急いでいるという事情はあるんでしょうが、
- 車道を逆走する
- 歩道を猛スピードで走行する
- 幅2メートル程度の路地を猛スピードで走行する
- 無灯火で上3つを行う
- スマホを凝視しながら運転する
といったことが頻繁にありまして、そりゃ苦情も出るよなと。車と接触すれば配送員自身が危ないし、歩道を走れば歩行者が危ないし。
その当時はUberから指導が入り、配送員の人たちの交通マナーが向上し、それほど目に付くことはなくなったと記憶しているのですが、このところの新型コロナウィルスの影響で配送員が急増した結果、また同じようなことが起き始めました。
新型コロナウイルスの影響で食事宅配サービス「ウーバーイーツ」の需要が伸びる中、配達員の自転車やバイクが絡む事故への懸念が高まっている。東京都内では配達員が車に衝突して死亡したほか、京都市内では「猛スピードで走行して怖い」などと住民から苦情が上がる。ウーバー社は配達員と雇用関係を結んでおらず、安全運転の指導が不足していることが背景にありそうだ。
ウーバー宅配「猛スピードで怖い」と苦情 コロナで急増、都内で死亡事故も 警察が安全指導|社会|地域のニュース|京都新聞
いやあ、これ前と全く同じですよね。配送員は個人事業主だし指導はするけどUberには責任はないってのも一緒。最近は自転車だけでなく原付で配送する人も増えてきて、これを書いている30分ぐらい前にも、一方通行を逆走して飲食店に向かう原付に遭遇したばかりです。彼は狭い路地にでかい原付を鍵つけたまま路駐して、ビル2階の店に入っていきました。鍵抜いてどっかに投げたろかと思いましたよ。
道交法は営業車を一定数保有する企業に対して「安全運転管理者」を選任し、社員教育するよう求めているが、府警によると、ウーバー社にはこの法的義務が適用されないという。同社は配達員を「パートナー」と位置付け、個人事業主に業務委託する形態を取っているためだ。
ウーバー宅配「猛スピードで怖い」と苦情 コロナで急増、都内で死亡事故も 警察が安全指導|社会|地域のニュース|京都新聞
4月から配達員を始めた左京区の男子大学生(21)は「コロナの影響でウーバーの事務所が閉鎖され、ネットで登録手続きをした。交通マナーは、交差点での安全確認など一般的な注意点がメールで届いただけ」と明かす。
なんですかね、Uber Eatsに新人が入るたびに、市民が目を光らせて交通ルールを指導せなあかんのですか。調子に乗りがちな大学生が、ペライチの安全確認なんて守るわけがないじゃん。現行法規で改善させることが難しいのはわかるけれど、法改正してでも対策した方がいいんじゃないのかなと思います。Uber Eatsの持続的な経営のためにも。