↑これです。
街でよく見掛けるアレ。配達とかでよく使われていますよね。京都の街中は飲食店も多いし、この車がかなりの数走っています。だけどこの車をなんて呼んで良いのかよくわからない……店のスタッフは慣例的に「軽トラ」と呼んでましたが、軽トラってのはトラックなわけでこういうやつのことですよね?
荷台があるやつ。確かにフレームは同じっぽいけど、軽トラじゃないですよねえ。。
そう思いながら人気あるっぽい車種スズキ「エブリイ」のページを見ていたら、こんな記述が。
軽キャブバンNo.1※1の荷室サイズ※2(長さ・幅・高さ)で、毎日の仕事をサポート。
あ、これだ!
というわけで判明、この車種は「軽キャブバン」もしくは単に「軽バン」と呼ぶらしいです。
「軽商用バン」「軽商用車」とか呼ぶこともあり。
「軽キャブバン」の「キャブ」ってなんだろうと思ったら、「キャブオーバー」の略。
先ほど画像をお借りしたページから引用します。
軽バンおすすめ5選|燃費や中古車相場を徹底比較|自動車購入ノウハウ【オートックワン】
軽乗用車のスーパーハイトワゴンはエンジンを運転席より前に搭載し、フロントタイヤを駆動させるFF(フロントエンジン フロントドライブ)の駆動方式を採用しています。一方の軽バンは、エンジンを運転席の下にレイアウトするキャブオーバー、もしくはリアシート下に搭載するミッドシップを採用、後輪を駆動させるFR(フロントエンジン リアドライブ)もしくはMR(ミッドシップエンジン。リアドライブ)という駆動方式が採用されています。どうして、このようなエンジンレイアウトを採用しているのかというと、広い室内空間を確保するためと、取り回しやすさなどの機動性を高めることを重視しているからです。
なるほど軽バンはFRだったのか。
軽バンおすすめ5選|燃費や中古車相場を徹底比較|自動車購入ノウハウ【オートックワン】
かつての軽バンは税金で優遇されていたこともあり、スズキ、ダイハツ、スバル、三菱など、軽バンをラインアップしていたメーカーは多く、各社がそれぞれオリジナルの軽バンを販売していました。しかし、現在では自社で開発、販売までを行っているのはホンダ アクティバン、スズキ エブリイ、ダイハツ ハイゼットの3モデルだけです。その他、各メーカーはスズキやダイハツからOEM供給してもらい、自社の車として販売しています。
スズキ エブリイは日産 NV100 クリッパー、三菱 タウンボックス、マツダ スクラムとして販売中で、ダイハツ ハイゼットはトヨタ ピクシスバン、スバル サンバーバンとして販売されています。
あー。どおりで似た形だけどメーカーやブランドが違う車がたくさんあると思った。3社だけなんですね。
軽バンおすすめ5選|燃費や中古車相場を徹底比較|自動車購入ノウハウ【オートックワン】
軽バンは日本に特化して販売されている軽自動車のため、自社で開発までを手掛けるのは厳しくなってきましたが、日本独自のモデルだからこそ、世界から注目も集めています。
660ccという小排気量エンジンを搭載する商用車にもかかわらず、電動パワステや自動変速機そしてエアコンまでを装備するのは他国では類を見ないものとなっており、一部新興国へ積極的に中古車として輸出されるようになっています。
え、日本独自の車種なのこれ。
いわれてみれば会社でこんな無骨な車種ってないなあ……悪く言えばガラパゴスってことになるんだろうけど、これだけたくさんの人が利用しているってことは、それだけ価値と意義のある特化なんだろうなという感じ。
勉強になりました。オートックワンさんありがとうございました。
すっきりした!
ちなみに
新車はオプションなど仕様によって変わってきますが大体、100万~180万くらい。中古車の相場は50万~100万くらい。
(スズキエブリイの場合)
安いなー。
商用車として愛用されるのもわかる気がしますね。荷台広いしね。