【ランニング】これまでの走行距離とトレーニングの「ベース」について

ランニング自体は最初のiPhoneを買った2010年8月ぐらいから断続的にしていたのですけど、当初はダイエットすることが目的であって走ること自体にはあまり興味ありませんでした。手軽にやれる運動がたまたまランニングだったというだけです。当時の記録を見ると10km走って平均ペースが7分28秒/kmとなっていて、隔世の感を感じます。今そのペースで走るの、逆にしんどいかも。



変化の契機は「京都マラソン2017」

変化の契機になったのは2017年2月に走った「京都マラソン2017」。ほとんど準備することなく走った2回目のフルマラソンでタイムは4時間41分16秒でしたが、そのころから「なんとか4時間を切りたい」と思うようになりました。といっても習慣がないためにしばらくはあまり走りませんでしたが、秋以降、翌年の「京都マラソン2018」に向けてトレーニングを始め、それが現在に続くランニングの始まりになります。僕のランニングは実質的に2017年10月に始まったんですね。今でちょうど2年半。それから今までの走行距離の推移がこちら。




2018年4月に脳動脈の病気で一時的に停止したものの、その後は毎月コンスタントに150km前後走ってきました。グラフを見ると一番走っていたのは2019年前半でその後減っているように見えますが、2019年夏は天候不順で走れない日が多かったせい、秋は神戸マラソン直前に足を痛めて数週間休んだせいですね。最近は無理なく走れる距離が伸びてきた感じがあって、コンスタントに200km前後走れるようになってきました。徐々に取り入れて行っているロング走(20kmLSDと30km走)が予定の半分でも消化できれば、250kmぐらいまで伸ばせる感じ。



僕に必要なのはトレーニングできるベース

結局、距離を踏めるかどうかは、無理せずそうできるベースがあるかどうかということなんですよね。無理して走行距離を増やしても故障してしまうだけだし、その時の自分に合った走り方、距離の踏み方というのがあると。そういう意味でいうと、頑張ろうと思ったときに限って怪我をしてしまっていた僕は、分不相応な頑張り方をしてしまっていたと言うことでもあります。まだそれだけの距離を走る準備が出来ていなかった。タイムによる単純な成長の話ではなくて、そのタイムを作るためのトレーニング、それをするベースの部分の話。足を作るってそういうところなんだろうなあと今さら思っています。

少し前にモチベーションが下がっている話を書きました。走ること自体あんまり乗り気ではなかったし、長い距離を走るのはもっと面倒くさくて、負荷の少ないメニューや短い距離のメニューに置き換えていたんですが、それから発想を転換してしんどくないメニューとしてペースを大幅に落としたら無理なく走れるようになってきました。タイムの短縮にはならないかも知れませんが、トレーニングのベースを作ると言う意味では今のゆっくりペース(6分30秒/km前後)で一定以上の距離を走るというメニューは怪我の功名ということになるかも。長い距離を走るということに心身ともになれていけばコンディションも上がってくるでしょうし、そうなれば自然にペースも上がってくるんじゃないかな。少なくとも放って置いてもテンション上がってしまう夏までには、もう少しベースを鍛えておきたい。そんな感じです。



こぼれ落ちてしまった「17秒」を拾いに

「フルマラソン4時間切り」という目標は先日の京都木津川マラソンでほぼ達成できていますが(ネットタイムで4時間0分17秒)、でも、マラソンにおける「17秒」ってそんなに小さくないですよね。4時間切りを目標にしていて17秒こぼれたんならそれはやっぱり達成できてないわけで、道中のどこかに理由が落ちているはずです。今度こそすっきり「サブ4達成しました!」と言えるように。

少しずつ頑張ろう。