【Banished】「羊毛のコート」と「エール」が村民を救う

banished
なぜか定期的にやりたくなるシミュレーションゲーム「Banished」。以前書きかけて下書きに入れたままになってた記事が見つかった(最後に具体的な数字を調べて入れようと思って忘れてたらしい)ので仕上げて投稿してみます。簡単に要約すると、文明ってスゲー。






以前、「羊を大量に飼育してコートを作ってそれで食料を買おうぜ」っていう記事を書きました。


【Banished】食糧難は輸入食材が解決する【羊毛マジ神資源】 – NOBODY:PLACE


Banishedには「栄養バランス」っていう概念もあるので、羊を大量に育てて肉ばっかり食べさせていても健康度は満点になりません。どうしても穀物や野菜が必要です。でも農業って効率悪いんですよね。

15×15の農地に村民を2人配置して1年の収穫量が作物にも依りますがだいたい「1500」ぐらい。農作物の交換レートは「1」なので、農業における村民の生産性は1人あたり年「750」です。一方で最大規模の牧場に羊を55頭入れて村民を2人配置した場合の1年の収穫量は、羊毛が「200」、羊肉が「4000」ぐらい。羊毛は羊毛のコート(交換レート「15」)に加工されるので、それを全て交易所で交換すると考えると大体「3000」ぐらい、畜産業と裁縫所(1人)における村民の生産性は1人あたり年「1000」です。さらに羊肉も食料に回せることを考えると生産性はさらに上がって1人あたり年「1750」にもなります。農業の倍以上の効率。



醸造しようぜ

で、さらに有効なのが醸造。醸造は村民1人で原材料がある限り行えてます。果樹園だとなかなか収量が安定しませんが、小麦であれば十分にまかなえるかな?仮に十分な小麦が供給されているとしたときの醸造所の年間エール(価値20)生産量は「150」ぐらい。これも全部交易で食料に変換出来るとすると「3000」になります。最大規模の小麦農地が1面あれば醸造所「5」カ所分ぐらいの収量は上がるので、場所もそんなに取らない。羊毛のコートに加えてエールを導入することで、害虫に対するリスクテイクになるし、村民の幸福度にも貢献出来るし、より一層安定します。

羊毛のコートは仕立屋を複数建てる必要があるし、エールは醸造所が必要ですが、でもそれだけで素の状態よりもかなりの量の食料を獲得出来ます。文明ってすげー



資源も賄えます

ここまで来たら、羊毛のコートとエールが溢れまくってる状態なので、交易所を何カ所か建てましょう。で、それぞれで穀物と野菜、鉄、石、石炭をそれぞれ一定量自動購入するように設定します。あとはもう害虫にだけ気をつけていれば、物資が枯渇することはありません。交易所に割り振る人数を増やしておくと、より効率的に物資を行き渡らせられます。

農地を作りまくる必要なんかなかったんや……
(その代わり倉庫を作りまくる必要はある。羊毛と肉が超かさばるのよね)



上質なコートは価値は高いが効率は悪い

ちなみに皮革と羊毛で作る「上質のコート」(価値20)にしてみたこともありますが、皮革の確保がなかなか難しくあまり効率的ではありませんでした。牛を大量に育ててもイマイチ羊毛ほどは伸びない感じで。「上質のコート」は村民用にしておいて、「羊毛のコート」の方を交易に使う方が良さそうです。

ちなみにこの方法をmediumでやると、広大な農地はあまり必要ないので人が余りまくります。生産性の高さが人から職を奪うのね。この世界はニートでも飯が食える豊かで優しい世界ですが、労働者を捌くために採石場や鉱山を作るという本末転倒なことになったりもします。まあ資源が安定するから良いんですけど。



オマケ:種と羊を買うまでは

多分みんな同じだと思うけど、薪本位制ですよね。森林大事。

活動領域を少しずつ広げながら少しず薪を貯めて、種や羊が登場するのをじっと待つ……そんな感じ。欲張ったらこのゲームは終わりですし。



オマケ:害虫対策

害虫が発生したら思い切った行動が必要です。


畑であればすぐに収穫。

果樹園であればもったいないけどすぐに伐採。

牧場の場合は、普段から空きの牧場を一つ用意しておいて、害虫が発生した牧場からそこへ放逐すればすぐに収まります(動物にくっついて害虫も移動しちゃうんじゃねえの、と思うけどしない)。

これで害虫は怖くありません。同種を隣り合って育てても大丈夫。



mediumで一番怖いのは火事かなあ。止める手段がない。一定間隔で井戸掘っておくぐらいかな。hardだとインフルエンザを始めとした疫病も超怖いですけどね。人がいなくなる→生産性落ちる→交易出来なくなる→死ぬ、みたいなのマジであるからなあ……病院はケチらずに。