前回の結論としては自家製経口補水液を作るか、普通の水に梅酢やレモン果汁を加えてフレーバー&ミネラル補給にするということになりました。
熱中症回避のためには何を飲むべきなんだ問題 – NOBODY:PLACE
実際これは飲みやすい上に効果があったんですが、ミネラルを豊富に含みつつもう少し飲みやすい飲み物ってないのかなと思って調べたら身近にそういう最適な飲み物がありましたよ。それが、トマトジュースです。
トマトジュースにはビタミン、ミネラルがバランス良く含まれている
カゴメの食塩無添加トマトジュース1杯(200ml)には、ナトリウムが23mg、カリウムが600mg含まれています。熱中症対策として必要なナトリウムの量は100mlあたり40~80mgとのことなのでトマトジュースだけでは少し足りませんが、その分カリウムが十分に含まれています。カリウムは日々の食事で十分な量が摂取出来ていると考えられる反面、飲料で素早く回復することは難しいので、そういう面でトマトジュースは役に立ちそうです。実際にカフェ営業中のキッチンで汗を大量にかいたあとにトマトジュースを飲むことで、疲労の回復を感じました。浄水をいくら飲んでもぼんやりした感じが取れなかったのが、トマトジュースでしゃきっと。
「トマトジュースは熱中症予防になる」と書いている記事はいくつも見つかるものの、その科学的根拠をきちんと挙げているサイトは見当たらなかったので、もしかするとプロモーションレベルの話なのかも知れません。僕の経験も単に気持ちの問題かも知れませんが、水分とミネラル(ついでにビタミンやリコピンも)を効果的に摂取出来、味の面で飽き防止にもなることを考えるとトマトジュースを飲み物のサイクルに入れるのは効果的かなと思います。
ちなみにカリウムが多く含まれる食品には、スイカ、バナナなどがあります。さすがですね。
というわけで、トマトジュースを常備しています。
最近は仕事に合わせて、ドリップした珈琲を冷やしたアイスコーヒー、水出し緑茶、煮出して冷やしたアイスティ(ここまで全部カフェイン飲料)、梅酢やレモン果汁のフレーバーウォーターまたは炭酸水、牛乳などを用意して水分補給に努めていますが、それに加えてトマトジュースを常備することにしました。朝晩に1杯ずつ飲むことで、予防とリカバリーが期待出来る……はずです。今の酷暑も続いてあと2週間ほど(希望)。
何とか乗り切りましょうー。
参考
ミネラル(多量ミネラル)(PDF:1208KB) – 厚生労働省手軽に熱中症対策。医師がすすめるトマトジュースのちょい足しアレンジ | ライフハッカー[日本版]
熱中症対策にトマトジュース、もはや常識!? 売上7倍のメーカーも: J-CAST ニュース【全文表示】
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