「宇治川花火大会」って「廃止」されてたんですね

宇治川花火大会 2008
先日宇治に遊びに行ったときに友人と話をしていて、「そういえば宇治川の花火大会って今どうなってんの?」「なくなっちゃったんだよねー」と聞かされて初めて知りました。「宇治川花火大会」って「廃止」(休止ののち終了、再開も検討されない)されちゃったんですね。



直接的には2014年の台風の影響

2014年は8月11日に行われる予定であったが、台風11号直撃により、会場に近い宇治川上流にある天ケ瀬ダムの放流量が増えてしまい、打ち上げ場所や有料観覧席の設置予定箇所までもが水没する被害が発生し、安全確保が困難となったため、予備日に設定していた8月14日への順延を含め、大会史上初の完全中止となった[2][注釈 1]。

(中略)

2018年度以後についても、人出の予想や交通アクセスなど、警備上や安全対策のめどが立たないとして、当面の間は再開を見送り、事実上宇治市は花火大会そのものを廃止する方針を同時に打ち出した[7]。この時、宇治市観光協会は、「今後の再開は非常に困難であると認識しているが、改めて開催を前提として実施に必要な費用などを総合的に勘案して、今後の開催をするかについては判断することになる」[8]としていた。

ところが2017年12月7日に、宇治市は見物客の安全対策に目途が立たないことを理由に、正式に宇治川花火大会を廃止することを決定した[9][10]。

宇治川花火大会 – Wikipedia


僕が最後に行ったのはどうやら2008年。人混みはあまり好きではないんですが、花火大会にはそれを上回る魅力があると思うんです。なんですかね、ただ眺めてるだけだけど妙な爽快感があるじゃないですか。良いんですよね、花火大会。PL花火も大学生の頃に見に行きましたけど、あれもすごかった。宇治川花火大会はそこまでではないけど、打ち上げの合間に地元のスポンサーが読み上げられる地方花火大会独特の情緒があってそれがまた良い。夏が来るたびにいつかまた行きたいと思っていたんですが、まさか、再開を断念することになっていたとは……

直接的な原因は2014年の台風による水害ですが、結局のところは2013年の福知山での露天爆発事故や、年々高まる安全対策に対する意識に対応しきれないということのようです。新型コロナウイルスの影響下にある今現在であればわかる気がするけれど、廃止が決定されたのは2017年でそれとは無関係。確かに宇治川花火大会の日は町中心部が人でごった返しはするけれど、でもあの程度の安全対策で尻込みしてたら自治体主催の催し物なんか何も出来ないと思うんですよね……宇治市はどれだけリスクを取りたくないんだって言う。残念。



新型コロナウイルスが沈静化したら、また花火大会に出掛けたい

人混みがすげー不快だってのはわかってるんですよ。帰りの電車も並んで並んでぐったり疲れるしね。何年か前、びわ湖大花火大会(2020年は中止、2021年は10月末に予定)に行ったときも花火を見ている時間と帰りの電車に乗るために並んでいる時間とそう変わらなかった気すらします。確かにあれは大変出汁疲れるんだけど、それでも何年かするとまた行きたいなあと思うわけですよね。さすがにPLとか淀川花火大会とかのために大阪まで行くのはしんどいけど、亀岡とか城陽とか伏見でやっている花火大会なら行ってみても良いかなと。別案としては花火大会に合わせて旅行するっていうのもあるなあ。「熊野大花火大会」に合わせて三重または和歌山に行くとか。和歌山もしばらく行ってないし、久しぶりに行ってみても良いなあ。


今の状況ではそれがいつになるかわからないけれど、またいつか花火を見に行きたいですね。いつになるかなあ。