今までいた店では、忙しい時だろうとなんだろうと厨房スタッフが合間を見て洗いものをするというのが一般的だったので、それ専門にするそれだけしかしないスタッフがいるというのを知って軽く衝撃でした。彼女の人曰く若い頃にバイトしていた料亭にもいたってことなので、僕が知らなかっただけで一定以上規模の飲食店では一般的なんでしょうね。洗いものがこないうちはどんなに厨房が追われてても何もせずに雑談しているし(注文と洗いものには時差があるから仕方ない)、くっそ追われているところへ平気で洗いものを持ってくるし、めちゃめちゃに追われて全力でパスタをソースと和えている社員のそばに寄っていってインカムで話す内容のリクエストをしてくるし(実行してくれるまでしつこく言う、だからそこ邪魔だって)、いやもうほんとに洗いものだけに命賭けて仕事してるんだなと。プロだなあ(棒)
正直「うーん、このおばちゃん要るかな?」と思ったけど、この女性がいて安定して入ってくれるから大学生バイトを1人増やす必要もなく、キッチン作業が安定しているんでしょう。確かに楽は楽。ただ独特の言い回しに対する不快感を差し引いてもちょっともにょる部分があって、なんだろうな?と思ってたんだけど、もしかすると汚れ仕事を人に投げることに自分が慣れてなくてナイーブなのかもしれない。そんなこと思いながら、1日働いてました。現実的にはまあうん、そういう人はいるよな。デカい職場なら特にね。ただ現実的にはそのおばちゃんがいない時間帯、忙しかったときでも厨房は十分に回っていた(それだけ人員に余裕がある)ので、本当は要らないんだろうなあ。人件費はじめそんなに厳しくコスト管理する必要がない店なんでしょうね。金あるとこは違うなあ。