WordPressへの移行でPCとモバイルのユーザーが逆転してました

「WordPress」へブログを引っ越ししてから概ね1年が経過しました。


ブログの引っ越しが完了しました。【#np2020】 – NOBODY:PLACE


「WordPress」の使用感はかなり良く安定して使えていますが、それ以上に大きな影響はスマホでの表示に対応したことです(レスポンシブ対応)。今までのブログをスマホから見ると文字がものすごく小さくて読めない、リンクも小さすぎて押せないという状況だったのが、画面サイズに合わせて読みやすくなったかなと思います。

僕がやったことは、元になったテンプレート「UnderStrap」にデザインを載せただけなので、いやあほんとに「UnderStrap」を開発してくれたHolger始め開発チームのみなさんには感謝しかありません。最高。



どれくらい変わったのか

これはもうグラフを見た方がわかりやすいと思います。こんな感じ。





2019年8月まではデスクトップPCからのアクセスがモバイルアクセスの約1.5倍あったのですが、移行翌月には早くも同数になり、2020年3月にはモバイルの方が明らかに上回りました。今現在はモバイルからのアクセスが約30%多くなっています。あら、そうなのか。すぐに逆転するのではなく、移行後半年経って逆転するあたりがなかなか興味深いですね。アクセスには多分にその人の習慣もあると思うので(職場のPCから昼休みに見るとか)、PCから見ていた人があるときからモバイルに移行する(もしくはその逆)ということはそう多くはないと思うんですけど、僕個人で言えば、スマホでFacebookやInstagramをだらだら見ていて、流れてきた記事をその流れでスマホで読むということはあるので、そうした流れで認知が進んだってことはあるのかなと思います。


まじめにコンサルタントでもやるなら、ユーザー傾向の変化に伴うよく見られる記事の傾向なんかを分析し今後の更新に役立てるとか、掲載される広告のクリック傾向を分析して表示場所や表示方法を調整するみたいなことをすれば良いんでしょうけど、まあね、そんなの面倒くさいじゃないですか。分析したところでそこまで頑張ってブログ記事書くことも出来ませんしね。ただ改めて、世の中のwebトラフィックに占めるスマホの割合って大きいんだなとは思いました。多様な環境に合わせて柔軟に対応していくってのは、現代に課せられた割と基本的な課題ってことなんでしょうけれど(社会の様々な場面において)、それでもことwebに関して言えば、昔のブラウザの種類やエンジンやバージョンに「多様性」があった時代に比べれば随分楽ですし、このぐらいならやって当然なのかも知れませんね。改めてやって良かったです。