今年も旅立ちの季節がやってきましてね

勇者のイラスト
毎年のことなんですけど、今年も最近何年間か付き合いがあった大学生たちが就職して京都を離れるそんな季節がやってきました。今いる職場の大学生たちとは深い付き合いはないので(まだ4ヶ月だしね)それほど思い入れはないけれど、以前いた店の大学生たち、特に厨房で一緒に働いていたやつらは4年以上の長い付き合いだったやつもいるので、まあちょっと思い入れが。毎年そんなことではやっていけないんですけどね。店の送別会は内々で行われるので行きませんでしたが、後日京都を出る前に卒業生と飲む機会を作ることが出来たので、行ってきました。


初めて会ったときは19とかだったのに、みんな大人になったなあ。今年は5人、2人は東京へ、1人は資格取得のために専門学校へ、2人は研修を経て配属先へ。今年の卒業生以外でも勤務地が変わったり、結婚したり、恋人と住むために関東に移住したり、生活が変わっていく若者が多くて自分はもう25年ぐらい本拠地を動かさない生活をしているので、新しい場所に行くというのがとても新鮮で羨ましい。



とにかく元気でいてくれれば

毎年書いてると思うけれど、とにかく楽しく幸せに生きていてくれればと思うだけなんですよ。男だったらサシで「飲みに行くかー」というのもしやすいけど、多分、女の子は卒業したらほとんどの子がもう2度と会わないと思うんですよね。この間の飲み会で終電で帰った彼女らは別れ際にした挨拶が一生で最後の挨拶で、この次に会うことは多分もうない。結婚した女の子やこれから結婚する女の子にも、もう2度と会わなくて、何年か前になんかの飲み会で会ったのが最後になるんでしょう。

男だってSNSで読んで近況を知ってるような気はしてるけど、僕は東京に行かないし、多分2度と会わないヤツがほとんど。「一期一会」まで突き詰めて考えようとは思わないけれど、まあだからさ、関係性に執着はなくてさ、みんな元気で幸せに生きてくれればと思うんです。特に女の子とかどんな子でも「彼氏が出来ました」「結婚しました」「子供出来ました」みたいのを見掛けると、心の底から「良かったねえ」と思うもんな。お父さんか。まあ、そういうところある。子供がいないから余計にそうなのかもね。



チュートリアル終了

学生の頃は学校での生活が人生のすべてのような気がするけれど、社会人になったら「ここから人生始まるのか」って思うぐらい出来ることが増える。RPGでチュートリアルが終わって、広大なフィールドに放り出された瞬間みたいな感じに近い。大変なこともあるだろうけど、絶対楽しいんで、ぜひ楽しんで生きていって欲しいと思う。そうじゃないと生きてる価値がないってもんさー。がんばってね。