加熱式タバコをふかすやつ

電気加熱式たばこのイラスト
タバコを吸ったことがない人には解らないと思いますが、タバコというのは煙を肺に入れて吸うものです。タバコを吸い始めた直後の人間がよくやりがちなことは、煙草に火を付け空気を吸い、煙を口のあたりに一瞬ためて吐き出す。いわゆる「ふかす」というやつで煙を肺に入れずに形だけ吸っている風を装う吸い方、いってみれば格好付けるためだけに煙草をくわえているという仕草です。やっている人間からしたら格好付けてるつもりかも知れませんが、喫煙者から見たらかっこ悪いことこの上ない。



加熱式タバコ(電子タバコ)のメリットとして上げられるのは、副流煙が生じず受動喫煙のリスクが少ないことなのですが、たまに加熱式タバコをふかしている喫煙者を見ることがあって頭の悪さにクラクラする思いです。副流煙がでないから吸うことを許されている加熱式タバコを、ふかして煙を吐き出すように吸うんだったらそれは許されざる喫煙でしょう。わかってんの?


いくら電子タバコの煙が少な目と言っても、思い切り吸い込んでそのまま吐き出せば副流煙もそれなりの量になります。

タバコを吸わない人から見れば、電子タバコも紙巻タバコも一緒なので、喫煙者としてマナーを忘れない心がけは大切です。

電子タバコは「肺に入れて吸う」、「ふかす」どちらが正解?


でも、そういうひと、時々いるんですよ。タバコ吸いたての若者だけでなく、おっさんでもいます。白昼堂々路上で煙草をくわえていることそれだけでどうなのと思うけれど、それが加熱式タバコであればまあいいかとは思います。でも、加熱式タバコなのに口から煙吐かれた日にはお前なんだよそれと。

確かに加熱式タバコにはそういう吸い方もあるそうです。フレーバーだけを楽しむ吸い方らしいんですが、それはそれでいい、でもそれをするんだったら適切な喫煙所で吸って欲しい。くわえているのが加熱式タバコだから許されているのではなくて、副流煙が少ないから許されているわけです。そういうことに思い当たらないまま、自分の欲望にだけ従ってタバコを吸ってしまうから、バカだなあって言われてるんです。わかってないのかな。


良かれと思って吸っているであろう加熱式タバコも、吸い方によっては非常にバカに見えます。ご注意下さい。