映画「ザ・ファブル」が予想以上に面白かった件




安田顕の熱狂的なファンである彼女の人に誘われて映画「ザ・ファブル」を見てきました。僕も安田顕は好きですが彼女の人ほどではないのと、原作であるコミック版の「ザ・ファブル」が好きなので、その実写ってどうなんだろう(実写って上手く行かない確率の方が高いよね)、そもそもファブルこと佐藤アキラ役を岡田准一ってイケメン過ぎない?大丈夫?っていう不安があって、期待と不安は3対7ぐらいだったんですけど、実際見てみたらいやいや意外や意外、面白かったです。特に岡田准一がすごかった。




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ファブルといえば、無表情、風変わりなリアクション、超絶アクションなどが特徴ですが、そのどれもを岡田准一が忠実に再現、アクションに関して言えば忠実以上のクオリティで表現していて格好良すぎました。原作知らない人が見たら、ファブルの表情や行動は「変」以上の感想にはならないかも知れないけれど、原作を知っていると「おおお」って感じ。マンガの中でさえ奇特に見えるファブルの様々な言動が、これなら社会と接点持てるなあという「正解」のように見えました。



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あとね、佐藤ヨウコ役である木村文乃さんが、これまたヨウコまんまで。こっちは演技も良かったけれどそれ以上にビジュアルの勝利かなあ。原作内屈指のギャグ的盛り上がりである「行きつけのバーで弱い女の振りをしてダメな男に酒飲ませて潰す」シーンが、カット気味ではありつつもちゃんと描かれてて笑えました。良い表情するんだこれがまた。マスター役である六角精児のこれまた原作に忠実なあきれ顔を遠景に置きつつのヨウコの「暇つぶし」がもう良かった。これが連続ドラマなら、これで1週作れるぐらいのシーンですよね。どうせならあれだ、河合くんが潰れてヨウコがタクシー呼んでマスターがツッコむところまでやって欲しかった。本編と何の関係もないシーンだから尺取れなかったのかも知れないけど、あれはかなりの名台詞だと思うんだよなあ。



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そして最後に安田顕。原作の海老原はヤクザの若頭で、パンチパーマにあごひげ、腹の出たわかりやすいおっさんであり、それがあの渋い年配ヤクザになっていて格好良すぎるだろうと。原作の怖くて悪いおっさんだけど憎めないとこもあるみたいなのが、渋味に偏り過ぎてんじゃねーかって思いましたが、逆にこれは原作は置いといて映画の中でのポジション的にはありって感じかなあと。そういう感じだからこそ小島は慕ったのだろうし、その海老原だからこそ最後の決断が光るし。格好良すぎる砂川とか、同じく格好良すぎる小島とか、妙に人間くさいボスとか、「会社」とか、原作から離れざるを得なかった部分を最後に安田顕がバランス取ってる感じかなあ。さすがの存在感でございました。



あー面白かった。原作的にはこの後の展開も面白いんで、出来ればこのメンバーで続編作って欲しいところなんだけど、どうかなあ。僕らが行った回は遅い時間ってのもあったけどお客さんが20人ぐらいしかいなくて、興行収入苦しいのかも……内容も原作ファンは喜ぶけどそうじゃなかったら「?」って感じだし、続編は厳しいかなあ……映画がダメならVシネマとかで……いやVシネマの予算でこのキャストは無理か……松竹さん日テレさんなんとか頑張ってください。


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