「了解しました」「了解いたしました」は尊敬語ではないんだって

大門_了解.jpg

「了解いたしました」って便利ですよね。
「了解」の響きが少し硬くてかしこまった感じに思え、多用しています。


ただこれ「上司やお客様に使うのは失礼」なんだそうです。

目上の人には「了解しました」ではなく「承知しました」 :よりていねいなメール応対テクニック | 書き方ができる人コム
「了解しました」は、いけません – あらんだまおばさんの元気日記

そうだったのか…



どの辺が失礼なのか

かいつまんで言うと、

  • 「了解」は「物事の内容や事情を理解して承認すること」であり敬語を含まない
  • 「しました」「いたしました」には敬語成分があるけどせいぜい丁寧語レベル
  • 正しくは「承知いたしました」「かしこまりました」を使うのが良い

そうかー。
自分で上司に対して使っていながら違和感を感じないあたり僕自身の「敬語」も相当怪しいなあ。


言い訳するなら、

  • 会社の雰囲気がかなり緩い
  • 「承知いたしました」などと書くと逆に皮肉に取られるんじゃないかという感じすらある

ということになろうかと思うんですけど、だからといって曖昧にしているとお客様に対しても使ってしまいそうですよね。単純にお客様に対して失礼であると言うだけでなく、社内の人間なら相手がどんな社員か見えているけど、お客様だと様々なお客様がいて中には言葉遣いに厳格な方もいるだろうということで、敬意を表すところは適切に敬意を表すことが必要だなあと思いました。


…でも、やっぱり、社内メールでいちいち「承知いたしました」って書くの抵抗あるなあ…

しばらくやってみるけど。