前回外国為替相場のブログ記事を書いたのが3/6で、それから1ヶ月半。1ドル120円台だった相場は、目を離した隙に円はどんどん円安になっていって、ついに124円台に突入してしまいました……という状況だと解りやすいんですけど実際は全然違って、グラフを見ればわかる通り、ほんの2週間前までは120円を挟んで上がったり下がったりだったのがここ1週間ほどで一気に円安が進みました。
一時1ドル124円台前半 12年半ぶり円安水準 NHKニュース
28日の東京外国為替市場は、アメリカの景気の先行きに対する期待からドルを買って円を売る動きが出て、円相場は一時、1ドル124円台前半まで値下がりし、およそ12年半ぶりの円安ドル高の水準となりました。
円相場は27日のニューヨーク市場で一時、1ドル=124円9銭まで値下がりしましたが、28日の東京市場でもアメリカの景気の先行きに対する期待を背景に、アメリカの中央銀行、FRB=連邦準備制度理事会が年内にも利上げするのではないかという見方から、高い金利が得られるドルを買う動きが続いています。
超簡単に言うと、
- アメリカが利上げする(日本はゼロ金利のまま)
- 政策金利の差が広がる
- 円を売ってドルを買う動きが強まる
- 円安ドル高
となる……というか、そうなることを多くの人が期待しているのでこういう相場になっていると言うことでしょうか。たぶん。これ以上円安になっても燃料費が高騰するなどデメリットが増えるだけなのでそろそろ勘弁して欲しいんですけど、そう都合良く行けるわけじゃないしなあ……
韓国企業が「円安」に悲鳴!・・・長期化に「もう限界!」=韓国華字メディア (サーチナ) – Yahoo!ニュース
韓国の通貨ウォンの対円レートについて2014年10月以降は「100円=1000ウォンを超えたことがない」とし、4月29日には100円=896ウォンとなり、約7年ぶりに100円=900ウォンを下回ったと紹介。鉄鋼や半導体など、韓国はさまざまな産業で日本と競合関係にあるとし、韓国では多くの企業から「もう限界」との悲鳴が聞こえてくると報じた。
韓国も大変そうですけど、頑張ってください。ダメそうだけど。まあ正直、中国に貢げば生き延びられると思うんで、AIBBを通して貢献するなどして庇護してもらえば良いと思います。
ユーロ円/ポンド円
こちらも円安に動いているものの、ドル円ほどは強烈な値動きになっていません。
それにしても。
日本が利上げ出来るのはいつになるんでしょうね……円安だっていつまでも日本に有利なわけじゃないですからねえ……