今年の夏は暑いのか【2020年夏】 – NOBODY:PLACE
最高気温
最高気温のグラフを見てみて明らかなのは、2018年の7月がえげつなく暑かったこと。平年値と最大で7℃の差があります。
一方で2013年は概ね平年値で推移していますが、7月上旬、8月中旬と一夏に2回、非常に暑い時期があったのが特徴的です。特に8月中旬の暑さは今年に匹敵する暑さであり、夏全体を通してみると今年よりもずっときつい夏だったと言えそうです。
最低気温
一方で、今年は最低気温の高さが話題になりました。僕がいつも走っている深夜0時前後であっても気温が30℃前後から下がらず、非常に走りづらい日が続きました。1日の最低気温はだいたいにおいて早朝4時から6時頃に記録されますので、最低気温を追うと深夜0時頃がどうであったかと言うのも大体わかりますし、夜どれぐらい寝苦しかったかもわかります。
で、グラフを見てみると、最低気温って言うのは最高気温に比べて平年値から大きく離れることが少ないんですね。多少の上下はあるけれど大体平年と同じように推移しています。ただし2013年の8月中旬、2018年の7月と8月下旬、今年の8月上旬はそれぞれ平年値を大きく上回る数字になっていて、その時期の夜がかなり寝苦しかったことが想像出来ます。我が家でエアコンの購入を検討し始めたのが2018年の7月と8月下旬だった(実際に購入したのは翌2019年の8月)ので、グラフに大体合致してますね。相当堪えたということなんでしょう。今年の8月中旬もそれと同程度にしんどかったのは、グラフの通り。無事やり過ごせて良かったです。
意外なのは2013年の7月。最高気温は非常に高くなっているものの、最低気温はさほどです。どの年も7月上旬の最低気温はあまり上がらない傾向がある様子。最低気温というのは、夏の間、晴れが続いて熱が蓄積されて行くにつれ上がっていくものなのかも知れません。そう考えると、エアコンが大量にあり、地面がアスファルトで覆われている都市部では上がりやすいのかなと思えますが(ヒートアイランド現象、ある意味でもっとも実感できる地球温暖化)、逆に言えば山間部はもう少し最高気温と最低気温の差が大きく過ごしやすいのかも。