「macOS 10.15 Catalina」にして困ったこと/困っていること

「macOS 10.15 Catalina」の更新が存外にデカいらしくて、少ないながらも僕もちょっと困ってるのでメモがてら。



最近のOSのアップデートはセキュリティ上の重要なアップデートを含んでいることが多く、また様々なクラウドサービスや、iPhone、iPadなどとの連携の都合上、弊誌としては常にすべてのデバイスで最新の状態を維持することをお勧めするのだが、今回のmacOS 10.15 Catalinaについては少し条件が違う。

新しいMacのOSは、ちょっと影響がデカイので注意【macOS 10.15 Catalina】 | flick! | FUNQ [ ファンク ]



接続したiPhone内の音楽をミュージックで再生できない

いまだにどうしたらいいかわからない。もちろん使用しているmacが母艦だという人は、iPhoneとmac上のミュージックリブラリが同期されている、またはmac上のミュージックライブラリの一部がiPhone上に同期されているだろうから、特に問題はないと思うけれど僕の場合は母艦は自宅WindowsのiTunes。それでも今までは、


  1. 職場のmac miniにiPhoneを接続
  2. mac上のiTunesを起動してiPhoneを指定
  3. iPhone上のミュージックライブラリを読み込んで再生
  4. macに接続したBluetoothイヤフォンで聞く

といったことが出来ていたんだけど、アップデート後はiPhoneを指定しても「3」のミュージックライブラリを読み込むことが出来ない。同期しろと言われる。


容量には余裕があるので同期するのは簡単なんだけど、かなり以前、似たようなシチュエーションで同期したら、当時使用していたiMac上のライブラリがそのままiPhoneに上書きされて、iPhone上の音楽ファイルが全削除されると言うことがあった。家に帰って母艦から再同期すれば直るんで良いんだけど、あれ以来、母艦以外と同期するのは怖い……

仕事するのにBGMは欠かせず、普段はニコニコ動画なりYouTubeなりの音楽系プレイリストを再生しっぱなしにしてるので良いんだけど、iPhoneの音楽ファイルを聞いているときもたまにあるので……ってまあ、どうしても聞きたかったら、イヤホンをiPhoneに繋げば良いだけか。まあね。ただこれと関連してるのかどうなのか、PCDJがmac上のiTunesファイルをDJソフトに読み込んでたのが出来なくなったって話もあるらしいんで、ちょっと大変。みんなどうすんのかな。


ではなぜ困っているかというと、従来のiTunesではそのiTunesライブラリというやつをですね、Traktor DJ、Serato DJ、rekordboxといった有名DJソフトと同期させることが可能でした。そのため多くのDJは、iTunes内でプレイリストを作り、それをDJソフトにエクスポートした上でDJプレイを行うわけなのですが、最新の「ミュージック」ではそれがこれまでのiTunesとは違う仕様になったため、不可能になってしまいました。

DJとDTMerを誘う甘い罠、それが最新Mac OS「Catalina」でございますという話 – letter music



メモ帳のフォントサイズが小さすぎる

フォントが変わった?サイズだけ?よくわからないけどすごい見にくくなって困ってて、メモ帳のデフォルトフォントを変える方法とかさがしてたんだけど、そんなことしなくてもメモ帳のフォントサイズを変更してやれば良いだけだった。

メモ >  環境設定 > デフォルトのテキストサイズ

年取ったせいか、細かい文字はだんだんしんどくなってきていてのう。昔はくっそ細かいフォントを自作して(ドット絵)バナーとかボタンとか作っていたもんじゃが。



しばらく様子見するのも手ではある

僕は職場でしか使っていないし、使っているアプリケーションも限定的なのでそれほど大きな影響は出ていないけれど、がっつりmacでいろんなことやってる人は大変だろうなあ。Apple Mail内のメールが消えたという報告もあるし(恐ろしい)、メモとか写真とかわりと頻繁に使う系のアプリケーションでも仕様変更がなされてて、しばらくは違和感が続くんじゃないかなあと思います。設定でCatalinaに更新しないことも出来るらしいので、まだ更新したくないという人は設定してもいいかもしれない(自己責任でどうぞ)けれど、でもそのうち更新した方が良いんでしょうね。セキュリティ的な意味でも。