タバコを止めてから10年が経ってました。【忘れてた】

タバコの自動販売機のイラスト
毎年書いて来たことなんですけど、今年は普段と違う日常の中で本当にすっかり忘れてました。タバコを止めた日は8/7(鼻の日)であり覚えやすいはずなんですけど、それだけ喫煙という習慣から離れたってことなんですかね。



1年間のタバコにまつわるあれこれを振り返ると

タバコを吸う夢は見なくなりましたね。最後に見たのがいつだったか全く思い出せないぐらい。通常生きていて喫煙を格好いいものとして描く機会が減ったってのもあるかもしれません。ゲーム「龍が如く」の中では喫煙シーンは頻繁に出てきますが、ネット上で見掛ける広告や動画などで見掛ける機会はほぼなく、よく見ているYouTube「藤やんうれしーの水曜どうでそうTV」の中で藤やんの喫煙シーンがたまにあるぐらい。

ただ街中で喫煙を見掛ける機会はあんまり減りませんね。大学が近いと言うこともあって、若さ故にイキってタバコ吸うバカな男子学生(たまに女子学生も)も多いですが、それ以上に多いのはやっぱり爺さん連中と、肉体労働者を中心とした人たち。特に爺さん連中には「罪悪感」というのが全くなく、子供がいようがなんだろうが関係なく歩きタバコするんでちょっともうなんかなあと思っています。コンビニ前に灰皿戻ってきてるんだから、そこで吸って欲しいんだけどなあ。



堀川商店街は割と喫煙無法地帯

あと気になってるのは、堀川商店街の面々。手広くやってる質屋、昼飲みもやってる居酒屋、カフェダイニングの店といった店の従業員が、自店舗内は禁煙にした上で歩道で喫煙してるんですよね。バカなんだろうなあと思って見てるんですけど、そういう目線って気付かないもんなんですかね。立ち飲みもやってる鶏肉専門店でも、外からよく見える厨房内でご主人がくわえ煙草で仕込みしてて、彼我の常識の差にクラクラする思いです。もうちょっとなんかさ、外から見えないところで吸うとか出来ないんですかね。

商店街には何軒も空きスペースあるんだし、シャッター下ろしたままにしておくぐらいなら管理してる京都市がどこか借り上げて、改装して喫煙スペース用意したら良いと思うんだけどなあ。

喫煙スペースと言えば店頭に灰皿は設置しないけど、店長が店頭で喫煙してるという意味のわからないファミマも近所にあったりもします。周囲の目を気にして置いていないのかも知れないけど、割と日常的に吸っているのを目にするので、もう灰皿置いたら良いんじゃないかと思うんですけどね。店頭の床が、吸い殻を消した跡で真っ黒になってて汚いし。



問題行動を取る隣人の喫煙者をどうしたもんか

僕が住むマンションに於いても問題行動を取っている中高年男性が2人いまして、1階のおっさんは駐車場に腰掛けてタバコを吸ってそこに吸い殻を放置していく、酷いときは煙草の空き箱を吸い殻入れ代わりにそこに吸い殻をため込む、お前火事のリスクとか考えないの?というアホなおっさん。2階のじじいも同じ場所でタバコを吸うけど、2階の階段室や1階のエレベータホールでもう辛抱溜まらず煙草に火を付けてしまうキチガイで、駐輪場や駐車場でタバコを吸って排水溝に投げ込むことを習慣にしている人。

管理会社に相談しようと思っていたんですが、最近、1階のおっさんはマンション外に喫煙に出掛けるようにしたようで被害が減っているので、今のところ保留。古くから住んでる住人も多くてややこしい物件なので……出来れば彼らが自覚的に行動して問題が解決してくれれば良いんだけどなあ(ややこしい物件 → 入居時に「駐輪場に原付を止めている住人の方がいらっしゃいますが、あれは既得権益と言うことで認められているので、新規に駐輪するのは認められていません」というよくわからん説明を受けるぐらい。京都市の関連団体の職員がした説明なんですけどね)

去年の記事を読み返すと、去年も堀川商店街とうちのマンションのおっさんのことを書いているあたり、吸っている人が自覚的に改善していくというのは難しいんでしょうかね。そうなのかもしれない。いちいち文句なんか付けたくないんだけどね……



そうした中で煙草値上げ

僕が昔吸っていた旧マイルドセブン(現メビウス)は1箱540円になるんですって。


日本たばこ産業(JT)は31日、10月1日のたばこ税増税に合わせ、発売前の商品を含む224銘柄の値上げを財務省に申請したと発表した。値上げ幅は1箱10~100円。認可されれば、主力の「メビウス」(20本入り)は1箱490円から540円となる。

JT、たばこ値上げ申請 「メビウス」は540円に:時事ドットコム


え、1,000円で2箱も買えないの。僕が吸い始めたときは1,000円で5箱変えたような気がするんだけど……すげーなあ。かわいそうだなあという思いもありつつ、まあでもほんと喫煙者の人には申し訳ないけど、正直に言うと「ざまあ」という気持ちが圧倒的でもあるんだよなあ。

最新のデータでは、男性の喫煙率は全年齢で29.0%、最も多い30代で37.4%、40代で37%。職種や環境で偏りはあるんだろうけど、だとしても3人に1人以上は喫煙者っていうのはだいぶ多いなあという印象です。もちろん平成元年には全年齢で55.3%でしたから……それに比べれば半減近い。喫煙を取り巻く環境というのも大きく変わりましたね。いや今、まさに変わっている最中にあると言っても良いか。


現在習慣的に喫煙している者の割合は、17.8%であり、男女別にみると男性 29.0%、女性 8.1%である。この10年間でみると、いずれも有意に減少している。 年齢階級別にみると、30~60歳代男性ではその割合が高く、約3割が習慣的に喫煙している。

最新たばこ情報|統計情報|成人喫煙率(厚生労働省国民健康栄養調査)


そう考えると、タバコを吸える場所の減少はある意味で、公衆電話の減少に近いものがあるのかも知れません。それならそれで社会として自覚的に喫煙出来る場所を確保していくべきだろうなとは思いますし、自治体としてそういうことに出費するのは、喫煙者へのひいきではなく市民全体の健康に資する福祉政策だと思うんですが、なかなか腰が重いですね。それとも、これから変わっていくんでしょうか。期待したいところです。