【レビュー】「CW-X メンズ ランニンググローブ HYO526」で冬の夜ランも大丈夫

冬走るときは手袋の着用が必要です。走り始めて20分後ぐらいなら体が温まってきて指先もそれほど寒くないんですが、それ以上になるとだんだん冷たくなってきて体力を奪われます。走ってるときの手ってのは基本的に動かないので、温めようもないんですよね。つらい。僕は長年、普段使わなくなった毛糸の手袋を着用して走っていたのですが、毛糸の手袋は割とスキマがあって実は寒いし、その上親指がほつれて穴が空いてしまったので、そろそろ買わねばなあと思って探していたところ、このランニンググローブに当たりました。





ランニンググローブにも色んなタイプがありますが、これは防寒というよりもUVカットや放風、手の保護を主目的にした薄手のタイプ。なので厳寒地での使用には向きませんが、幸い京都なら真冬の深夜でも0℃くらいまでしか下がらないので、これで十分です。着用後15分ぐらいまでは少し寒さを感じるけれど、その後は走りきるまで温度を保つことができます。正直最初は「頼りないな」と思ったのですが、風が直接当たるのを避けられると言うだけで随分と保温できるもんですね。20km程度走ってみましたが汗で蒸れると言うこともなく、サラッとした手触りが持続してとても快適でした。

親指・人差し指・中指には指だし穴が空いているので、暑く感じられてきたときには指を出して調節するということも出来ますし、薄手でかさばらないから、脱いでしまうというのもいいかもしれません。





ちなみにこの指だし穴は一応スマホ対応として空けられているもの。「スマホ対応だったら指出さなくても素材で何とかなるんじゃないの」と思うところですけど、実際手袋はめてスマホ触ってみると、指紋認証が出来ないことに気付くんですよね。確かにタップやスワイプは問題なく出来るんですけどね。走ってるときは極力スマホは触らないようにしている(音楽再生の母艦としてのみ使用)のですが、それでも時折触る必要が生じることがあり、その時いちいちパスワードをタップしてられない……と思っていたので、パッと指出してパッと指紋認証出来るのは地味だけどありがたい。



厳寒地での使用を想定している方は、より防寒性の高い手袋を使用するか、この手袋のうえに厚手の手袋を着用するかした方が良いかなと思いますが、それほどでもない地域のでの使用、もしくは真冬以外の季節であればかなり快適に使えるんじゃないかなーと思います。まだ2週間ほど使っただけですが、かなり気に入ってます。良い。