毎日走ってるのは別にマラソンを走るためでは無くて

『メトロ大學:秋』2時限目


毎日走ってます。雨が降るとか、どこかへお出掛けしたとか、そういう日には走れませんが、それ以外はなるべく走るようにしています。捻挫した足がようやく完治した(結局半年くらいかかった)というのもあるし、暑くてテンション上がるからと言うのもあります。やっぱり冬は走る気になんてなりませんよ、寒くて。

んで、毎日走ってます、というと必ず「マラソンに出るの?」と言われるのですが、実際問題として僕、マラソンの完走を目標に走ってるわけでは無いんですよね。もちろんマラソンは出たいし、完走したいし、完走した上で4時間切れるようになりたいと思っていますけど、でもそれは走り続けるモチベーションのための目標であって走るための目標では無いのです。

走るための本当の目標は……トレーニング。これ、10年前から変わってなくてですね、長い距離を走るためのトレーニングでは無くて、自転車でコンスタントに距離稼いでいけるためのトレーニングです。そのために最低限の心肺機能を鍛えておきたいってのがまあ、目的です。自分の自転車手放してしまってからもう6年くらい経つんですけど。いつかはまた自転車を揃えて、1週間くらいのスケジュールで旅行に出掛けたいと思ってるんですよね。

自転車旅行で必要となるのは「1日に300km走れる能力」とか「時速60kmを出せる能力」とかではなくて、「1日100kmをコンスタントに1週間続けられる能力」です。それだけで予定の立て方が変わるし、行ける範囲もだいぶ変わります。それを得るために毎日コンスタントに8kmから10kmくらい走って入念なストレッチをしています(もともと筋肉が固く攣りやすいのです)。つまり、毎日変わらずある程度の負荷を掛け続けられるようになるための練習ということですね。

まあそんなこと言いながら今のところ自転車を買う目途は立っていないし、旅行に出掛けるための(さまざまな)余裕はないし、いつになるかわからないのですけど、やっぱり時間を経ても自分で大事にしてるところってそういうところにあるんだよなと思うのです。


ちなみに1週間あったらどれくらい行けるのか?

自転車で無理なく動いて平均15-20km/hくらい。1日に動ける時間は午前3時間、午後4時間くらいなので、まあ100-150kmくらいが1日に移動出来る上限です。それで考えると1週間あれば片道300kmを往復出来ますし、600km行って電車で帰ってくるなんてことも出来るのですが(要輪行バッグ)、ブランクを考慮しながら行ける範囲を考えると、香川県高松市くらいが良いかな。

まず京都から玉野まで自転車で移動。距離にして250km、2日半くらい。そこからフェリーで高松市へ。2日くらい香川のうどんを堪能したあと、6日目に電車(輪行)で大阪まで移動。最終日、大阪から京都まで自転車で移動。これで1週間を使い切れますな。

ああ、いつかこういう旅行をしたいなあ。ホントに。そのために、走ってます。