そもそもローテーションバナー自体が好まれていない。
ざっくり調べては見たのですが、共通の知見とか、最適だと言われている基準だとかはあまり見つかりませんでした。あっても「3秒だと短いし10秒だと静止バナーに勘違いされてしまうから5秒程度で」というくらいの基準でしかなく、特に検証されたデータもありませんでした。ただ、調べて確かにわかることもありました。それは、ローテーションバナーがあまり好まれていないということです。ユーザーはローテーションバナーを自然と無視する傾向にあり、クリック率を計測してみると、普通の静止バナーに比べてクリック率が大きく落ちるとのこと。
ローテーションバナーは”悪”なのか? ローテーションバナーを使うべきでない3つの理由 | 海外SEO情報ブログ
ローテーションバナーは効果があるのか? | 南紀熊野ウェブサービス(大阪、新宮市)
ベストは、アピールポイントを1つに絞り込むことですが、アピールしたいことが複数あったり、表示領域が限られていてそれが難しい場合には、遷移時間を長めにとってきちんと目に止まるようにすべきでしょう。先に「静止バナーに勘違いされてしまう」と書きましたが、むしろそれくらいでないと意識してもらえないのではないかと。
ローテーションバナーをやめるべきとはまでは思いませんが(使える領域が限られていますし)、余裕を持って見せつつ、1枚目に何を表示するかをマメに調整することで、クリック率を上げるように工夫していく必要はあるかなと思います。