあ。