携帯代が大幅に下がって元は取れたか
この変更を機に携帯料金は大きく変化しました。- (2018年3月まで)ソフトバンク 約8,000円(7,600円+通話料)
- (2018年4月から)LINEモバイル 約2,500円(2,200円+通話料)
通話料金がほとんど掛からない、Wi-Fiベースでギガをほとんど消費しないという僕の事情も相まって、月の携帯代金は3,000円以内に収まっています。下落幅は概ね5,500円。変更前の1/3以下。
約2年半、概ね30ヶ月この状態を続けてきたので、これで得した額は165,000円ということになり、iPhone 8の端末代を越えました。逆に言えばこれ以上の額を無駄にソフトバンクに払い続けていたということになりますが、昔は格安SIMなんかなかったんで仕方ない。Wi-Fiではない4G下での使用も今に比べれば遥かに多かったし。
次の端末代の半分、既に得していると思えば?
機種変更から3年というところで、そろそろ次の端末をどうするかということが頭をよぎり始めるわけですが、問題は値段。高いんすよねー。最近発表された「iPhone 12」、一番安いモデルは「74,800円から」となっていますが、容量を多めに設定するとAppleCareなしでも値段は税込111,980円。iPhone 8に比べて若干ではあるけど高くなっています。うぐぐ。得した額から「iPhone 8」の端末代を引いた残りが約60,000円、ちょうど「iPhone 12」の半分を賄えるわけで、そう考えると1年使えば元が取れると言うことになるけれど、まあそれは理屈であって、得した携帯代金が手元に残ってるわけじゃないからなあ。iPhone 12とiPhone 12 mini – Apple(日本)
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max – Apple(日本)
ちなみに最上位機種の「iPhone 12 Pro Max」なら大容量に設定すると税込165,880円。携帯会社を変更してから浮いた額とほぼ同じです。いくら生活に必要なデバイスだからといって、片手でラフに扱う端末がこの値段てさすがにおかしくないか……これ見るとたかだか50,000円のiPadで逡巡している自分が小さく見えてきます。買っちゃえば?
携帯代金の値下げが話題ですが
iPhoneの機種変更の話は横に置くとして、携帯代金そのものにフォーカスすると、月額料金が5,000円以上値下がって別に何一つ不便になっていません。たまーーーに携帯アドレスを要求されることがありますが、そういう登録は諦めれば済む話なので問題ないです。メールはすべてGMailでOK。僕みたいに1ヶ月の消費ギガが500MB以下っていう方が珍しいのかも知れませんが、自宅も職場もWi-Fiで、通勤は自転車、通話はほとんどしない、使うアプリはデータフリー対象サービスがほとんどってなるとまあそうなりますよ。そういう意味では、日本全体で想定されている「スマホを使う人」に僕は相当していないんでしょうね。政府の働きかけで安い料金プランが発表されたりしてますけど、それより断然僕の携帯代金の方が安いし。ギガがなくなるって言う経験をしたことがないし、高い携帯代金を支払っていたのも遠い話になってしまいました。そんな今の僕の状況から見ると、10GBとか使い切る人や長時間通話をする人が高い携帯料金を支払うのは当然じゃないのかと思うし、今大手携帯会社の料金プラン見るとギガ使わない人は安く出来るようになっているので、もうそれで十分なんじゃないのと思ったりもします。値下げ圧力を掛けるよりも、フリーWi-Fiを拡充するとか、インフラを整備するとかして支払料金を抑えやすくする方が国民的にはぶっちゃけ有効なんじゃないですか。こうやると携帯代節約できますよ的な。
個人的にはLINEモバイルにはすごく感謝しているので、これ以上下手に大手の携帯代を下げられて、LINEモバイルの経営が圧迫されても困るんだよなあ。MNP手数料も撤廃されるみたいだし、MVOの携帯代金は高いまま据え置きつつ、きちんとした格安SIMが安定した経営を出来るようにしつつ、選択肢を増やして国民が自分に合わせて選べるようにすること、それが大事なんじゃないかなーと思っています。高いサービス選んで高いって文句言うのは、それしか選べないという場合を除いて、違うんじゃないですかねーって思うんですよね。少なくとも国が乗り出してくるようなことじゃなくね?