「原付ベトナム縦断1,800km」が感動巨編だったとすれば、この「原付日本列島制覇」はもうただただ全編にわたって面白い。「歳取ってこなれてつまんなくなった」なんてことはまったくない、絶好調な4人が最高に面白い。オンラインショップには嬉野Dの紹介文が載っています。
夜は酒に酔ったディレクターと2人で意味のわからない張り手の応酬!挙句に酔いが回って腹鼓でその場を締めるていたらく。 「文久三年!嘉永六年!」「黒船襲来!」と雄叫びが耳をつんざき! ディレクターが思いつきで載せたマルシンと呼ばれる14kgもあるそば屋の出前機にミスター鈴井貴之氏は毎日苦しめられて疲労困憊。 すっかり追い詰められて鈴井貴之氏はある晩、ある挑戦を受け死に物狂いとなり、禁じ手とされる赤福の餅を飲もうとして喉に詰まらせ、命の危険を感じて、慌てて水を飲むが、水は鈴井貴之氏の鼻から垂れてしまう。かくて捨て身の鈴井貴之氏は不本意ながらも水曜どうでしょうの火薬庫としての本領を発揮してしまい「原付日本列島制覇」を長くファンの記憶に残る傑作としてしまいます。
水曜どうでしょう第29弾DVD「原付日本列島制覇」 | HTBオンラインショップ
これを読むだけでも面白いけれど、これでもごく一部。水曜どうでしょうの過去作全部ひっくるめてもかなりの名作に位置づけられるんじゃないかと個人的には思っています。ほんとにこの番組は企画ではなくて人なんだよなと強く印象づけられたシリーズでした。
予約開始は来週の今日。忘れずに予約しないと……!!